赤ちゃんのうんちが赤い!血便の原因は?病気の可能性は?

1. 赤ちゃんのうんちに血が混じることはある?

赤ちゃんのうんちは、ほとんどが黄色がかった色です。

しかし、ごくまれに血が混じる場合があります。

血が混じったうんちが出ると、パパやママは心配になるかと思いますが、特に問題のないケースもあるのです。

まずは落ち着いて、赤ちゃんのうんちの状態を見極める必要があります。

そこで今回は、赤ちゃんのうんちに血が混じっているときの原因や病気との見分け方、対処法についてまとめました。

2. そもそも赤ちゃんのうんちの色は?

健康な赤ちゃんのうんちの色は、どのような色なのでしょうか?

生後数日の赤ちゃん

この頃の赤ちゃんのうんちは、回数も多く色も独特なものです。

羊水が排出される時期

赤ちゃんは、お母さんのお腹にいる間に羊水を飲んでいます。

生後数日の赤ちゃんは、羊水がからだの中に残っている状態です。

何日かかけて、おしっこや便と一緒に羊水を体外に排出します。

うんちの色は?

「胎便」と呼ばれる、濃いタール(黒っぽい色)便が出ます。

これは、羊水が体外に排出されているため、黒っぽい色になります。

産まれて数日経つと、徐々に明るい黄色に変化していきます。

0~1か月の赤ちゃん

母乳やミルクで栄養をとり始める時期です。

うんちの色は?

通常の便の色は黄色です。

緑がかった黄色い便がたまに(1週間に1-2回程度)出ることがありますが、問題はありません。

緑のうんちが出るのはなぜ?

この頃の赤ちゃんのうんちは黄色ですが、これは胆汁が混じっているからです。

胆汁は明るい黄色ですが、胆汁が酸化すると緑がかった色になります。

赤ちゃんのうんちの回数が普段より少なかったり、授乳のときに空気を多く飲みこんだりすると、うんちが腸の中で多く空気に触れて酸化し、緑色になるのです。

生後1~4か月の赤ちゃん

月齢が大きくなるにつれて、胃腸もどんどん発達していきます。

それにともない、腸の蠕動運動も活発になってきます。

うんちの色は?

離乳食が始まるまでの赤ちゃんのうんちは、黄色であることがほとんどです。

特に母乳の赤ちゃんの場合、明るい黄色になります。

うんちの回数が少ない赤ちゃんの場合、ある程度腸に便をためてから出します。

このため、便が酸化して明るい茶色になることがあります。

まだ緑のうんちが出ることも

赤ちゃんによっては、まだ緑のうんちが出る場合もあります。

しかし、赤ちゃんの機嫌が良く、母乳やミルクをよく飲むのであれば問題はありません。

生後5~6か月の赤ちゃん

生後5、6か月になると、離乳食を始める赤ちゃんも多いでしょう。

離乳食を始めると、うんちの状態が変化することもあります。

うんちの色は?

うんちの色はまだ黄色ですが、たまに茶色のうんちが出ることもあります。

食べたものがそのままうんちに出ることも

この頃の赤ちゃんの消化機能はまだ未熟です。

このため、食べたものがそのままうんちの色に反映されることがあります。

例えば、にんじんのペーストを食べた場合、うんちがオレンジ色になることがあります。

この場合、赤ちゃんの機嫌や食欲などをよく観察しましょう。

生後7~12か月の赤ちゃん

離乳食が進んでくる月齢です。

うんちの状態は、離乳食の進み具合や食べるものによってかなり違いが出てきます。

離乳食が進むにつれて、大人と同じような便に近づいてきます。

3. 赤ちゃんのうんちに血が混じっている状態とは?

うんちに血が混じっているといっても、その状態はさまざまです。

少量の鮮血が混じっている

通常のうんちに、少量の鮮血が混じっていることがあります。

少量の鮮血が混じる原因は、以下の通りです。

  • 腸が少し傷ついた
  • 食物アレルギーによるもの
  • 肛門が少し傷ついた

いずれの場合も、2~3日続くようであれば病院を受診しましょう。

腸が少し傷ついた

赤ちゃんの腸はデリケートです。

消化の過程や老廃物が腸を通る過程で、腸が傷ついて出血することがあります。

食物アレルギーによるもの

はじめて食べたものに対し、腸がアレルギー反応を起こして出血する場合があります。

肛門が少し傷ついた

排便の過程で、肛門が傷ついて出血することがあります。

赤ちゃんのうんちに血が混じる原因としては、もっとも多いものです。

赤茶色、赤黒いうんち

赤茶色や赤黒いうんちは、血が混じっていると考えましょう。

4. 病院を受診した方がいい血便は?

基本的に、少量の鮮血が混じっているうんち以外は、病院を受診した方がいいでしょう。

いちごジャムのような血便

いちごジャムのような血便が出た場合は「腸重積」の可能性があります。

腸重積とは、腸の中に腸が入り込んでしまう病気です。

激痛がともなうため、赤ちゃんの機嫌も悪く、食欲もありません。

すぐに病院を受診しましょう。

赤茶色、赤黒いうんち

赤茶色や赤黒いうんちが続く場合は、胃や十二指腸潰瘍の可能性があります。

特に難産だった場合、赤ちゃんにストレスがかかってしまい、胃や十二指腸潰瘍になることがあります。

また、病気などで薬を服用している場合、胃にストレスがかかることで出血し、全体的に赤黒いうんちが出ることがあります。

この場合も、すぐに病院を受診しましょう。

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