赤ちゃんはなぜ夜泣きするの?いつからいつまで?原因・対策・体験談

1. 夜泣きの原因とは?

産後、落ち着く間もなく始まる育児も数ヶ月すると慣れてきます。

そんなママにも余裕が出てくる時期に、夜泣きは始まります。

夜中に起こされる日が続くと、体力的にも精神的にも大変と感じるママも多いです。

でも、そもそも夜泣きとは何なのでしょうか?

いつ始まっていつ終わるのか、そして原因と対策について、分かりやすく説明します。

赤ちゃんが泣くのはどうして?

不快感を訴えるため

生まれたばかりの赤ちゃんは、おなかが空いた、おむつが汚れた、暑い、寒いなどの不快を訴えるために泣きます。

泣いて知らせると、お世話してもらえることを少しずつ知ります。

泣くことで自分を表現する

泣くことで自分の欲求が伝わることに幸せを感じ、「泣く」という方法で自分を表現します。

また赤ちゃんは泣くことで、ストレスを発散するとも言われています。

このころは昼夜の区別がまだないので、夜に泣いても、夜泣きとは異なります。

睡眠のメカニズムとは?

月齢が大きくなると、少しずつ、寝ている時間と起きている時間の間隔が長くなります。

起きている時間が長くなると、活動量も少しずつ増えていきます。

生後半年を過ぎると、寝がえりなどの動きが活発になり、体力もついてくるので、昼間起きている時間も長くなります。

夜にまとまって寝るようになると、睡眠のリズムもつきはじめます。

夜泣きは、睡眠のリズムがつき始めたころに始まることが多いです。

夜泣きとは?

夜泣きのメカニズムはわかっていない

睡眠のメカニズムとは異なり、夜泣きがどうして起こるのか、実ははっきりとは分かっていません。

夜泣きが始まる目安としては、睡眠のリズムがつきはじめる頃に多いと言われています。

夜泣きは産後6ヶ月前後にはじまる

個人差は大きいですが、夜泣きは5~7か月頃に始まるのが一般的です。

夜泣きをしやすい状況はある

人見知りや後追いが始まる頃に、運動不足だったり昼間に興奮したりすると、夜泣きをしやすくなります。

また体調や生活環境の変化、精神的な不安や、ママが下の子を妊娠すると急に始まることもあります。

2. 夜泣きはいつまで?

夜泣きは、ある程度の年齢になると自然と治まります。

期間については子どもによって異なります。

夜泣きが始まると、寝られない大変さと、いつ終わるか分からない不安で、ママにとってはとても大変な時期です。

しかし夜泣きは、一生続くものではありません。

いつかは寝てくれるようになるので、夜泣きは一時的なものと思い、気長に焦らず付き合うことが大切です。

3. 夜泣きを減らす生活のポイント

明るい日中と静かな夜

太陽の光を浴びよう

朝は決まった時間に起きる習慣をつけましょう。

夜泣きがひどかった朝は、赤ちゃんをゆっくり寝かせておきたいと思うかもしれません。

しかし、朝になっても部屋を暗くしておくことは、逆効果です。

寝る時間になったら電気を消し、起きる時間になったらカーテンを開けるという規則正しい生活を心がけましょう。

また太陽の光を浴びることで、体内リズムが整い、睡眠の安定を図ることにつながります。

日中、短時間でもいいので外を散歩したり、ベランダで日光浴をするのもオススメです。

夜は静かな雰囲気を作ろう

赤ちゃんが落ち着いて寝るために、時間になったら部屋を暗くして、静かな環境で寝られるようにすることが大切です。

また寝られないときも、スマホやテレビを見せないようにしましょう。

画面から出るブルーライトなどの光刺激は、脳をさらに興奮させてしまいます。

特に寝かしつけの時は、ママやパパも使用しないようにしましょう。

安定した生活リズム

お風呂は決まった時間に入ろう

お風呂に入る時間が遅くなると、寝る時間も遅くなりがちです。

寝る1時間前に入浴すると、眠りやすくなるので、入浴時間をだいたい決めておくと寝る時間も自然と決まります。

入浴するときは、熱めのお湯に入れてしまうと神経が興奮して目がさえてしまうので、ぬるめ(38~39℃ほど)で入るようにしましょう。

昼寝が長いと逆効果

睡眠の環境を整えることは必要ですが、赤ちゃんが昼間にぐっすり眠りすぎてしまうと、夜の睡眠に影響します。

昼寝の時は、カーテンを閉めて部屋を暗くしたり、必要以上に静かにしたりする必要はありません。

家事などの雑音などの生活音は、必要以上に寝入ってしまうことを防ぐ効果もあります。

夜泣きをしたら、ママがそばにいることを教えてあげましょう

夜泣きの理由は、赤ちゃんによっていろいろです。

まだ言葉で自分の感情を説明できない赤ちゃんは、泣くことが唯一の表現方法です。

どうして夜泣きをするのか分からなくても、ひとしきり泣けば落ち着くことがほとんどです。

パッと目が覚めて、ママがいないとパニックを起こして泣いていることもあります。

声を掛けたり、背中をさすってあげると、安心して寝てくれますよ。

4. 夜泣きに効果的な方法とは

基本的には、夜泣きを助長している原因に対応することが必要です。

いつも生活している場所が落ち着く

例えば、いつもと違う場所に出かけた日に夜泣きが多い子は、いつもと違う場所に行ったことが刺激となり、興奮して泣いていると考えられます。

そんなときは、一度電気をつけてあげて、今いる場所が家であることを認識させると、安心して寝てくれます。

落ち着くまで、家の中をお散歩するのもいいですね。

寝る場所を寝室にこだわらず、リビングなど普段生活している場所で抱っこしていると、落ち着いて自然と寝ることもあります。

のどが渇いて泣いていることもある

意外と気づかないのは、喉がかわいて、泣いている場合です。

そんな時は麦茶やお水を少し飲ませてあげると、落ち着いて寝てくれることもあります。

寝苦しい夏場だけでなく、冬でも暖房器具などを使っているときは水分を飲ませてください。

寝るときのおまじないを作ろう

赤ちゃんは、どんな風にすると落ち着いて寝てくれますか?

  • おなかや背中をトントン
  • 腕枕
  • 手を握る
  • 大好きなタオルや毛布で包む

赤ちゃんが好きな寝る方法がわかると、夜泣きへの対応がずいぶん楽になります。

「今は寝る時間だよ」、「寝ようね」と声をかけながら、寝るときのおまじないをすると、寝てくれることもあります。

それぞれの赤ちゃんに合った方法をうまく見つけることが大切です。

5. ひどい夜泣きに疲れてしまったら

夜泣きは成長の一つ、いつかは終わると分かってはいても、夜に寝られないのはつらいことです。

特に、日中も気が抜けない育児で疲れているママにとって、夜泣きの大変さは壮絶なものです。

そんなときは、無理をせずに過ごすことが大切です。

お昼寝をしよう

赤ちゃんが寝ているときは家事もお休みにして、一緒に寝ましょう。

少しぐらい部屋が散らかっていても大丈夫です。

ママの体調を最優先してください。

家事はできるときに、またパパにも積極的にやってもらいましょう。

夜泣きを割り切ろう

泣き止まない赤ちゃんをみていると、自分がいけないのかと思いつめてしまうママもいます。

でも、夜泣きは誰のせいではありません。

赤ちゃんが夜泣きをするのは、脳が昼間に得た情報を整理しているからと考える専門家もいます。

どうしても夜泣きが治まらないときは、成長の一つの過程だと割り切ってしまいましょう。

家族の理解を得よう

寝ているのを起こされるのは、誰もが不快に感じることです。

今は成長段階の一つとしっかり説明し、家族に夜泣きへの理解を得ておきましょう。

どうしても泣き止まないときは、部屋を変える配慮も忘れずに。

6. ママが乗り切れないときは?

夜泣きは、いつ終わるのか分かりません。

長く続くと、精神的にも体力的にもママの大きな負担になることもあります。

そんなときは、無理をせずパパや家族にお願いしましょう。

  • 車でドライブをする
  • 代わりに抱っこをしてもらう

少しでもママが休める方法を相談して、協力して、夜泣きを乗り切れるといいですね。

パパも、夜泣きの赤ちゃんを寝かしつけると達成感を感じることができ、育児に対する自信がつくこともあります。

7. 海外の夜泣き事情はどうなっているの?

文化などの違いから、育児にも、それぞれの国の特徴が出ます。

海外では、夜泣きに対してどのような育児をしているのか、ちょっと驚きの方法をご紹介します。

アメリカの場合

アメリカでは、子どもの自立と自主性を育てるため、早いうちから子供部屋で寝かせる習慣があります。

そのため、赤ちゃんが泣いても、すぐに抱っこしたりせず、様子を見ながら声を掛けたりしています。

泣いたときのママやパパの関わりから、赤ちゃんは起きても一人で寝ることを覚えます。

だたし、泣くのを放置しているのではなく、すぐに見守れる場所にいるか、ベビーモニターなどで様子を確認しているのです。

アルゼンチンの場合

アルゼンチンは、そもそも夜にしっかり寝かしつける、という習慣はありません。

眠くなければ、寝なければいい、そんな考え方をする人が多いそうです。

週末や、夏の夜、クリスマスには、なんと夜11時を過ぎても、子ども連れの家族がレストランで食事をしたり、ストリートではまるで昼間のように、子どもが走り回っているのです。

異常な光景に見えますが、アルゼンチンでは、夕飯が夜9時過ぎから始まり、そのまま夜通しでパーティーをする、実は夜更かしをするのが普通です。

そして子どもはパーティーを盛り上げてくれる存在として、夜中であっても、寝ることを強制したりせず、歓迎します。

無理に寝かせることをしないアルゼンチンには、夜泣きという感覚すらないのかもしれませんね。

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8. 先輩ママの「うちの子の夜泣き体験談」

東京都・2才4カ月の男の子・かずとくんママより

夜泣きの始まりは、9カ月を過ぎたころでした。

完全母乳でしたが、夜に起きることがほとんどない子だったので、まさに天地がひっくり返るほどの騒ぎでした。

私も夜起きることに慣れていなかったので、本当にしんどかったです。

そのころ、主人は夜遅くまで仕事で、夜泣きで起こしてしまわないよう、泣いたらリビングへ連れてきてあやしていました。

何で泣くのか分からないので、泣き止むまでずっと抱っこをしていました。

そのまま2人で疲れ果ててリビングで寝てしまうこともありました。

あまり泣かれると、泣く意味を分かってあげられないことが本当に可哀そうでしたが、今思えば、子どもは私の声なんて聞いていないくらい泣いていたので、本人も何で泣いていたかなんて分からなかったかもしれませんね。

10カ月を過ぎたころから、夜泣きはおさまりました。

あんなに泣いていたのがうそのように、今は毎晩静かに寝てくれています。

本当に夜泣きってなんなのか、今でも不思議です。

引用元:赤ちゃんの夜泣き・寝ぐずりはどうして起こるの?