帝王切開だと悪露は出ない?出たとしても量は少ないの?

1. 帝王切開だと悪露は出ないの?

出産してその後1ヶ月ほど続く子宮から出る生理のような出血と体液を、悪露といいます。

「帝王切開で出産すると、悪露は出ないのでは?」と思う人も多いかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。

帝王切開でも悪露は出る

帝王切開で出産しても、自然分娩と同じように悪露は出ます。

子宮を開いて赤ちゃんを取り出すので、その時に子宮に残っている胎盤なども取り除きます。

そのため、自然分娩よりも帝王切開のほうが子宮に残るものは少ないです。

ですが、帝王切開でも子宮に残るすべてのものを取り除けるわけではありません。

子宮収縮も起こりますので、体液や血液は悪露として排出されます。

帝王切開だと悪露は少ないの?

帝王切開の場合、悪露の大きな原因になる胎盤や子宮に残っているモノがほとんど取り除かれるので、悪露は基本的に少なくなります。

自然分娩と比較しても悪露の量は少なくなるでしょう。

帝王切開の後、産褥パッドがたくさん必要なほど、大量の悪露が出ることはあまりありません。

2. 帝王切開の場合の悪露は長く続く

量は少なくても悪露が出る期間は長い

帝王切開の場合、自然分娩よりも悪露の量は少ないです。

しかし、量は少なくても長く続くことが多いと言われています。

帝王切開では、分娩の時に子宮壁を切ったりしています。傷が治るまで体液や血液が排出され続けるため、どうしても長く続くのです。

自然分娩の場合、悪露は1ヶ月ほどでなくなるのが一般的と言われています。

ただ、帝王切開の場合は、2ヶ月ほど悪露が続くことも少なくないようです。

個人差はありますが、1ヶ月以上続くのは自然なことだと思っておくと良いでしょう。

3. 帝王切開の後に悪露がない時は要注意

悪露が全くない場合は相談を

帝王切開の場合、悪露の量は少ないです。

しかし、少ないと言っても悪露が全くないということはありません。

悪露が全然出ないという場合は、子宮の中に溜まったまま出ていないということが考えられます。

放っておくと子宮が炎症を起こすというようなこともありますし、悪露を吸引しなければならなくなることもあります。

「悪露がまったくない」という場合は、そのことを医師にきちんと伝えるようにしてください。

自分自身で悪露をチェックしよう

帝王切開の場合、悪露は長期間長引くことが多いですが、悪露は子宮の状態を知るために役立つので、日ごろから確認するようにしてください。

悪露の量や色を見ることで、子宮がどれぐらい回復しているのか知ることができます。

トイレに行くたびに、悪露の状態を確認する習慣をつけるようにしましょう。

4. いつもと様子が違う場合は病院に行こう

おかしいと思ったら病院を受診する

産後にある1ヶ月検診の時に、悪露の状態や子宮の回復状態を見てもらうことになります。

それまでの間に何か変だなと思ったら病院に行くようにしましょう。

  • いつまでも鮮血が続く
  • 悪露の量が減らない
  • 痛みがある
  • 悪露のにおいがきつい

上記のような症状がある場合、子宮にトラブルが起こっている可能性があります。

我慢せずに早めに病院に行くようにしてください。

近所の産婦人科の病院を
探す・口コミを見る