赤ちゃんのうんちの回数は?色や固さは?注意すべき点は?

1. 赤ちゃんのうんちは大人とちがう

赤ちゃんのうんちの量や色、固さなどは大人とまったく違います。

月齢によっても変化していくため、初めて育児をするパパやママは戸惑ってしまうことが多いかと思います。

どのようなうんちが普通なのか、またどんなうんちが出たら異常を知らせるサインなのか分かりにくいものです。

そこで今回は、赤ちゃんのうんちの色や固さ、量などについてまとめました。

また、赤ちゃんのうんちで注意するべき点もあげています。

2. 赤ちゃんのうんちの正常な状態を知る

赤ちゃんのうんちは、健康のバロメーターのひとつです。

赤ちゃんはまだ話すことができないため、うんちの状態や機嫌などで健康状態を観察することが多い時期です。

健康な赤ちゃんのうんちは、以下の要因で変化します。

  • 栄養の状態(母乳かミルクか)
  • 離乳食の進み具合
  • 赤ちゃんの月齢

特に、月齢や離乳食の進み具合でうんちの状態は大きく変わってきます。

うんちの量や回数は個人差がありますが、だいたいの正常なうんちを知っておくことが大切です。

3. 生後数日~1か月までの新生児のうんちは?

この頃の赤ちゃんのうんちは、回数も多く色も独特なものです。

生後数日の赤ちゃんのうんちについて

赤ちゃんは、お母さんのお腹にいた時に羊水を飲んでいます。

生後数日の赤ちゃんは、羊水がからだの中に残っている状態です。

何日かかけて、おしっこや便と一緒に羊水を体外に排出します。

色や固さは?

「胎便」と呼ばれる、濃いタール(黒っぽい色)便が出ます。

これは、羊水が体外に排出されているため、黒っぽい色になります。

産まれて数日経つと、徐々に明るい黄色に変化していきます。

固さはスクランブルエッグのような感じです。

量や回数はどのくらい?

1日に5~10回と頻回です。

新生児用のオムツでじゅうぶん足りる量です。

においは?

臭くなく、不快ではないにおいです。

0か月の赤ちゃんのうんちについて

母乳やミルクで栄養をとり始める時期です。

この頃の赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なので、うんちの回数も頻繁です。

色や固さは?

通常の便の色は黄色です。

緑がかった黄色い便がたまに(1週間に1-2回程度)出ることがありますが、問題はありません。

便は液状であることが多く、水分が多くが混ざっていることもあります。

大人の下痢のような感じのうんちなので、不安になるパパやママもいるかも知れませんが、問題はありません。

量や回数は?

この頃の赤ちゃんのうんちの回数は、頻繁である場合が多いです。

多くは1日に2回~5回ですが、授乳の度に出ることもあります。

特に母乳を飲んでいる赤ちゃんは、うんちの回数が多い傾向にあります。

1日に1回排便があるかないかという赤ちゃんもいますが、機嫌が良く母乳やミルクをよく飲み、体重が順調に増えているなら問題ありません。

においは?

栄養は母乳やミルクだけなので、ほんのり甘酸っぱいにおいがします。

うんちの中につぶつぶがあるけど大丈夫?

この頃の赤ちゃんのうんちには、つぶつぶのものが混じっていることがあります。

これは、母乳やミルクに含まれる脂肪分が、分解しきれずに出てきたものです。

月齢が大きくなるとともに見られなくなるので、あまり気にしないようにしましょう。

4. 生後1~4か月の赤ちゃんのうんちは?

月齢が大きくなるにつれて、胃腸もどんどん発達していきます。

生後間もない赤ちゃんは、うんちをする時に腸の運動や肛門の反射によって排便します。

生後1か月を過ぎる頃には、これらの反射もだいぶ少なくなってきて、排便するときにいきむようになります。

母乳やミルクが栄養なので、うんちはまだ水っぽい感じが続きます。

うんちの量や回数に個人差がでてくる時期です。

赤ちゃんのうんちの状態をよく観察し、量や回数の平均を知っておきましょう。

うんちの回数は?

1日にする便の回数は1~4回くらいとかなり個人差が出てきます。

一般的に、母乳の赤ちゃんの方が便の回数が多いと言われていますが、実際はあまり関係ありません。

3日に1回という赤ちゃんもいれば、まだ授乳の度に出る赤ちゃんもおり、個人差がとても大きいです。

何日うんちが出ないと便秘になる?

実は便秘の明確な定義はなく、3日に1回の排便でも「便秘ではない」という場合もあります。

赤ちゃんの機嫌や食欲などを観察しよう

赤ちゃんの場合、2~3日排便がない場合は一度便秘を疑いましょう。

以下のことをチェックし、ひとつでも当てはまる場合は小児科を受診しましょう。

  • 機嫌が悪い
  • お腹が張っている
  • 母乳やミルクの飲みが悪い
  • 母乳やミルクを頻繁に吐く

うんちの量はどのくらい?

生後1か月を過ぎる頃には、胃腸も徐々に発達するため、うんちをある程度ためて排出することができるようになります。

このため1回の量が急に多くなる赤ちゃんもいます。

よくある「オムツからうんちがもれる」のは、生後1か月頃から多くなります。

また、うんちの回数が少ない赤ちゃんは、1回の量がかなり多くなることがあります。

うんちの色や固さは?

離乳食が始まるまでの赤ちゃんのうんちは、黄色であることがほとんどです。

うんちの回数が少ない赤ちゃんの場合、ある程度腸に便をためてから出します。

このため、便が酸化して明るい茶色になることがあります。

この頃の赤ちゃんのうんちは、新生児の頃のような液体が混ざったようなうんちをすることはありません。

液体が混ざっている場合は、下痢の可能性もあります。

5. 生後5~6か月の赤ちゃんのうんちは?

生後5、6か月になると、離乳食を始める赤ちゃんも多いでしょう。

離乳食を始めると、うんちの状態が急に変化することもあります。

うんちの量や回数は?

離乳食が始まっても、まだ1回食で少量与える程度なので、うんちの量や回数は1~4か月の頃とそこまで変わりません。

ただし、うんちの回数が少し減る場合があります。

うんちの色や固さは?

離乳食を始めた途端、うんちが固くなってしまい排便するときに苦しそうな場合があります。

母乳やミルクをしっかりと与え、排便を促してあげましょう。

便の色はまだ黄色ですが、たまに茶色の便が出ることもあります。

6. 生後7~12か月の赤ちゃんのうんちは?

離乳食が進んでくる月齢です。

うんちの状態は、離乳食の進み具合や食べるものによってかなり違いが出てきます。

うんちの量や回数は?

2回食、3回食と離乳食が進むにつれて、回数は1日1~3回程度に落ち着いてきます。

うんちの量も食べたものによって違ってきます。

うんちの固さや色は?

離乳食で固形物を食べるようになると、うんちが固くなって排便するときに苦しがる赤ちゃんもいます。

この頃になると、お茶などの水分も飲むようになるので、排便を促すために水分を多めにとりましょう。

食べたものがそのまま出てくることも

消化できなかった食べ物が、うんちにそのまま出てくることがあります。

水分が多くなければ下痢ではないので、様子をみましょう。

肉や魚を食べるとうんちが臭くなる

離乳食が進むと、肉や魚を食べることが増えます。

動物性たんぱく質を食べると、うんちが臭くなることがあります。

7. 赤ちゃんのうんちで注意すべきことは?

赤ちゃんのうんちで、注意する点をあげてみましょう。

生後0か月の赤ちゃんのうんちが漏れるほど多いとき

生後0か月の赤ちゃんのうんちの量は、頻回ですが漏れるほど多くなることはあまりありません。

続く場合は「乳糖不耐症」を疑いましょう。

乳糖不耐症とは、母乳やミルクに含まれる「乳糖」という成分を分解する酵素がない、あるいは少ない状態です。

これにより、消化不良を引き起こし下痢が出ます。

白っぽいうんちが出たとき

白っぽいうんちが続く場合は、何らかの病気にかかっている可能性があります。

病院を受診しましょう。

うんちに血が混じる

うんちに少量の血が混じっても、1回程度で赤ちゃんの機嫌が良ければ様子をみましょう。

毎回血が混じったり、赤ちゃんの機嫌が悪い状態が続くときは、腸に何らかの異常がある場合があります。

すぐに病院を受診しましょう。

黒っぽいうんちが続くとき(生後1か月以降)

生後1か月以降の赤ちゃんのうんちで、黒っぽい色が続くときは、重度の便秘の可能性があります。

水っぽいうんちが続くとき(生後2か月以降)

生後2か月以降の赤ちゃんで、水っぽいうんちが続く場合は、下痢である可能性が高いです。

病院を受診し、治療を受けましょう。

下痢の場合は、腐敗臭がするためすぐに分かるでしょう。

近所の小児科の病院を
探す・口コミを見る