卵管造影検査とは?痛みはあるの?方法・費用・時期・感想まとめ

1. 噂が飛び交う卵管造影検査

卵管造影検査について、痛みや不快感など、さまざまな口コミが広がっています。

しかし、実際に卵管造影検査は、どのように行われるのでしょうか?

今回は卵管造影検査の方法、費用、痛みなどについて、詳しくご説明します。

2. 卵管造影検査とは?

卵管造影検査とは、不妊治療や不妊検査の際に行われる検査方法の1つです。

卵管が、問題なく通っているかどうかを調べるための検査です。

また、子宮に異常がないかも同時に調べられるので、別名「子宮卵管造影検査」とも呼ばれています。

卵管造影検査の具体的な方法

卵管造影検査の方法は、病院によって少しずつ違います。

ここでは、代表的な方法を紹介します。

検査前の準備

まずは、実際に検査に入る前に、準備があります。

バルーンカテーテルという、バルーン状のものがついた、柔らかい管を入れ、中でバルーンの部分を膨らましていきます。

造影剤の注入

バルーンカテーテルの準備ができたら、実際に検査が始まります。

子宮口から、特殊な器具を用いて、造影剤を注入していきます。

レントゲン撮影

造影剤を注入したら、次は確認です。

レントゲン写真を用いて、造影剤が子宮口で広がっていく様子を確認します。

基本的に2回のレントゲン撮影で確認する

レントゲン撮影は、基本的に2回行われます。

  • 1回目は造影剤注入後30分〜1時間後
  • 2回目は造影剤注入後の翌日

レントゲン撮影のタイミングは、担当の医師から指示があると思いますので、従うようにしてください。

検査の所要時間

卵管造影検査は、このように2回に分かれていますが、所要時間も気になりますよね。

特に異常がない場合、1回目の所要時間は、準備から撮影までおよそ1時間〜1時間半程度です。

そして、翌日の2回目は、レントゲン撮影のみですので、5分〜15分で終わります。

3. 卵管造影検査が可能な期間

卵管造影検査は、いつでも行える検査ではなく、必ず生理周期に合わせて検査をします。

卵管造影検査を行えるタイミングは、生理が終了してから、次の排卵が起きる前までです。

個人差はありますが、期間としては、約1週間の間に行わなければなりません。

たった1週間しか、検査期間がない理由

では、なぜ排卵後には、卵管造影検査が行えないのでしょうか。

これは、妊娠の可能性が大きく関係しています。

排卵後のタイミングは、受精している可能性が0ではありません。

もしも、受精に気づかずに、レントゲン撮影をすると、受精卵に影響する可能性があります。

私たちの体には大きな影響はないレントゲンも、小さな受精卵にとっては、悪影響となる場合があるからです。

4. 卵管造影検査にかかる費用

卵管造影検査にかかる費用は、それぞれの病院やクリニックなどでも異なります。

確実に金額を断定できないのですが、費用の目安としては、1回の検査が5000円〜15000円程度です。

助成金がでる場合も

卵管造影検査は、自治体によって、助成金がでる場合もあるようです。

費用を自治体に負担してもらうことによって、費用を気にせずに検査が受けられますね。

気になる方は、検査の前に、お住まいの市町村に問い合わせてみるとよいでしょう。

5. 卵管造影検査の痛み

卵管造影検査の痛みに関しては、さまざまな口コミが広がっています。

「全く痛みを感じなかった」という方もいれば、「悲鳴をあげるほど痛かった」という方もいます。

その中でも多いのが、カテーテルのバルーンを膨らませる時に、生理痛のような鈍痛を感じたというものです。

卵管造影検査は、基本的にはあまり痛みを感じないものですが、外部から異物を入れているので、全く違和感がないわけではありません。

痛みがひどい場合は異常や病気の可能性もある

基本的に、強い痛みは感じないはずの卵管造影検査ですが、人によっては、「激痛だった」という場合があります。

この場合、卵管が詰まっていたり、なんらかしらの異常が見つかる可能性があるようです。

どうしても、痛みを感じたくない場合や、検査に抵抗がある場合には、担当の医師に相談することをおすすめします。

場合によっては、麻酔などを使用して、痛みを軽減する処置をとってくれることがあるからです。

造影検査後に出血したけど大丈夫?

卵管造影検査をした後に、生理とは違う出血があったという方もいます。

これは、カテーテルなどの検査器具を入れた際に、子宮内膜を少し傷つけてしまったという場合が多いようです。

検査後に出血があると驚いてしまうかもしれませんが、ほんのすり傷程度のものですので数日で治ります。

もし、数日経っても出血が治まらないような場合は、かかりつけの病院に、すみやかに相談することをおすすめします。

6. 卵管造影検査で分かること

卵管造影検査では大きく分けて、卵管と子宮の2つ場所の異常や病気が発見できます。

卵管の異常

卵管造影検査で分かる卵管の異常や病気には、以下のようなものがあげられます。

  • 卵管閉塞・卵管狭窄
  • 卵管炎
  • 卵管留水腫

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

卵管閉塞・卵管狭窄

卵管閉塞・卵管狭窄は、受精卵や精子の通り道である卵管が、なんらかの原因で詰まったり、通り道が狭くなっている状態のことをいいます。

子宮内膜症などで起こった炎症が、卵管まで広がってしまった場合などに起こります。

造影剤を注入し、詰まりを改善するという意味では、卵管造影検査自体が、治療法にもなっています。

しかし、改善されない場合には、ここで、体外受精などをすすめられる場合があります。

卵管炎

卵管は、細菌などへの抵抗力が弱い、非常にデリケートな場所です。

タンポンや避妊具などの放置により、衛生状態が悪くなった場合に、卵管が最近感染して卵管炎が起こります。

卵管炎の治療法は、抗生物質の投与などになります。

しかし、重傷化している場合には、手術で癒着している部分を切除するなど、大掛かりな治療になります。

卵管留水腫

排卵時に卵子を取り込む卵管采という部分が、問題を起こしてしまう病気です。

感染症で、卵管采に膿がたまり、水状のものが卵管を膨らませるといった症状が起こります。

この場合は、手術での治療が必要になります。

子宮の異常

卵管造影検査で分かる子宮の異常には、以下のようなものがあります。

  • 子宮筋腫
  • 子宮奇形

では、こちらも1ずつ詳しく見ていきましょう。

子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮に発生する良性の腫瘍のことです。

子宮の筋肉の一部が、増殖することによって起こります。

放置すると、どんどん増殖してしまう場合があるため、不妊の原因にも繋がります。

この場合、発見された時点での大きさで、治療の方法が変わります。

子宮奇形

子宮奇形は、子宮の形が通常と異なる形をしていることを指します。

しかし、多くの場合は、先天性のものが多く、人それぞれに形や症状が違います。

そのため状態をしっかりと検査し、担当医と相談の上で、形成手術などの治療にすすみます。

7. 異常が見つかっても妊娠できる

卵管造影検査によって、異常が見つかってしまった場合でも、妊娠の可能性は0ではありません。

先ほども述べた通り、それぞれの症状には、改善策や治療法があります。

検査で異常が見つかったと、落ち込んで諦めてしまっては妊娠は望めません。

たとえ異常が見つかった場合でも、治療次第で妊娠できる可能性は十分にあります。

決して、過剰に落ち込まずに、医師の指導のもと、根気強く治療を続けていくことが大切です。

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