陣痛が10分間隔できたらどのくらい痛い?出産までの時間は?

1. 陣痛とは?

出産につながる子宮収縮の痛み

陣痛とは、赤ちゃんをお腹の外に押し出すために起こる、子宮収縮の痛みのことです。

そして、「前駆陣痛」と「本陣痛」に分かれます。

前駆陣痛

前駆陣痛は、出産に向けて、子宮が準備を始めるときに起こります。

陣痛間隔は不定期で、痛みもそれほど強くありません。

本陣痛

本陣痛は、分娩が始まるサインとして起こる、規則的な子宮収縮の痛みのことです。

子宮口が開くにつれて、徐々に痛みは強くなっていきます。

2. 陣痛が10分間隔ってどんな状態?

お産が始まった段階

陣痛が10分間隔になるのは、子宮口が2~3cm開いてからです。

赤ちゃんは頭を前に倒して、姿勢もできるだけ小さくなるようになり、子宮口に向けて、少しずつ下降を始めます。

初産婦の場合は、陣痛が10分間隔になったら、病院に連絡するように指示されます。

いよいよ、本格的に出産が始まったということです。

3. お産の進み方とは?

出産までのプロセス

本陣痛が始まり、徐々に痛みが強くなりながら、子宮口が開いていく段階を、「分娩第一期(開口期)」といいます。

子宮口が全開大になり、赤ちゃんを娩出するまでの段階を、「分娩第二期(娩出期)」といいます。

分娩第一期

分娩第一期は、準備期と進行期、極期の3つに分かれます。

準備期

準備期とは、規則的な子宮収縮の痛みが10分間隔になるまでの期間も含めます。

子宮口は0~3cmまで開き、陣痛間隔は8~10分、陣痛の持続時間は20~30秒です。

陣痛が10分間隔になっても、なかなか陣痛が強くならない、陣痛間隔が縮まらないときには、階段昇降などをすると効果があります。

進行期

進行期は、陣痛が10分間隔になり、子宮口が少しずつ広がっていく段階のことです。

子宮口は4~7cmまで開き、陣痛間隔は4~7分、陣痛の持続時間は30~45秒です。

陣痛間隔が短くなるにつれて、子宮収縮の痛みが強くなっていきます。

自分が楽な姿勢になり、呼吸法などで子宮収縮の痛みを乗り切ります。

陣痛と陣痛の間は、水分補給をする、トイレにこもる、休むことを、心がけましょう。

極期

極期までくると、子宮口全開大になるまで、もう少しです。

子宮口は8~9cmまで開き、陣痛間隔は2~3分、陣痛の持続時間は45~60秒です。

最も痛みが強くなり、いきみたいと思うママがほとんどです。

ですが、子宮口が全開大になるまでは、いきみ逃しをして我慢します。

この段階でいきんでしまうと、子宮口が開きにくくなったり、会陰が裂傷することもあります。

助産師さんの指示があるまで、いきまずに堪えましょう。

分娩第二期

子宮口が全開大になり、娩出をするタイミングのことです。

子宮口は10cmまで開き、陣痛間隔は1~2分、陣痛の持続時間は60~90秒です。

この段階で、破水が起こることが多いです。

助産師さんの指示で、陣痛のタイミングに合わせて、いきみましょう。

4. 陣痛が10分間隔になってから娩出までの時間は?

初産婦と経産婦では異なる

この分娩第一期と分娩第二期にかかる時間は、初産婦か経産婦かによって異なります。

初産婦の場合は、分娩第一期が10~12時間、分娩第二期が1~2時間が平均的です。

経産婦の場合は、分娩第一期が5~7時間、分娩第二期が30分から1時間と、初回の半分程度になるのが一般的です。

ただし、分娩時間には個人差があるので、もっと早く産まれることも、20時間以上かかることもあります。

また、初産より2回目以降のお産の方が時間がかかるケースもあります。

5. 陣痛が10分間隔になっときの痛みは?

それほど痛みはない

陣痛が10分間隔のときは、子宮収縮の痛みはそれほど強くありません。

生理痛が重いときや、下痢をしているときのような腹痛と、表現されることが多いようです。

子宮収縮の痛みを感じる時間も、10~20秒程度です。

痛みが遠のくこともある

陣痛が10分間隔というのは、本陣痛が始まって間もない段階です。

そのため、人によっては痛みや陣痛間隔が遠のくこともあります。

前駆陣痛と間違えるママも多いのですが、その原因が微弱陣痛のこともあるので、注意が必要です。

6. 陣痛が10分間隔になっときの過ごし方は?

陣痛間欠がある

陣痛が10分間隔のときには、陣痛と陣痛の合間に、普通に話したり動いたりできる「陣痛間欠」があります。

この陣痛間欠のうちに、食事をする、仮眠をとる、破水がなければシャワーを浴びるなどして、出産に備えましょう。

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7. 先輩ママの「陣痛が10分間隔の体験談」

みなみかんさんより

私の場合は、急に腹痛と吐き気がおそってきてトイレに行き、便器の上に顔を置いても全然吐く気配がなく、腹痛が激しくなってくるだけでした。

「下痢かな?」と思いトイレに座ると、普通の下痢ではなく、水下痢のようなものが滝のように出てきて、腹痛の間隔を計ると3分単位になっていました。

病院に行くと、「陣痛だよ」と言われました!

引用元:陣痛の体験談