クレンブテロール(スピロペント)の効果と子どもに使う時の注意点

1. クレンブテロール(スピロペント)とは?

クレンブテロールは、気管支拡張剤の一つです。

気管支を広げる効果があるので、喘息、気管支炎などの症状緩和のために、処方される薬です。

喘息の予防や、気道性閉鎖性障害などを治療するために使用します。

発作を予防する場合は、長い期間使用することで、予防効果が持続します。

ほかに腹圧性尿失禁に対しても、効果があります。

2. クレンブテロールが配合されている薬

クレンブテロールというのは一般名(成分名)です。

薬の形態や製薬会社によって、商品名は異なります。

錠剤

  • スピロペント錠
  • クレンブテロール塩酸塩錠

顆粒

  • スピロペント顆粒

3. 子どもに対する安全性

5才以上の小児に対する安全性が確立されています。

4. 副作用はあるの?

重い副作用はほとんどありません。

薬を使用した副作用として多いのは、動悸、手の震えです。

気をつけたいのは、低カリウム血症によって起こる、だるさ、筋力低下、脈が乱れるなどの症状です。

このような症状が出たときは、早めに病院を受診してください。

5. 子どもに使用する上での注意点・用法・用量

注意点

医者の指示通りに、回数や量を守って内服してください。

薬を処方以上に飲むと、不整脈などの副作用が出やすくなります。

発作予防のために使用するときは、長い期間の服用になるので、定期的に血液検査を受け、異常がないか調べることが大切です。

医者の指示なく、勝手に使用をやめたり、内服量を変えることはしないでください。

発作がおさまらない、発作を繰り返すときは、すみやかに病院を受診してください。

医師の判断によっては、4才以下の幼児に処方されることがあります。

その際、医師は副作用についてきちんと説明し、副作用が出たら、すぐに相談するか中断するように指示をします。

そのため、医師の話をいつも以上にしっかりと聞いて、指示を守ることが大切です。

用法

5才以上の小児は、1日2回、朝食後と就寝前に内服します。

頓服薬として服用する場合もあります。

必ず、医者の指示の通りに使用してください。

用量

1日あたりの投与できる量は、体重1kgにつき0.6㎍です。

体重10kgの子どもであれば、6㎍です。

1日の最大量は24㎍です。