ベタメタゾン(リンデロン)の効果と子どもに使う時の注意点

1. ベタメタゾン(リンデロン)とは?

ベタメタゾンは、ステロイド剤の一つです。

重い喘息、重いアレルギー症状、免疫に関係する病気、炎症、関節リウマチ、口内炎や喉の痛み、膠原病、めまい、耳鳴りなど、さまざまな病気に処方される薬です。

ステロイドは、内服薬、軟こう、点眼、点鼻薬、点耳薬など、薬の種類が多いのも特徴です。

2. ベタメタゾンが配合されている薬

ベタメタゾンというのは一般名(成分名)です。

薬の形態や製薬会社によって、商品名は異なります。

散剤

  • リンデロン散

シロップ

  • リンデロンシロップ

錠剤

  • リンデロン錠

坐薬

  • リンデロン坐薬

軟膏

  • リンデロン軟膏

点眼薬

  • リンデロン

点耳薬

  • リンデロン

点鼻薬

  • リンデロン

3. 子どもに対する安全性

小児に対する安全性は確立されています。

ただし、点鼻・点眼・点耳薬などは、2才未満に対しては慎重投与の記載があります。

4. 副作用はあるの?

重い副作用はほとんどありません。

飲み始めの症状として多いのは、消化不良、下痢、吐き気、イライラする、不眠などです。

ステロイド剤の副作用については、少量ならば長期服用でも心配はないとされています。

しかし、量が増えると、副作用が出やすくなります。

治療が長期になる場合は、各種感染症、血糖値の上昇、気分の落ち込み、副腎不全などに注意が必要です。

5. 子どもに使用する上での注意点・用法・用量

注意点

水ぼうそう(水痘)または、はしか(麻疹)にかかったことがない場合は、医者に必ず伝えてください。

ステロイドを投与してしまうと、症状が悪化することがあります。

薬によっては、2才未満への使用に対して慎重投与とするものもありますが、医者が必要と判断した場合は処方されます。

その際、医者は、副作用についてきちんと説明し、副作用が出たら、すぐに相談するか中断するよう指示を出します。

そのため、医者の話をいつも以上にしっかりと聞いて、指示を守ることが大切です。

用法

年齢、体重、症状によって回数・内服量が異なります。

用量

内服薬

1回あたりの投与できる量は、体重1kgにつき0.1~0.2mgです。

体重10kgの子どもであれば、1~2mgです。

1日2回服用します。

軟膏

1日1~3回塗ります。

点耳・点鼻・点鼻用

1日1~数回、適量を患部に直接注入する。