チペピジン(アスベリン)の効果と子どもに使う時の注意点

1. チペピジン(アスベリン)とは?

チペピジンは鎮咳去痰薬の一つです。

咳を鎮めることで、咳による体力消耗の予防や、睡眠時の安静を保つことを目的に処方されます。

気管支の分泌物を増やすことで、痰を薄め、気管にある線毛をしっかり動かすことで、痰を吐き出しやすくする、痰切りの効果もあります。

ほかに、上気道炎、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺炎、肺結核、気管支拡張症の治療に使用されます。

鎮咳薬の中には習慣性がある麻薬性もありますが、チペピジンは非麻薬性中枢性鎮咳薬です。

習慣性がないので、安心して服用ができます。

2. チペピジンが配合されている薬

チペピジンというのは一般名(成分名)です。

薬の形態や製薬会社によって、商品名は異なります。

シロップ

  • アスベリンシロップ
  • ドライシロップ
  • アスベリンドライシロップ

散剤

  • アスベリン散

錠剤

  • アスベリン錠
  • アスワート錠

3. 子どもに対する安全性

小児に対する安全性は確立されています。

4. 副作用はあるの?

副作用はほとんどありません。

ごくまれに、腹痛、食欲不振、眠気、口の中の渇きなどの症状が出ることがあります。

いつもと違う症状が出た場合は、薬を中止して、病院を受診してください。

5. 子どもに使用する上での注意点・用法・用量

咳についての注意点

咳や痰は、体に侵入したウイルスなどの異物を、外へ出そうとする正常な防御反応です。

そのため咳が出ているだけで薬を飲んでしまうと、防御反応を止めてしまうことになるので、実は体のためにはよくありません。

しかし、夜眠れないほど咳が出る、咳き込んで吐いてしまう、などは体力を消耗させてしまうので、病気の悪化が心配されます。

このような場合は、咳に大きな問題があるので、咳止めを使用します。

用法

症状や年齢、薬の種類によって、量や飲み方が異なります。

医者の処方した通りに内服してください。

用量

1日あたりの投与できる量は、体重1kgにつき1~2mgです。

3回に分けて、内服します。