バラシクロビル(バルトレックス)の効果と子どもに使う時の注意点

1. バラシクロビル(バルトレックス)とは?

バラシクロビルは、水痘(すいとう)・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスに対する、抗ウイルス薬です。

水痘・帯状疱疹ウイルスに感染すると、水痘(水ぼうそう)を発症します。

ほかには、帯状疱疹、ヘルペスなどの原因にもなります。

バラシクロビルは発症初期に内服することで、症状悪化を、防ぐことができます。

2. バラシクロビルが配合されている薬

バラシクロビルというのは一般名(成分名)です。

薬の形態や製薬会社によって、商品名は異なります。

顆粒

  • バルトレックス顆粒
  • バラシクロビル顆粒

錠剤

  • バルトレックス錠
  • バラシクロビル錠

3. 子どもに対する安全性

小児に対する安全性が確立されていますが、乳児に対する安全性は確立されていません。

4. 副作用はあるの?

重い副作用はほとんどありません。

副作用として出やすいのは、下痢や吐き気などの胃腸症状、めまい、眠気、頭痛、発疹などの皮膚症状です。

内服量が多いと、妄想、もうろう状態、興奮、けいれんなどの精神神経症状が出ることがあります。

意識障害など、重い症状が出た場合は、すぐに病院を受診してください。

5. 子どもに使用する上での注意点・用法・用量

注意点

5日以上内服をしても、症状が変わらない場合は、医者へ相談をしてください。

バラシクロビルは、発症後すぐに飲むと、より抑制効果が出ますので、処方されたら早めに飲みましょう。

用法

水痘の場合は、5日間内服します。

帯状疱疹の場合は、7日間服用します。

処方された量と回数を守り、必ず最後まで飲み切ってください。

症状が改善されたからといって、途中でやめてしまうと、治りが遅くなったり、症状が再発することがあります。

用量

1日あたりの投与できる量は、体重1kgにつき75mgです。

体重10kgの赤ちゃんであれば、750mgです。

1日の最大投与量は、3000mgです。

帯状疱疹の場合も、同量です。

症状や、年齢により、処方量は異なります。