アシクロビル(ゾビラックス)の効果と子どもに使う時の注意点

1. アシクロビル(ゾビラックス)とは?

アシクロビルは、水痘(すいとう)・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスに対する、抗ウイルス薬です。

水痘・帯状疱疹ウイルスに感染すると、子どもの多くは水痘(水ぼうそう)を発症します。

アシクロビルは発症してから48時間以内に内服することで、水痘の症状を軽減できる薬です。

ほかにも口唇・顔面ヘルペス、カポジ水痘様発疹症、性器ヘルペス、帯状疱疹など、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因の症状に効果があります。

2. アシクロビルが配合されている薬

アシクロビルというのは一般名(成分名)です。

薬の形態や製薬会社によって、商品名は異なります。

顆粒

  • ゾビラックス顆粒

ドライシロップ

  • アシクロビルドライシロップ

シロップ

  • アシクロビルシロップ

錠剤

  • ゾビラックス錠

ゾビラックス錠のみ、水痘に対する処方では、保険の適用はありません。

3. 子どもに対する安全性

小児に対する安全性が確立されています。

4. 副作用はあるの?

重い副作用はほとんどありません。

副作用として出やすいのは、下痢や吐き気などの胃腸症状、めまい、眠気、頭痛、発疹などです。

内服量が多いと、妄想、もうろう状態、興奮、けいれんなどの精神神経症状が出ることがあります。

意識障害など、重い症状が出た場合は、すぐに病院を受診してください。

5. 子どもに使用する上での注意点・用法・用量

注意点

5日以上内服をしても、症状が変わらない場合は、医者へ相談をしてください。

アシクロビルは、発症してからなるべく早めに飲むと、より効果が出ますので、処方されたら早めに飲みましょう。

用法

処方された量と回数を守り、必ず最後まで飲み切ってください。

症状が改善されたからといって、途中でやめてしまうと、治りが遅くなったり、症状が再発することがあります。

用量

1日あたりの投与できる量は、体重1kgにつき80mgです。

体重10kgの赤ちゃんであれば、800mgです。

ヘルペス、帯状疱疹も、1日あたりの処方量は同じです。

症状や、年齢により、処方量は異なります。