おしるしと異常出血の違いとは?陣痛中に出血しても大丈夫?

1. おしるしとは?

出産が近づいているサイン

おしるしは、出産間近に見られる、おりもののことをいいます。

妊娠中はお腹の赤ちゃんが体外に出ることがないように、粘液栓というゼリー状のかたまりが、子宮口にふたをしています。

この粘液栓は出産が近づき、子宮口が開き始めて子宮が収縮するようになると、自然に剥がれ落ちます。

それが、子宮頚管の粘液と混ざって、おりものとして体外に出てくるのです。

また、赤ちゃんを包んでいる卵膜が剥がれたときに出血することがあり、おしるしに血が混ざることもあります。

また、おしるしはすべてのママが経験するものではなく、まったくみられないまま出産する人もいます。

おしるしが起こる時期

おしるしがみられるのは、出産当日から3日前あたりが多いといわれています。

ですが中には、出産の1週間以上前にみられたり、何日も続くママもいるなど、個人差があるようです。

2. 臨月に起こる異常出血とは?

妊娠後期に起こる異常出血の原因

妊娠28~40週を妊娠後期といい、妊娠36週0日から39週6日までが臨月にあたります。

臨月直前の異常出血には、注意が必要です。

常位胎盤早期剥離

通常、胎盤は出産後に剥がれて、体外に排出されるものです。

常位胎盤早期剥離とは、まだ赤ちゃんがお腹にいるうちに、胎盤が剥がれることをいいます。

お腹の張りや痛みを伴う、大量の出血がありますので、その場合はすぐに病院へ行きましょう。

3. おしるしと異常出血の見分け方とは?

形状で見分ける

おしるしには粘液栓や子宮頚管の粘液が含まれているので、粘り気があるのが特徴です。

色は透明やピンク、茶褐色など、個人差があります。

一方の異常出血の場合は、サラサラした血液が大量に出ることが多いです。

とはいえ、卵膜から出血すると、サラサラした血液が流れ出ることがあるので、心配なときは病院に連絡しましょう。

痛みで見分ける

おしるしなのか、異常出血なのかを見分ける方法として、お腹の痛みを伴っているかどうかが重要です。

おしるしがみられるときに、陣痛が始まっているケースもあるのですが、その場合は痛みの間隔が規則的で、徐々に痛みが強くなるという特徴があります。

もし、急激な下腹部痛がある、お腹がカチカチに固くなっているという症状がある場合には、常位胎盤早期剥離の可能性が高いです。

とはいえ、初めて出産するママは特に、見分けるのが難しいので、判断に困ったらすぐに病院に電話をして、指示を仰ぎましょう。

4. 陣痛中の出血は大丈夫?

おしるしの可能性が高い

陣痛がきたときに出血が起こるのは、おしるしの可能性が高いです。

おしるしでも、生理のときのような出血をするママもいます。

異常出血が原因のこともある

陣痛中はお腹の痛みで、おしるしか異常出血かを判断できないので、生理のとき以上に出血していないか、断続的に出血していないかを、チェックしてください。

それは、異常出血のサインです。

自分では見極められないときには、すぐに病院に電話をして、お医者さまの指示を仰ぎましょう。

5. おしるしから出産までの流れ

出産の前兆は様々

出産が近づいたときにあらわれる兆候は、おしるしだけではありません。

陣痛や破水も出産のサインで、おしるしを含めて、それが起こる順番は人それぞれです。

陣痛も、不定期にお腹の張りや痛みがある「前駆陣痛」と、出産に至る「本陣痛」の2種類があります。

初産婦は陣痛の間隔が10分、経産婦は15分になったら、電話をしてから病院に向かいましょう。

破水が先に起こったときには、感染症予防のためにも、すぐに病院へ行ってください。

通常の出産までの流れ

臨月に入ると、前駆陣痛が起こることが増え、それがきっかけで子宮壁から卵膜が剥がれ、おしるしが見られます。

おしるしが見られてから陣痛が始まるまでの時間には個人差があり、当日の人もいれば、1週間後というケースもあります。

そして本陣痛が始まり、子宮口が4~10cm程度開いたときに、破水するのが一般的な流れです。

この順番は前後することがあるので、あくまで目安として考えましょう。

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6. 先輩ママの「異常出血体験談」

神奈川県・4歳の女の子・1歳の男の子のママより

二人目のとき、朝見ると少し出血していて、「おしるしかも?」と思いました。

まだ臨月に入る前だったので、念のため病院に電話をすると、すぐに病院に来る用に指示されました。

「そろそろ産まれるのかな?」とのんびり構えていたのですが、診察結果は「切迫流産の危険がある」とのことで、即入院。

トイレも禁止の絶対安静になって4日目には子宮口が開き、そのまま出産の運びとなりました。

上の子も1カ月ほどはやい早産で元気だったので、出血もおしるしだと思っていましたが、そうではなく、私にも上の子にも辛い経験となりました。

引用元:Vol.38不正出血とおしるしの違い/cite>