子どものでべその治療法は?自然に治る?手術の期間・費用は?

1. でべそ(臍ヘルニア)とは

赤ちゃんのでべそ、正式名称は臍ヘルニア

多くの赤ちゃんに見られるでべそ。

これらのでべそは、ほとんどが臍ヘルニアです。

腸が出ている

臍から腸が出ているのが、臍ヘルニアの原因です。

しかし出ている腸のせいで健康被害を負うことはほぼありません。

とはいえ、大事な内臓が身体の表面近くにあるので、その点でリスクはあります。

2. でべそはどうすれば良い?

自然に治るまで待つ

赤ちゃんのでべそ(臍ヘルニア)は、ほとんどが自然に治ります。

自然に治る期間の目安としては、1歳までが多くなっています。

1歳以降は自然に治らない?

赤ちゃんのでべそは1歳までに治らないと、どんどん自然治癒するのが難しくなります。

まれに1歳以降でも治りますが、3・4歳までそのままの場合には、自然治癒はしないと思っておいたほうが良いでしょう。

3. 自然に治らなかった場合はどうする?

圧迫療法

乳児の頃限定ですが、でべそに圧迫療法を用いる場合もあります。

一部の小児外科でしか行っていない治療です。

また1~2ヶ月以上かかり、長期間の治療となります。

母子の負担もありますので、医師としっかり相談することが大事です。

手術

でべそが自然に治らなかった場合、基本的には手術しか選択肢はありません。

ただ1歳過ぎてすぐに手術するという病院よりも、「3・4歳になってから」「小学校入学前まで様子見」など、少々意見が違ってきます。

この点も、かかりつけの病院と納得できるまで話し合いをしましょう。

4. 手術をするなら

手術の時期

これは1歳すぐ~大人まで様々です。

理由は色々ありますが、代表的なものは以下の2つです。

保育園・幼稚園入園前まで

保育園や幼稚園に入園すると、プールや着替えででべそを他の子に見られる可能性が増えます。

すると、子ども同士のからかいのネタになってしまうこともあります。

これを避けるため、入園前までに手術をする、という保護者もいます。

全身麻酔が嫌

手術中にじっとしていられる年齢になると、全身麻酔ではなく局所麻酔になることもあります。

そのため、局所麻酔ができる年齢まで、そのままにしておくこともあります。

ただし必ず局所麻酔になるわけではなく、臍ヘルニアの病状によっては全身麻酔となる場合もあります。

入院日数

でべその手術は比較的短期間で終わります。

入院日数は2泊3日がほとんど。

そのため手術自体は手軽に受けることができます。

入院前後に注意点

入院前は絶飲・絶食

手術時の年齢が低いほど、絶飲・絶食に悩まされます。

子どもに手術をするからといっても、理解しづらいでしょう。

しかし全身麻酔をするので、絶飲・絶食は必須です。

子どもの好きなおもちゃや絵本を持っていき、出来る限り気をそらす工夫が必要です。

手術後の大泣き

まず手術直後、大泣きする子が多くいます。

これは全身麻酔後、意識が朦朧としているのが気持ち悪い、という理由であることが多いようです。

また全身麻酔をすれば、子どもも不安を感じます。

大泣きしていても絶対に怒らず、安心させてあげましょう。

手術後、登園や入浴は避ける

手術後1週間は登園、入浴を避ける必要があります。

そのため、スケジュールには注意しましょう。

手術費用は乳幼児医療費助成制度で

臍ヘルニアの手術は、乳幼児医療費助成制度を利用することができます。

そのため、自治体にもよりますが、基本的に手術代はかかりません。

食事代や差額ベッド代などがある場合には、その分が請求されます。

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