漏斗胸の発達や成長への影響は?そのまま大きくなっても大丈夫?

1. 漏斗胸は胸部が凹んでいる

漏斗胸は、胸部が凹んで漏斗のような形をしていることから、漏斗胸と呼ばれています。

多くは乳児のころに発覚しますが、その後の発達や成長にはどう関わるのでしょうか。

2. 漏斗胸の影響とは?

発達への影響

漏斗胸によって発達になんらかの影響が出ることは、ほぼありません。

運動面の発達には、多少影響がある可能性もありますが、気にする必要はないでしょう。

運動面の発達にどんな影響が?

漏斗胸は胸部が圧迫されますので、凹み具合によっては運動面の発達に影響がある可能性もあります。

それは胸部の圧迫によって、肺活量が少なかった場合です。

肺活量が少なくなると疲れやすくなるので、運動量が少なくなることがあります。

これによって運動面の発達が、少し遅れがちになる可能性が出てきます。

とはいえ、肺活量は通常の8~9割程度あるので、あまり気にしすぎる必要はありません。

どちらかといえば、漏斗胸よりもその子自身の個性であることのが多いでしょう。

3. 成長や健康への影響は?

漏斗胸は発達ではあまり気にしなくても大丈夫です。

むしろ成長や健康のほうに関係があります。

体重が増えない

漏斗胸の症状の中に、食が細いという症状があります。

これは胸部の圧迫が原因です。

また、食が細いだけでなく、吐きやすい場合もあります。

これらが重なると、より体重増加は難しくなります。

胃が下にいきやすい

胸部の凹みから、胃下垂になりやすい傾向があります。

そのため食べても下痢になってしまったり、たくさん食べることができないことがあります。

結果、やはり体重が増えにくくなります。

風邪が長引きやすい

風邪というよりも、咳が長引きやすい傾向があります。

そのため気管支炎や肺炎になるリスクも高くなります。

4. 水泳をするのがお勧め

水泳は全身の筋肉の中でも、上半身の筋肉を効率的に鍛えることができます。

これは漏斗胸の方にとっては、とても助かります。

背筋や腹筋が鍛えられることで、猫背になりにくくなるからです。

また胸筋が鍛えられることで、凹みが軽度なら見た目もわかりにくくなることもあります。

そして水泳は肺活量を鍛えることもできるスポーツです。

そのため、漏斗胸の症状が軽快することもあります。

5. 漏斗胸のままでも大丈夫?

心肺機能に問題がなければ、漏斗胸のままでも問題ありません。

あとは見た目の問題ですので、本人とご家族で話し合いが必要になります。

手術自体は大きくなってからもできますので、本人が気になった時に手術をするという選択肢もあります。

ただし手術するための入院期間がそれなりにありますので、社会人になってからでは難しくなります。

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