酸化マグネシウム(マグミット)の効果と子どもに使う時の注意点

1. 酸化マグネシウム(マグミット)とは?

酸化マグネシウムは、便秘のときに処方される、便秘治療薬の一つです。

薬が腸内に届くと、腸内の水分を増やして、硬くなった便をやわらかくしながら、大きくします。

便が腸内で大きくなることで、腸内を刺激し、排便を促します。

ほかには胃酸を中和する働きがあるので、胃潰瘍や胃炎などの治療に使用することがあります。

2. 酸化マグネシウムが配合されている薬

酸化マグネシウムというのは一般名(成分名)です。

薬の形態や製薬会社によって、商品名は異なります。

細粒

  • マグミット
  • 酸化マグネシウム
  • マグラックス

粉末

  • 重質酸化マグネシウム「ホエイ」
  • 酸化マグネシウム

錠剤

  • マグミット錠

3. 子どもに対する安全性

幼児に対する安全性が、確立されています。

4. 副作用はあるの?

重い副作用は、ほとんどありません。

薬の量が多いときなどは、便がやわらかくなったり、腹痛を起こすことがあります。

症状がひどいときは、薬の量を調整する必要がありますので、早めに病院を受診しましょう。

長い期間飲み続けると、まれに吐き気、嘔吐、意識がぼんやりする、力が入らないなどの症状が出ることがあります。

いつもと違う症状が出た場合は、内服を中止して、すぐに医者の診察を受けてください。

5. 子どもに使用する上での注意点・用法・用量

食事で気をつけること

酸化マグネシウムを内服中に、牛乳(1日1リットル以上)や、カルシウム(1日1g以上)を多く摂取すると、ミルク・アルカリ症候群を起こす恐れがあります。

牛乳を全く飲まないようにするなど、神経質になる必要はありませんが、摂取するときは量に注意してください。

用法

医者から処方された量と回数を守って、飲みましょう。

飲むときは多めの水(コップ1杯)で飲むと、薬の効果や、便への働きかけを助けます。

用量

1日あたりの投与できる量は、体重1kgにつき0.05gです。

体重10kgの子どもであれば、0.5gです。

3回に分けて、服用します。