咽頭炎・扁桃炎の治療はどうする?治療の期間・費用・薬は?

1. 咽頭炎・扁桃炎の原因は?

赤ちゃんや子どもの場合、ウイルスや細菌感染により、咽頭炎・扁桃炎を引き起こします。

免疫力が弱いため、赤ちゃんや子どもは咽頭炎・扁桃炎を繰り返しやすいのが特徴です。

咽頭炎・扁桃炎を完治するには、原因となるウイルスや細菌を、薬物療法などで対処します。

2. 咽頭炎・扁桃炎の治療期間と薬は?

病気を引き起こす、咽頭炎・扁桃炎により、治療期間や薬も異なります。

おもなウイルスや細菌を例に出して、説明していきます。

インフルエンザ

冬に猛威をふるう、代表的なウイルスです。

治療期間は?

インフルエンザの発症期間は、10日以内です。

少なくとも10日前後は、薬による治療が必要となります。

処方される薬は?

インフルエンザにはいくつかの型があり、型により処方される薬も異なります。

飲み薬ではタミフルが代表的な薬です。

ほかには吸入薬で気道にいるインフルエンザを抑える、リレンザやイナビルがあります。

ヘルパンギーナとアデノウイルス

夏風邪を引き起こす、代表的なウイルスです。

治療期間は?

咽頭炎・扁桃炎の症状が落ち着くまで、長くて1週間前後かかります。

処方される薬は?

直接ウイルスをやっつける薬はありません。

対処療法となります。

炎症を抑える薬、解熱剤、咳止めや痰を切る薬を処方されます。

単純ヘルペスウイルス

体に発疹ができる病気で、8種類のヘルペスウイルスを確認しています。

子どもの場合、唇にできるヘルペスに多く発症します。

水ぼうそうを引き起こすウイルスの1つです。

治療期間は?

発疹がキレイになくなるまで、1〜2週間かかります。

処方される薬は?

抗ウイルス薬である、バルトレックスやゾビラックスがあります。

内服薬のほか、外用薬や抗生剤を使います。

エンテロウイルス

夏に発症する手足口病の原因となるウイルスです。

38度前後の高熱が出ます。

治療期間は?

1週間前後の治療が必要となります。

処方される薬は?

エンテロウイルスに効果のある抗ウイルス薬はありません。

解熱剤や炎症を抑える薬による対処療法となります。

溶連菌

子どもがかかりやすい細菌の1つです。

体や舌などにブツブツの発疹があらわれます。

38度前後の高熱が出ます。

治療期間は?

尿検査をして、溶連菌がないことを確認するまで治療を行います。

10〜2週間前後治療を続けます。

処方される薬は?

ペニシリン系、マクロライド系、セフェム系など薬の種類が多岐にわかれます。

症状にあわせて、処方される系統の薬が変わります。

ペニシリン系の薬でアレルギーが出る場合、マクロライド系の薬が処方されます。

耐性菌の影響でマクロライド系に効果がない場合、セフェム系の薬が処方されます。

3. 咽頭炎・扁桃炎の治療費はいくらなの?

咽頭炎・扁桃炎を引き起こした、ウイルスや細菌、処方された薬により、治療費は異なります。

保険を適用しても、高くて数千円の場合がほとんどです。

また、自治体の「子ども医療費助成制度」を利用すれば、数百円の自己負担で済みます。

詳しくは自治体に確認を行ってください。

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参考:病院で処方される薬