おしるしから陣痛が始まるまでの時間はどのくらい?どうしたらいい?

1. おしるしって何?

おりものの一種で出産の前兆

おしるしとは、出産が近づき子宮口が開き、赤ちゃんを包んでいる卵膜とのずれが起こるときにみられる、おりものの一種です。

子宮口の出口にある、ゼリー状のふたのような「粘液栓」が剥がれ、子宮頚管の粘液や血液と混ざって出てきます。

おしるしは、数日のうちに出産を迎える前兆といえます。

ですが、おしるしがみられないまま、出産をするママもたくさんいます。

前駆陣痛が先にみられることも

出産が近づいたときにみられる症状に、前駆陣痛があります。

これは、痛みや時間、間隔が不規則なお腹の張りや痛みのことです。

出産が近づくにつれて前駆陣痛の回数が増え、おしるしがみられた後は、本陣痛に移行していくのが一般的です。

2. おしるしから本陣痛が始まるまでの時間は?

かかる時間には個人差がある

おしるしがみられたら、数日以内に陣痛が始まることが多いです。

ですが中には、おしるしから1週間以上たっても、陣痛が来ないママもいます。

その場合は、妊婦検診でお医者さまに相談しましょう。

また、出産の前兆には陣痛や破水もあり、必ずしもおしるしから始まるわけではありません。

本陣痛から出産までの時間は出産経験の有無で異なる

本陣痛が始まってから出産するまでの時間は、初めての出産か、経験があるかによって異なります。

初産婦の場合

本陣痛が始まってから、子宮口が全開になるまでに、10~12時間かかるのが一般的です。

子宮口が全開してから出産するまでに、さらに1~2時間かかります。

経産婦の場合

経産婦の場合は、一度産道が開いているので、子宮口が全開になるまでの時間は5~6時間程度のことが多いです。

子宮口が全開になってから出産までにかかる時間も、30分から1時間ほどのママが大半です。

3. おしるしが見られたらすべきことは?

本陣痛が始まる前にしておきたいこと

おしるしがあっても、すぐにお産が始まるわけではないので、落ち着いて行動しましょう。

入院準備をする

いつ本陣痛がきても大丈夫なように、入院準備をしておきましょう。

その際、タクシー会社を利用する場合は、事前に出産予定であることを伝え、何か注意事項があるかを確認しておきましょう。

会社によっては、陣痛タクシーを配車してくれることもあります。

また、退院後に自宅に戻る予定なら、新生児向けのおむつや哺乳瓶など、必要なものをセットしておくと、帰ってから必要以上に動かずに済みます。

シャワーや入浴はOK

おしるしがあっても、シャワーや入浴をすることに問題はありません。

本陣痛が始まると、次にゆっくり入浴できるのは産後の1カ月検診が終わってからなので、いまのうちにバスタイムを楽しんでおきましょう。

本陣痛を待つ

入院準備が整ったら、後は本陣痛を待つだけです。

いつ、本陣痛が始まるのかわからないので、遠出は避けて、外出時には母子手帳と携帯電話を持ち歩くのを忘れないようにしましょう。

4. 本陣痛が始まったらすべきことは?

本陣痛とは

本陣痛とは、10分間隔で規則的にお腹の張りや痛みを感じる状態をいいます。

まず前駆陣痛が起こり、痛みの強さや間隔が、徐々に規則正しくなっていきます。

前駆陣痛から本陣痛に移行する時間には個人差があり、1~2日程度のママもいれば、3~4時間で痛みが本格化する人もいます。

正産期に入って前駆陣痛を感じたときには、時間や間隔をメモにしておくと、本陣痛かどうかを判断しやすくなるはずです。

病院に電話をするタイミング

本陣痛が始まって、病院に電話をするタイミングも、初産婦と経産婦では異なります。

初産婦のママは、本陣痛が5分間隔になったら病院に電話をしましょう。

経産婦の場合は、急にお産が進むことがあるので、本陣痛が10分間隔になったら、病院に電話してください。

本陣痛以外で病院に連絡が必要なことも

正産期に入った場合、おしるしや本陣痛がみられなくても、すぐに病院に連絡した方がよいケースがいくつかあります。

まず、破水したときです。

おしるしや本陣痛の前に破水してしまった場合、すぐに感染予防の処置が必要です。

また、おしるしはサラサラとした、薄いピンクや茶色、褐色の出血です。

鮮血がみられたときには、常位胎盤早期剥離などのトラブルが起こっている可能性があります。

さらに、胎動が24時間感じられないときは、お腹の赤ちゃんにトラブルが起こっている可能性が高いです。

どのケースもまず病院に電話をして、お医者さまの指示に従いましょう。

5. 陣痛の進み方は?

出産は三段階に分かれる

おしるしがみられ、本陣痛が始まったら、いよいよ出産です。

そして、段階的に出産が進んでいきます。

分娩第一期(準備期)

陣痛間隔が5~10分で、子宮口は0~3cm程度開きます。

陣痛は規則的にくるものの、痛みはまだ生理痛程度です。

破水がなければ陣痛の合間にシャワーを浴びたり、食事を済ませるとよいでしょう。

分娩第一期(進行期)

陣痛間隔が3~5分になり、子宮口は4~7cm開きます。

痛みが少しずつ強くなり、陣痛間隔も短くなってきます。

深呼吸をしたり、腰やお腹をさすったり温めたりすると、少し楽になります。

自分が一番楽な姿勢で、痛みを逃しましょう。

分娩第一期(極期)

陣痛間隔は2~3分になり、子宮口は8~10cm開きます。

この頃には、痛みもかなり強くなります。

まだ、いきんではいけないので、呼吸法を意識して、痛みを逃します。

肛門周辺をテニスボールや握りこぶしで圧迫することで、楽になります。

分娩第二期(娩出期)

陣痛間隔が1~2分になり、子宮口が全開します。

いよいよ、出産に臨むタイミングです。

助産師さんの指示に従いながら、陣痛に合わせていきみます。

何回かいきむと、赤ちゃんが産まれます。

出産後はへその緒を切り、病院によってはそのままママのお腹の上に赤ちゃんをのせ、カンガルーケアをします。

分娩第三期(後産期)

出産後は、陣痛はなくなります。

胎盤が剥がれ出るときに、軽い陣痛のような痛みを感じます。

その後、後産とよばれる胎盤の娩出を終え、出産が終了します。

後産が終わったら、出血量や外陰部の状態、子宮底、血圧のチェックなどを行いながら、分娩室で休みます。

6. おしるしがきたときのホームケア

本陣痛を促す対処法

おしるしがみられたのに、なかなか本陣痛が始まらないときには、体を動かすのが基本です。

妊娠の経過が順調で健康なら、ウォーキングや階段の上り下り、雑巾がけを行いましょう。

それがきっかけで、本陣痛が起こることが多いです。

これ以外でも、お医者さまに勧められた方法であればOKなので、できるだけ体を動かすように意識しましょう。

また、正産期を超えても出産の兆しがみえないときには、子宮収縮剤を使うこともあります。

お医者さまによく説明を受け、納得してから出産に臨みましょう。

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7. 先輩ママの「おしるし・陣痛体験談」

9ヵ月の女の子のより

私は、陣痛からおしるし、破水、出産という流れでした。

気づいたときは10分間隔でしたが、2人での食事は最後だといい、夫と外食しました。

食事の途中で5分間隔になり、帰宅後には3分間隔になっていたので病院に電話。

病院に到着してから、3時間半後に出産しました。

引用元:おしるしから陣痛まではどれくらい?体験談まとめ(http://qa.mamari.jp/article/10839)