排卵検査薬の反応が薄い!その原因は?妊娠できる?どう対処すべき?

1. 排卵検査薬の反応がずっと薄いことってあるの?

排卵検査薬は、排卵前に分泌される「黄体形成ホルモン」を感知して排卵を予測する検査薬です。

尿をかけることで、「コントロールライン」と「テスト結果ライン」の2本の線があらわれるしくみになっています。

コントロールラインより、テスト結果ラインが薄ければ陰性になります。

何日間か続けていると陽性になるのが一般的ですが、ずっと薄いままの場合があります。

このとき、どのような原因が考えられるのでしょうか?

今回は、排卵検査薬がずっと薄いままの原因や対処法などについてまとめました。

2. 排卵検査薬がずっと薄い原因は?

排卵検査薬がずっと薄い場合、2つの原因が考えられます。

  • 排卵していない(無排卵月経の可能性)
  • LHサージの分泌量が少ない

排卵していない(無排卵月経の可能性)

排卵検査薬がずっと薄い原因のひとつに、排卵がおこなわれていないことが考えられます。

これを「無排卵月経」といいます。

無排卵月経とは?

無排卵月経とは、月経があるにも関わらず排卵がおこなわれていない状態です。

無排卵月経の原因は?

無排卵月経の原因は、卵胞を成熟させるホルモン(エストロゲン)の分泌量が少ないことが考えられます。

また、卵巣機能の低下が原因で、無排卵月経になっていることもあります。

無排卵月経の症状は?

無排卵月経の場合、排卵がおこなわれていないため、基礎体温がずっと低温期の状態が続きます。

卵子は卵胞に包まれており、排卵時には卵胞の膜をやぶって卵子が飛び出します。

卵巣に残された卵胞は、黄体化して「プロゲステロン」というホルモンを分泌するようになります。

プロゲステロンは基礎体温を上げるはたらきがあるため、無排卵月経だと基礎体温が上がらないのです。

また、エストロゲンの分泌量が少ないため、子宮内膜がじゅうぶんに厚くならず、月経量がとても少なくなります。

黄体形成ホルモンの分泌量が少ない

排卵検査薬は、排卵前に分泌される「黄体形成ホルモン」を感知します。

しかし、何らかの原因で黄体形成ホルモンの分泌量が少ない場合、排卵検査薬がずっと薄い状態になることがあります。

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黄体形成ホルモンの分泌量が少ない原因は?

黄体形成ホルモンの分泌量が少なくなる原因は、いくつかあります。

脳の視床下部に原因がある

脳の視床下部は、人間のホルモン分泌をつかさどっている大切な器官です。

視床下部に腫瘍ができているなどの原因により、ホルモン分泌の命令がうまくだせなくなります。

脳下垂体に原因がある

脳下垂体は、黄体形成ホルモンを分泌している器官です。

脳下垂体に腫瘍があったり、何らかの原因によってはたらきが落ちることで、黄体形成ホルモンの分泌量が少なくなることがあります。

黄体形成ホルモンの分泌量が少ない…症状は?

黄体形成ホルモンは、プロゲステロンの分泌を促すはたらきがあります。

黄体形成ホルモンの分泌量が少ないと、プロゲステロンの分泌量も少なくなることがあります。

これにより、基礎体温の高温期が8日以下と短くなったり、高温期の途中で体温がガクンと下がってしまうなどの症状がみられることがあります。

これを「黄体機能不全」と呼びます。

3. 排卵検査薬が薄いときの対処法は?

排卵検査薬が薄い状態が続くときは、まず基礎体温をはかってみましょう。

基礎体温をはかることで分かることとは?

先ほども述べたように、排卵がおこなわれてプロゲステロンが分泌されると、基礎体温が上がります。

基礎体温が上がるということは、排卵がおこなわれている目安のひとつになります。

基礎体温が上がらず、排卵検査薬も薄い場合

基礎体温が上がらず、排卵検査薬も薄い場合は「無排卵月経」の可能性があります。

無排卵月経の治療は?

無排卵月経の場合、まずは病院を受診しましょう。

ホルモンの値をはかり、基礎体温や病院の排卵チェックなどを受けながら治療をすすめていきます。

ホルモン補充をして排卵を促す「カウフマン療法」や排卵誘発剤を投与する方法が、主な治療法になります。

無排卵月経でも妊娠できる?

無排卵月経と診断されても、適切な治療を受ければ妊娠することはじゅうぶん可能です。

医師とよく相談しながら、治療をすすめていきましょう。

排卵検査薬が薄いが、基礎体温が上がる場合

排卵検査薬が薄い状態のまま基礎体温が上がる場合は、黄体形成ホルモンの分泌量が少ないことが考えられます。

黄体形成ホルモンが少ない場合の対処法は?

排卵検査薬を感度の良いものに変える

黄体形成ホルモンの分泌量が個人差があります。

手に入りやすい排卵検査薬の感度は、30IU/Lのものが多いです。

しかし分泌量が少ない場合、この感度だと排卵検査薬に反応しないことがあります。

感度の良い(10IU/Lで感知するもの)排卵検査薬に変更することで、黄体形成ホルモンの分泌量が少ない人でも反応するようになります。

感度の良い排卵検査薬は以下の商品です。

  • p-チェック・LH (ミズホメディー) 
  • ワンステップ排卵検査薬(ネット通販限定) 
病院を受診しておくとさらに安心

黄体形成ホルモンの分泌量が少ない場合、プロゲステロンの分泌量も少ないことがあります。

プロゲステロンの分泌量が少ない場合、子宮内膜が維持しにくくなり、妊娠する確率が低くなることがあります。

病院を受診し、黄体ホルモン剤(プロゲステロンを補充する薬や注射)を投与してもらうと安心です。

黄体形成ホルモンの分泌量が少なくても妊娠できる?

黄体形成ホルモンの分泌量が少ない場合でも、排卵がおこなわれていれば妊娠することはじゅうぶん可能です。

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