臨月のおしるしは出産のサイン!見分ける3つのポイントと対処法

1. おしるしとは?

臨月に入ると体が変化する

臨月とは、妊娠36~39週のことをいいます。

ママの体が、出産に向けて準備を始める時期です。

そのため臨月に入ると、それまで鼻先ぐらいの硬さだった子宮頸部が、赤ちゃんの唇ほどの柔らかさになります。

子宮頸部に血流が増え、水分が多くなるからです。

そして、赤ちゃんが外に出ないように固く閉じていた子宮口が、少しずつ緩み始めます。

さらにおりものが増えて、その匂いや色にも変化が起こります。

おしるしは、おりものの一つ

臨月に入り出産が近づくと、「粘液栓」といわれる子宮口の蓋をしていた、ゼリー状の塊が剥がれ落ちます。

すると子宮口が開き始め、子宮が収縮することで、子宮頚管の粘液と混ざり、おりもののように外に出てきます。

これを、「おしるし」といいます。

お腹の中で赤ちゃんは卵膜に包まれているのですが、この袋が剥がれて出血し、おりものに血が混ざることもあります。

おしるしとは本陣痛の前触れ

おしるしは、出産予定日が近づいてから、見られることが多いです。

それは、赤ちゃんが子宮口近くに下がり、子宮収縮が始まったサインだからです。

そのため、おしるしが見られてからしばらくすると、本陣痛が起こることが多いです。

2. おしるしが見られる期間は?

出産の1~3日前が多い

おしるしが見られる期間には個人差がありますが、出産当日から3日前というのが一般的です。

中には、出産日の1週間以上前におしるしが見られたり、3日続いたというママもいるようです。

また、おしるしがないまま出産を迎える人もいるので、あくまでも目安と捉えましょう。

数日以内に陣痛が始まることが多い

おしるしが見られても、すぐに陣痛が始まるとはいいきれません。

大抵の場合は、おしるしが見られてから数日で、陣痛が起こることが多いです。

前駆陣痛があってから、おしるしが見られ、本陣痛から破水に進むのが一般的ですが、お産の進み方にも個人差があります。

おしるしが見られたら、お腹の張りには注意を払いましょう。

3. おしるしを見分ける3つのポイントとは?

おしるしと不正出血を見分けるポイント

おしるしと不正出血では、おりものに違いがあるので、しっかりチェックしましょう。

おりものの色

おしるしには、少量の血液が混ざっていることが多いので、ピンクや褐色、茶色になっていることが多いです。

ですが頸管粘液の量が多ければ透明のおしるしが、少なければ鮮血が出ることもあります。

おりものの量

おりものの量は、下着やトイレットペーパーに少しつく程度のことが多いです。

とはいえ個人差が激しく、おしるしに気がつかないほど少量のママもいえば、生理かと思うほどの量が出る人もいます。

おりものの質感

おしるしは、頸管粘液に血液が混ざっているのが一般的なので、粘り気があります。

そのため、卵白のようにドロッとしたものが出ることもあります。

出血量が多いと、粘り気はそれほど感じないようです。

4. おしるしと間違えやすい症状は?

常位胎盤早期剥離

常位胎盤早期剝離とは、お腹の赤ちゃんが娩出される前に、胎盤が剥がれてしまう疾患です。

出血と同時に

  • 持続的な下腹部痛
  • お腹が硬い
  • お腹を抑えると痛む
  • 出血が続く
  • 胎動が少なくなる

といった症状が見られたら、一刻も早く、救急車で病院に向かうことをおすすめします。

前置胎盤

前置胎盤とは、通常は子宮底部と呼ばれる一番奥に形成されるはずの胎盤が、子宮口付近につくられ、蓋をしてしまう状態をいいます。

それが、妊娠後期になって子宮頸部が伸びることでズレてしまい、胎盤の一部が剥がれて出血が起こります。

その際に大出血が起こることがあるので、注意が必要です。

病院で前置胎盤だといわれている場合は、腹痛を伴わない出血が見られたら、すぐに病院で診察を受けましょう。

破水

破水とは、卵膜が破れて、羊水が流れ出る状態をいいます。

おりものが無色や乳白色で量が多い場合は、破水している可能性があります。

また、破水していても、卵膜が破れている部分が上部だと、チョロチョロと少しずつ出てくることもあります。

安静にしていても、おりものが流れ出てくるようなら、破水の可能性が高いので、すぐに病院に連絡しましょう。

内診後の出血

臨月に入ると、妊婦検診が週1回に増えます。

そのたびに、子宮口の柔らかさを診るために、内診が行われます。

出産を促すために、お医者さまが卵膜を指で剝がしたり、膣が傷つくことで、出血がみられることがあります。

内診後にある少量の出血は、心配しなくても大丈夫です。

ただし、生理のような量だったり、血液の塊が見られたり、出血が何日も続く時には、病院に連絡するようにしましょう。

5. おしるしが見られたときの対処法は?

落ち着いて行動しよう

おしるしを見つけると、出産が近いと思ってソワソワしてしまうママが多いようです。

すぐに陣痛が始まることは少ないので、まずは落ち着きましょう。

遠出は控える

おしるしが見られても、いつも通りの生活を続けてかまいません。

ですが、いつ本陣痛や破水が起こるのかを予測できないので、すぐに病院に行けるように、遠出するのは止めましょう。

入院の準備と手段を確認する

おしるしが見られたら、いつでも入院できるように、準備していた荷物を確認しましょう。

また、そのまま本陣痛が始まったときに、どうやって病院に行くのかの段取りも、確認しておくと安心です。

タクシー会社にも事前に連絡して、陣痛がきて電話をしたら、すぐに配車してもらえるようにしておきましょう。

シャワーや入浴はOK

破水していない限りは、おしるしが見られても、シャワーや入浴は普段通りにできます。

前駆陣痛などを伴っているなら、本陣痛の前にシャワーや入浴を済ませておくのもおすすめです。

病院への連絡は事前に確認しておく

おしるしが見られても、すぐに本陣痛が始まるのは稀です。

そのため、おしるしが見られた後の受診のタイミングは、病院によって異なります。

臨月に入り、妊婦検診が増えたときに、おしるしがきたときに電話連絡が必要かどうか、あらかじめ聞いておくようにしましょう。

ただし、不正出血の兆候が見られたときには、すぐに電話してください。

6. おしるし対策に用意するものとは?

漏れないように対策が必要

おしるしの量は個人差がありますが、中には多い人もいます。

そのケアをするために、産褥パットや生理用ナプキンを用意しておきましょう。

下着が汚れたままで雑菌が繁殖するのは、お腹の赤ちゃんによくありません。

おしるしの量に合わせて、産褥パットや生理用ナプキンを使い分け、清潔に保ちましょう。

7. おしるし以外の出産の兆候とは?

おしるし以外の兆候もチェックしよう

おしるしが見られたときには、それ以外に出産が近づいている兆候がないかを、合わせてチェックするようにしましょう。

前駆陣痛

前駆陣痛とは、本陣痛が起こる前にみられる、痛みも強さも間隔もバラバラなお腹の張りのことをいいます。

おしるしの前後に前駆陣痛が見られる場合は、お産の前兆といえるでしょう。

いつ本陣痛に移行するかわからないので、時間をメモしておくとよいかもしれません。

腰痛

妊娠すると女性ホルモンのバランスが変化し、骨盤が緩みます。

臨月に入るとお腹の赤ちゃんも成長し、さらに腰に負担がかかるので、腰痛が悪化することが多いです。

腰痛が強くなり、おしるしが見られたら、出産が近いサインです。

下痢

臨月になると、ママの骨盤内に赤ちゃんの頭がはまる位置まで下がってきます。

下がってきた赤ちゃんが腸を圧迫することで、下痢をすることがあります。

一説によると、出産をスムーズにするために、胃腸が空になるように下痢が起こるともいわれています。

胎動の減少

赤ちゃんがママの骨盤に収まると、胎動が少なくなるのが普通です。

とはいえ、24時間以上胎動を感じないときは、赤ちゃんにトラブルが発生している可能性があります。

胎動の強さや回数は、常にチェックしておき、いち早く異変に気づけるようにしておきましょう。

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8. 先輩ママの「おしるし体験談」

いちぽんさんより

いつおしるしが来るかと毎日気をつけ、おりものシートをつけて、いつでも気づけるようにしていました。

すると、育児書に掻いてあるようなピンク色のおりものが出たのです。

すぐにおしるしだとわかり、とうとう始まるんだと思い、ドキドキしました。

いつかいつかと毎日緊張していましたが、それから3日後に少量の破水があり、出産になりました。

引用元:臨月のおしるしってどうだった?(https://cuta.jp/7172)