排卵日以外で妊娠することはある?安全日でも受精卵はできる?

1. 排卵日以外でも妊娠することがあるの?

妊娠を望んでいるカップルは、排卵日をねらって性交渉をもつと妊娠する確率が高まります。

しかし、排卵日以外に性交渉をもったときでも、妊娠する確率は少なからずあるのです。

卵子と精子にはそれぞれ受精可能な時間があります。

特に精子の受精可能な時間は、48~72時間くらいと比較的長いです。

優秀な精子だと、もっと長い時間生きていることもあります。

今回は、排卵日以外に妊娠する可能性についてまとめました。

2. 精子と卵子の寿命はどのくらい?

卵巣から排卵された卵子と、射精された精子はそれぞれ寿命があります。

精子の寿命はどれくらい?

精子の寿命は、48時間から72時間くらいと言われています。

ただし、子宮頸管を無事に通り抜け、子宮や卵管に到達した場合の寿命になります。

子宮頸管内でほとんど死滅する

膣内に射精された精子は、子宮頸管に真っ直ぐ入っていきます。

子宮頸管とは、子宮と膣の入り口をつないでいる器官のことです。

射精された精子のうち、約99%は子宮頸管内で死滅してしまいます。

頸管内で、精子が生き残りやすいときもある

子宮頸管内は、普段は酸性に保たれています。

しかし、排卵日が近づくと、アルカリ性の環境に変化します。

精子もアルカリ性なので、子宮頸管内でも生き残りやすくなるのです。

ただし、子宮頸管は雑菌を殺す免疫機能が強い器官です。

精子は女性のからだにとっては「異物」なので、アルカリ性の環境下でもほとんどの精子が死んでしまうことに変わりはありません。

女性にできる準備。精子が卵子に最も届きやすい環境をつくる潤滑ゼリーとは?

子宮や卵管は精子が生きやすい

子宮頸管を通り抜け、子宮にたどり着いた精子は、そのまままっすぐ卵子が待つ卵管へと向かいます。

子宮や卵管は精子にとって生きやすい環境です。

しかし、やはり女性の体にとっては異物なので、ここでも死滅する精子がいます。

生き残った精子の寿命は?

このように、苛酷な環境で生き残った精子の寿命は、48から72時間と言われています。

ただしこれは一般的な数字です。

24時間で死んでしまう精子もいれば、長い場合は1週間ほど生きている精子もいるのです。

卵子の寿命はどのくらい?

卵子の寿命は、精子と比べると圧倒的に短いと考えられています。

卵子の寿命は約24時間

卵巣から排卵された卵子は、卵管にとり込まれ卵管内をただよっています。

卵子の寿命は、約24時間程度と言われています。

卵子の受精可能な時間はもっと短い

卵子の寿命は約24時間ですが、受精可能な時間はもっと短いと言われています。

およそ6~12時間と言われており、精子よりもかなり短いことが分かります。

3. 妊娠しやすい日は排卵日?

よく「妊娠したかったら排卵日をねらって性交渉をもつとよい」と言われてます。

しかし、その説は少し間違っています。

精子と卵子の寿命から考える

精子の寿命は、約48時間から72時間です。

つまり、2~3日は生きていることになります。

一方、卵子の寿命は24時間程度です。

受精可能な時間を考えると、12時間程度と思っておいたほうがいいでしょう。

精子が先に待っているほうがベスト

排卵されてからの卵子の寿命は、12時間程度と考えましょう。

排卵されてから性交渉をもっても、精子が到着するころには卵子が死んでしまっている可能性もあります。

排卵日前に性交渉をもち、精子が先に卵管で待っているほうがいいのです。

精子が卵管までたどり着く時間は?

精子は0.06mm程度と非常に小さいです。

子宮から卵管までは約10cmほどあるので、精子にとってはとても長い距離になります。

射精された精子は一瞬で卵管にたどり着くわけではありません。

精子が卵子の待つ卵管までたどり着く時間は、約2時間程度と言われています。

子宮頸管粘液の状態から考える

先ほども述べたように、子宮頸管内は普段は酸性に保たれています。

排卵日が近づくと、アルカリ性の環境に変化します。

酸性よりも、アルカリ性の環境のほうが精子が生き残りやすくなります。

妊娠しやすい時期は、排卵日前ということになります。

女性にできる準備。精子が卵子に最も届きやすい環境をつくる潤滑ゼリーとは?

排卵日よりも排卵日前のほうが妊娠しやすい

排卵日に性交渉をもつより、排卵日の前日か前々日くらいに性交渉をもつとよいでしょう。

基礎体温でいうと、低温期の最終日の前日か前々日くらいになります。

排卵検査薬をためした場合は、陽性が出てから約36時間後に排卵がおきます。

陽性を確認した時点で性交渉をもつとよいでしょう。

4. 排卵日以外にも妊娠するの?

このように、妊娠を望んでいるカップルは排卵日の前日か前々日に性交渉をもつことで、妊娠する確率がアップします。

しかし、この時期以外に性交渉をもった場合でも妊娠することがあるのです。

そこで、排卵日以外に性交渉をもった場合でも、妊娠しやすい原因をみてみましょう。

精子がとても長生きした場合

精子の寿命は約2~3日ですが、とても優秀な精子の場合1週間以上生き続ける場合があります。

排卵日をずらして性交渉をもったとしても、精子が生き残っていた場合は妊娠することがあります。

排卵日は正確に分からない

生理周期がめったに乱れない人でも、排卵日がずれてしまうケースもあります。

正確な排卵日は医師でも予想するのが難しいと言われています。

排卵日がずれる原因は以下の通りです。

  • 生活習慣の乱れ
  • 過度なストレス
  • 過度なダイエット
  • 体調を崩した

生活習慣の乱れ

「寝不足の日が続いた」「食生活が乱れがちだった」という場合、女性ホルモンのバランスが崩れて排卵日がずれることがあります。

過度なストレスがあった

排卵は、女性ホルモンのはたらきによってスムーズにおこなわれます。

女性ホルモンのバランスをつかさどっているのは、脳の「視床下部」です。

視床下部は、ストレスに弱い器官です。

ストレスを受けることではたらきが弱まってしまうことがあります。

過度なダイエットをした

食事回数をぬく、糖質を極端に制限するなどの過度なダイエットをした場合、ホルモンバランスが乱れて排卵も乱れてしまうことがあります。

体調を崩した

感染症にかかるなどの体調を崩した場合、自律神経が乱れることがあります。

自律神経の乱れは、ホルモンバランスの乱れにつながることがあります。

ホルモンバランスが乱れると、排卵日がずれる原因になります。

妊娠を望んでいないカップルは必ず避妊を

このように、排卵日(排卵日と思われる)以外に性交渉をもった場合でも、妊娠する確率はゼロではありません。

妊娠を望んでいないカップルは、必ず避妊をするようにしましょう。

マカ・葉酸サプリを超えた、ピニトール配合の妊活サプリ・ベジママとは?

近所の産婦人科の病院を
探す・口コミを見る