妊娠超初期症状とは?時期や生理との違いは?15個の症状と体験談

1. 妊娠超初期症状とは?

一般的に妊娠検査薬で正しい陽性反応が出るのは生理予定日1週間後くらいです。

ただ、それよりも1~2週間前から母体には変化が出始めます。

理由は、妊娠に備えてホルモンバランスが大きく変わっていくからです。

この妊娠検査薬で陽性が出る前に感じる体調の変化を、「妊娠超初期症状」といいます。

2. 妊娠超初期症状の開始時期

性行為からどのタイミングで症状が出るの?

妊娠のはじまりは性行為ではなく排卵

妊娠までの流れが始まるスタートは性行為と思われがちですが、スタートは排卵です。

卵子の寿命は排卵後24時間ですが、精子の寿命は2〜5日なので、排卵前に性行為をして精子が女性の体内で数日生き延びてから受精する場合もあれば、排卵後の性行為で受精する場合もあります。

そのため、性行為から受精までの期間は0日〜5日と場合によります。

生理から約14日後の排卵日(個人差あり)に、妊娠がはじまります。

排卵から受精して着床するまでの流れと期間

性行為と排卵の後、精子と卵子が結合することを「受精」といいます。

そして、排卵日から1週間から10日程かけて受精卵が子宮内膜に到達し、子宮内膜に根を下ろして母体と結びつく状態のことを「着床」といいます。着床は開始から完了まで約5日かかります。

全ての受精卵が着床に成功するわけではなく、着床をもって妊娠が成立します。

この着床開始が妊娠超初期のスタートであり、妊娠超初期症状が現れ始めるタイミングになります。

着床の開始時期は生理後何日?

仮に排卵日が平均的な生理後14日だとすると、そこから着床までは7~10日かかります。

つまり、生理後21日〜24日が着床の開始時期でもあり、妊娠超初期の開始時期になります。

なお、妊娠超初期症状の開始は妊娠3週と言われることがありますが、それは妊娠週のカウントは最終月経からはじまるからです。

前回の生理初日が妊娠0週0日になるので、妊娠●週■日と生理後●週■日は同じ意味なのです。

3. 症状の現れ方は人それぞれ

妊娠超初期症状の現れ方や程度は、人によって千差万別です。

必ずしも症状があるとは限らず、症状がない人や普通の生理前と同じという人もいます。

また、同じ人でも1人目と2人目以降で症状が変わることもあります。

いずれにせよ、早く気付くことにこしたことはないので、次の妊娠超初期症状のチェックリストに当てはまるか確認してみてください。

4. 妊娠超初期症状のチェックリストで確認を!

1. 下腹部の痛み

子宮周辺の血流が増えて子宮が膨張することで、下腹部に痛みが起こります。

人によって痛みの様子や程度はさまざまですが、おもに以下のような痛みが起こります。

  • ちくちくしたような痛み
  • 引きつれるような痛み
  • 鈍痛

生理前の下腹部痛と違う?

生理前の痛みは、剥がれた子宮内膜を排出するために子宮が収縮して起こります。

妊娠超初期と生理前では痛みのメカニズムが違うので、痛み方も変わることが多いです。

しかし中には生理前の痛みとほとんど同じという人もいるので、一概には言えません。

2. 恥骨・足の付け根・腰などの痛み

子宮周辺の血流変化に加えて、リラキシンというホルモンも痛みの原因となります。

リラキシンには、お産にそなえてじん帯をゆるめる作用があります。

そして、リラキシンは妊娠開始時点から少しずつ分泌されはじめます。

じん帯がゆるむことで体重を支える力が弱くなり、痛みや違和感が起こるのです。

3. 着床出血

着床出血は、受精卵の着床時に起こる少量の出血です。

ちょうど生理予定日ごろに起こることが多く、普通の生理と間違えることも多いです。

ただし通常の生理よりずっと量が少なく、2~3日ほどでおさまることがほとんどです。

こんな出血に注意!

妊娠検査薬で陽性反応があり、かつ以下のような症状がある場合は、子宮外妊娠のおそれがあります。

  • 生理予定日1週間後くらいから出血が起こる
  • 日を追うごとに出血量が増える
  • いつもの生理痛とは明らかに違う、強い痛みがある
  • 貧血症状がある
子宮外妊娠には、早めの対処が大切

子宮外妊娠のなかには、まったく自覚症状がないケースもあります。

しかし対処が遅れると突然卵管破裂を起こし、命にかかわる場合もあります。

少しでもおかしいと思ったら、早めに産婦人科を受診しましょう。

4. おりものの変化

ホルモンバランスの変化にともなって、おりものの様子が変わります。

  • 排卵前後のように水っぽい多量のおりものが続く
  • 着床出血が混じり、茶色やピンク色のおりものが出る
  • においが少なくなる、もしくは強くなる

おりものの変化の様子は個人差が大きいので、普段からチェックしておきましょう。

5. 消化機能の変化

ホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れ、消化機能に変化が起こります。

それまで便秘だった人が突然快便になったり、つわりのような症状が出たりすることもあります。

  • 便秘
  • 下痢
  • 胃痛・胸焼け
  • 吐き気
  • お腹の張り
  • げっぷが増える
  • おならが増える

6. 胸の張り

胸の張りや乳首の痛み・違和感が起こります。

人によっては、衣類とこすれたり身動きしたりするだけで痛むこともあります。

7. 眠気・集中力低下

仕事や家事に支障が出るほど強い眠気が出たり、集中力が落ちたりします。

一説には、母体を休ませようとして眠気が起こるとも言われています。

8. 熱っぽくなる・寒気がする

通常、排卵後~生理開始までは体温が高くなります。

妊娠すると、子宮内の赤ちゃんを守るためにさらに体温が高くなります。

その影響で、微熱・ほてり・寝汗をたくさんかくなどの症状が出ることがあります。

また、体温上昇によって悪寒を感じることもあります。

9. だるさを感じる

体温の上昇や眠気にともなって、しばしばだるさを感じます。

10. のどが渇きやすくなる

妊娠すると、新陳代謝が活発になります。

そのため汗をかきやすくなり、失った水分を補うためにのどが渇きます。

11. トイレの回数が増える

ホルモンバランスの変化により、トイレの回数が多くなります。

昼間だけでなく、夜中に何度もトイレに起きることもあります。

12. 風邪のような症状

悪寒や微熱・だるさなどのほかに、風邪のような症状が出ることがあります。

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 頭痛
  • せき

せきが出る=妊娠超初期症状ではない?

「せきが出るときは、妊娠超初期症状ではなくただの風邪」と言われることがあります。

ただし、のどの渇きが原因でせき・のどの痛みが出ることがあります。

そのため、せきが出るからといって妊娠超初期症状でないとは言い切れません。

13. つわりのような症状

妊娠超初期の時点で、つわりのような症状が出ることがあります。

吐き気や胸のむかつきだけでなく、以下のような症状もあります。

  • 食べ物の好みが変わる
  • においに敏感になる
  • 急に食欲が出る
  • 唾液が増える

14. 肌荒れ・口内炎

吹き出物・かゆみなどの肌トラブルや、口内炎が増えやすくなります。

また、それまで使っていた化粧品や洗剤類が突然肌に合わなくなることもあります。

15. 精神的な変化

ホルモンバランスの変化が原因で、精神的な症状が出やすくなります。

  • イライラする
  • わけもなく悲しくなったり、不安になったりする
  • 普段なら何とも思わないような、ささいな事が気になる

5. 妊娠超初期にやってはいけないこと

市販薬の使用に注意する

妊娠超初期症状を風邪などと勘違いして、薬を飲んでしまう人も多いでしょう。

しかし、市販薬の中には妊娠中に使用できないものが少なくありません。

妊娠の可能性があるときは、念のため市販薬の使用は控えておきましょう。

いろいろな不快症状を抑えるには…

市販薬の代わりに、薬に頼らない民間療法を試してみましょう。

妊娠超初期症状に役立つおもな方法を、少しご紹介します。

  • 下腹部をあたためて、痛みをやわらげる
  • 吐き気があるときは、炭酸水を少しずつ飲む
  • 吐き気や寒気のあるときに、しょうがを食べる
ツボも有効

民間療法のほかには、ツボ押しも有効です。

ただし妊娠中に刺激しないほうがよいツボもあるので、あらかじめ確認しましょう。

妊娠に気付かず市販薬を飲んじゃった!

無茶な使い方でなければ、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。

むしろ、必要以上に心配してストレスをためるほうが体に悪影響です。

どうしても心配な場合は、産婦人科に相談してみましょう。

タバコ・お酒は控える

タバコの煙やアルコールは、赤ちゃんの成長をさまたげるおそれがあります。

妊娠の可能性があるときは、喫煙・飲酒を控えましょう。

もちろん、両方とも妊活を開始した時点で極力控えるのがベストです。

受動喫煙も危険

ママ本人が喫煙していなくても、受動喫煙によって被害をこうむることもあります。

身近に喫煙者がいる人は禁煙してもらうか、家の中で吸わないよう配慮してもらいましょう。

妊娠に気付かずお酒を飲んじゃった!

市販薬と同じく、大量に飲まない限り赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。

胎児性アルコール症候群を防ぐため、妊娠が確定したら完全に禁酒しましょう。

体を冷やさない

妊娠中の冷えは、つわりの悪化や腰痛などさまざまなトラブルの原因となります。

また、子宮周りの血行が悪化すると赤ちゃんに栄養がいきわたりにくくなります。

暑い時期でも、薄着・冷房の使いすぎ・冷たいものの飲みすぎなどは避けましょう。

どんな服装がおすすめ?

体型が変わるのはまだ先ですが、できるだけ温かくゆったりした服装を心がけましょう。

きついボトムスや下着を着けると、子宮の血行が悪化しやすくなります。

仕事などで服装が制限される人は、インナーで腰周りを保温するだけでも効果的です。

症状を気にしすぎない

「妊娠したい/したくない」と強く思っていると、わずかな体調変化にも一喜一憂しやすくなります。

しかし症状に振り回されること自体がストレスになり、体に悪影響を与えかねません。

また、期待と違った場合の失望感も大きくなってしまいます。

体調を観察することは大切ですが、あまり気にしすぎずゆったり過ごしましょう。

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6. 先輩ママの妊娠超初期症状の体験談

めいさん

生理予定日2日すぎに吐き気があったのですが、眼精疲労からの嘔吐がよくあったので、今回もそれかなと思っていました。

生理が今にもきそうな下腹部痛もありました。

ですが、体温が高めだったら検査薬を試してみようと思い、体温を図ってみたら36.8℃で平熱より高めだと思ったので検査薬を試したら陽性でした。

ちなみに普段は基礎体温を計っていませんでした。

今思えば、生理予定日頃にへその下らへん1点がチクチクしたのと、普段よりも少し眠気がありました。

引用元:e-妊娠 妊娠超初期ってどんな感じ?

maokabuさん

私の場合は生理不順ですが、そろそろ生理きてもいいかな~くらいの時にとにかく具合悪くなりました。

まず食欲がダウン。吐き気とまではいかなくてもムカムカして普段食べたい物が食べられなくなるとか。

異常な頭痛と微熱。(最初は風邪を疑います。)

あとは物凄い眠気…仕事中でもとても仕事なんてしてられず横になって眠ってしまう位でした。

お腹の痛みとかはなかったです。

検査薬は生理が遅れて1週間後から使用できるみたいですが、私の場合はその前に(これは間違いない!と毎度確信があったので)使用して、いずれも陽性でした(^^;

以上が私の超初期症状ですが、妊娠が正確に分かってからは、この症状がどんどん強くなっていきました(T_T)

引用元:Yahoo!知恵袋「皆さんの妊娠超初期症状を教えてください!」

くまこさん

私もいつも通り生理が来ると思ってて、だめもとで検査したら陽性でしたよ。

いつもは生理前になると胸が張ったりするのに今回はなーんにも症状がなかったのに妊娠していました。

人間の体って、マニュアル通りではないんだと思います。

引用元:女性の為の健康生活ガイド『ジネコ』 妊娠超初期症状がなくても妊娠された方