前駆陣痛とは?どんな痛みがくるの?5つの症状と対処法をご紹介

1. 前駆陣痛って何?

本陣痛の前に起こる

前駆陣痛は、本陣痛に先駆けて起こる、不規則な子宮収縮のことをいいます。

出産の兆候として、起こる症状です。

何をきっかけに前駆陣痛が起こるのかは、現代の医学では解明されていません。

本陣痛との違いは?

前駆陣痛と本陣痛では、痛み方が違います。

痛みが起こる間隔が不規則

本陣痛は、痛みの間隔が一定です。

ですが前駆陣痛は、痛みの間隔が不規則です。

前駆陣痛かもしれないと思ったら、痛みの間隔を計り、メモしておきましょう。

痛む時間の長さがバラバラ

本陣痛の場合は、痛む時間も痛みの間隔も一定で、その間隔が徐々に狭まっていきます。

ですが前駆陣痛の場合は、痛みが40秒続いたかと思うと、次は15秒で治まるなど、痛みの長さがバラバラなことが多いです。

痛みの強さに強弱がある

本陣痛の場合は、痛み方も一定で、本格的に始まると動けなくなるほどの痛みが出ます。

ですが前駆陣痛は痛みの強さもバラバラで、生理痛程度のものから、お腹がギュッと圧迫されるような痛みまで、感じ方に個人差があります。

2. 前駆陣痛はいつ起こる?

妊娠36週以降に起こることが多い

前駆陣痛は、出産予定日の2週間前に始まることが多いといわれています。

そのため、妊娠36週以降に前駆陣痛が起こるママが多いようです。

ですが、前駆陣痛はお腹の張りの延長線上にあるため、妊娠8~9カ月のママに起こることもあります。

正産期の前にお腹の張りを感じたら、トラブルの前兆のことがあるので、お医者さまに相談してみましょう。

前駆陣痛がないママもいる

前駆陣痛は、すべてのママに起こるものではありません。

また、前駆陣痛が起こっていても、ただのお腹の張りだと思い、気にかけずに過ごしたママもたくさんいます。

本陣痛に移行して初めて、前駆陣痛だと気づくママもいるので、それほど神経質になる必要はないでしょう。

3. 前駆陣痛の5つの症状とは?

様々な症状があらわれる

前駆陣痛のあらわれ方には個人差があり、様々な症状がみられます。

お腹が張る

前駆陣痛の症状の中で最もポピュラーなのが、お腹の張りです。

痛みは感じず、頻繁にお腹が張ることが多いようです。

そして、お腹が張る間隔はバラバラです。

吐き気がする

前駆陣痛のときに、吐き気を感じたり、実際に嘔吐するママも多いです。

吐き気を伴う前駆陣痛があるときには、子宮口が開き始めていることもあるので、本陣痛の兆候が他にないか、セルフチェックしましょう。

腹痛

前駆陣痛が起こると、生理痛のような腹痛を感じる人がも多いです。

鈍痛であることも多く、前駆陣痛だと気づかないママも少なくありません。

胃痛

前駆陣痛と共に、胃痛を感じるママもいます。

胃がキリキリしたり、気持ち悪くなることもあります。

腰痛

妊娠中のママは、ホルモンの影響で関節が緩み、筋肉や靭帯に負担がかかることから、腰痛が起こりやすいものです。

そのため、子宮口が開いていく過程で、子宮収縮の痛みを腰痛と感じることがあるのです。

腰痛と共に下腹部痛があるときは、前駆陣痛かもしれません。

おしるしや破水から始まることも

前駆陣痛のタイミングで子宮口が開き始めると、おしるしがみられることがあります。

また、前駆陣痛を感じる前に破水することもあります。

破水すると感染症にかかるリスクが高くなるので、すぐに病院へ行きましょう。

4. 前駆陣痛の痛みとは?

前駆陣痛の痛み方の特徴

前駆陣痛のときの痛み方にも、個人差があります。

生理痛のように痛む

前駆陣痛が起こると、お腹や腰が重くなるようなだるさ、痛みを感じることがあります。

その強さを、生理痛に例えるママやお医者さまが多いです。

下痢したときのように痛む

前駆陣痛の痛みを、下痢の症状だと思うママもいます。

お腹を冷やしたり、下痢をしたときのような痛みがあるのに、トイレにいっても何も出ないときは、前駆陣痛の可能性が高いです。

お腹が絞られるように痛む

前駆陣痛を経験したママの中には、キューっとお腹を絞られるような痛みだったと表現する人もいます。

その際、お腹の張りや収縮したことは感じても、痛みがないこともあります。

前駆陣痛の痛みの長さは?

前駆陣痛は不定期に起こるので、常に痛みが続くわけではありません。

また、前駆陣痛が起こったからといって、必ず本陣痛に移行するわけでもありません。

痛みの強さも、時間も、間隔も不規則なので、前駆陣痛かもしれないと思ったら、きちんと時間を計って、メモに残しておきましょう。

前駆陣痛の痛みがあらわれる場所は?

前駆陣痛の痛みを、下腹部に感じるママが多いようです。

そして、腰痛や背中の痛みがあらわれるママもいます。

5. 前駆陣痛の対処法とは?

痛みがある場合の対処法

基本的に前駆陣痛は、強い痛みは伴わないことが多いです。

ですが、痛みを感じたときにはすぐに横になり、体を休めるようにしましょう。

その際、お腹がカチカチに張っていたり、胎動が減ったと感じたら、すぐに病院に電話をして、指示を仰ぐのが基本です。

そして、前駆陣痛のために胃痛や吐き気が起こっても、薬が処方されることはありません。

食事の回数や量を減らして、対処しましょう。

痛みが長く続くときの対処法

前駆陣痛は本陣痛ではありませんので、痛みがあらわれて引く間隔は、数時間に1回というペースで起こるのが一般的です。

前駆陣痛を感じたママの約半数は、それから6時間以内に本陣痛を迎えています。

ですが中には、前駆陣痛が起こってから本陣痛がくるまで、1週間以上かかったママもいます。

前駆陣痛が長引いているときは、横向きに寝るなど楽な体勢をとり、深呼吸してリラックスすることを心がけましょう。

腰痛がひどいときの対処法

前駆陣痛で腰痛の症状があらわれた時には、マッサージを試してみましょう。

パパに手伝ってもらうと、ママが無理な体勢をとらずに済みます。

輪状マッサージを行う

足の付け根からおへそまでの間を、円を描くようにマッサージします。

水平マッサージを行う

わき腹から子宮に向かって、マッサージを行います。

終わったら、子宮からわき腹に向かって戻るようにマッサージします。

腰部マッサージを行う

足の付け根から子宮の上のあたりまで、マッサージします。

終わったら、子宮の上から足の付け根に戻るようにマッサージします。

6. 前駆陣痛が起こったときの注意点は?

胎動と間違えないように気をつける

前駆陣痛の症状は、強いものばかりではありません。

そして、妊娠後期に入るとお腹の赤ちゃんの動きや力が強くなるので、前駆陣痛を胎動と間違えるママもたくさんいます。

前駆陣痛では子宮収縮が起こるので、お腹の張りがあるかどうかを、きちんとチェックするようにしましょう。

痛みが規則的になったら病院に連絡する

前駆陣痛の症状があらわれても、すぐに本陣痛が始まるわけではありません。

そのため、病院に連絡をするのは、お腹の張りが規則的になってからでよいでしょう。

ただし、破水や出血をした場合には、すぐに病院に電話をして、お医者さまに指示を仰いでください。

胎動があるかどうかをチェックする

特に初めて出産を迎えるママの場合は、お腹の張りや痛みが陣痛の始まりなのか、お腹の赤ちゃんにトラブルが起きているのか、判断が難しいものです。

もし、前駆陣痛の症状があらわれたときに、お腹がカチカチに張っていたり、胎動を感じなくなっている場合は、すぐに病院へ行きましょう。

その場合、胎盤剥離や子宮破裂が起こっている可能性があるからです。

決して素人判断はせず、診察を受けるようにしてください。

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7. 先輩ママの「前駆陣痛体験談」

mitzさん(30代)より

妊娠36週くらいから、陣痛かと思われるような痛みが出るようになりました。

しかし痛みは不規則で、痛んだり治まったりをくり返しました。

不安になり、病院に連絡して指示を仰いだところ、前駆陣痛ということでした。

前駆陣痛の経験があったので、本陣痛のときもさほどあせらずに対応でき、結果的には良かったと思います。

引用元:前駆陣痛の症状についての体験談・口コミ・生理痛の痛みに似ている?(https://cuta.jp/7180)