子どもが糖尿病のとき食事はどうすればいい?食材、調理、食べ方

1. 糖尿病の子どもの食事療法の注意点

血糖値をコントロールして合併症を防ぐためには、食事療法が重要です。

成長に見合った栄養をしっかり摂る

子どもの場合、カロリーや糖質を制限しすぎると成長のさまたげになります。

必ずかかりつけの医師と相談したうえで、1日の食事内容を決めましょう。

1日の摂取カロリーのめやす

1日の摂取カロリーは年齢×100+1000を目安にし、体格などにあわせて調整します。

たとえば、7歳なら7×100+1000=1700kcal前後となります。

成長に合わせて、定期的に食事内容を見直す

成長や生活習慣の変化とともに、必要なエネルギー量は変わります。

定期的に食事内容を見直さないと、知らず知らずのうちに栄養が偏ることもあります。

子ども本人が食事療法について理解する

子どもがある程度大きくなったら、親だけでなく子ども本人が食事療法を理解する必要があります。

本人が病気を受け入れ治療に前向きになることで、血糖コントロールを良好に保ちやすくなります。

2. 糖尿病1型の食事療法

他の子どもと同じように

1型の場合、2型ほど厳しい食事療法は必要ありません。

他の子どもと同じように、成長に見合った食事を摂りましょう。

必要なエネルギーを摂取して上がった血糖値は、インスリンで調節します。

規則正しく食事する

食事の時間や量が一定でないと、血糖値が上下しやすくなります。

食事時間の遅れや食事量の不足は低血糖につながるので、特に注意が必要です。

必要に応じて補食を摂る

低血糖を防ぐため、食事の間隔が開くときや運動の前後などに補食を摂りましょう。

お菓子よりも、おにぎり・パンなどの炭水化物がおすすめです。

低血糖を防ぐために

低血糖の発作が起こったときは、応急処置としてブドウ糖を摂取します。

もしものときに備えて、ブドウ糖タブレットを携帯しましょう。

ブドウ糖タブレットがなければ、飴やジュースで糖分を補給することもできます。

しかし、無駄食いを防いで効率よく糖分補給するにはやはりブドウ糖タブレットが最適です。

3. 糖尿病2型の食事療法

適切な食事量と食事時間を守る

成長に見合ったエネルギー・栄養を、バランスよく摂りましょう。

早食い・朝食抜き・夜食は避け、よく噛んでゆっくり食べましょう。

以下の場合は、減量を目的とした食事療法を行います。

  • 成長期が終わり、身長の伸びが止まった
  • 重度の肥満がある

食物繊維を意識して摂る

食物繊維を摂ると満腹感を得やすく、血糖値の上昇スピードを緩める効果があります。

毎日の食事で、野菜・海藻・きのこ類を意識して摂りましょう。

油脂類を摂り過ぎない

油脂類を摂り過ぎると、肥満の悪化につながります。

油っこい料理はもちろん、油脂の多いお菓子・惣菜パンなども控えめにしましょう。

また、マヨネーズなどの調味料にも注意が必要です。

間食するときは…

間食・おやつには、以下の食材がおすすめです。

  • 果物
  • さつまいも・かぼちゃ
  • ヨーグルト(できれば無糖)

ただし、これらの食材にも果糖・炭水化物などが含まれています。

お菓子やスナックでないからといって食べ過ぎないよう、十分注意しましょう。

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