プロラクチンを増やす4つの方法!おすすめの食事・生活・サプリ

1. プロラクチンってどんなホルモン?

プロラクチンとは、別名「乳汁分泌ホルモン」とも呼ばれるホルモンです。

プロラクチンの役割は?

排卵を抑制し、母乳の分泌を促す

プロラクチンは、母乳の分泌を促すホルモンです。

赤ちゃんの栄養となる母乳の生成を助ける役目もあります。

また、プロラクチンが分泌されると、卵胞の成熟を促す女性ホルモンの分泌が抑制されるため、排卵がおこなわれず月経が止まることがあります。

妊娠中に乳腺を発達させる

妊娠が成立した時点で、プロラクチンの分泌量は徐々に多くなります。

非妊娠時のプロラクチンの数値は3〜30ng/mlですが、妊娠すると20〜200ng/mlに上昇します。

妊娠中から乳腺を発達させることで、赤ちゃんが生まれたあと早い段階で、母乳が分泌されるようになります。

プロゲステロンの分泌を助ける

基礎体温の高温期になると、「プロゲステロン」というホルモンが分泌されます。

プロゲステロンは卵巣から分泌されるホルモンで、子宮内膜を維持し、受精卵が着床しやすい環境をととのえるはたらきがあります。

プロラクチンは男性にも分泌される

プロラクチンは女性だけでなく男性にも分泌されています。

男性の前立腺や精嚢腺などの生殖機能の発達を促す役割もあります。

ただし、分泌量が多すぎると、ED(勃起不全)や性欲減退などの原因になることがあります。

プロラクチンはどこから分泌される?

プロラクチンは、脳の視床下部から命令され、脳下垂体から分泌されます。

2. プロラクチンの値が高すぎるとどうなる?

妊娠したい女性は、プロラクチンの値が15ng/ml以下が望ましいと言われています。

これよりも値が大きい場合、「高プロラクチン血症」である可能性があります。

プロラクチンの正常値は?

プロラクチンの値は、妊娠中や授乳中の場合、20〜200ng/mlの間を推移しています。

非妊娠時は、30ng/mlです。

高プロラクチン血症って?

妊娠・授乳中でないにも関わらず、プロラクチンの分泌が増えすぎている状態を「高プロラクチン血症」といいます。

高プロラクチン血症と不妊の関係

プロラクチンの値が高いと排卵が難しくなる

先ほども述べたように、プロラクチンが多く分泌されると、卵胞の成熟を促すホルモンが抑制されます。

これにより、以下のような症状があらわれることがあります。

  • 月経不順
  • 無月経
  • 無排卵月経
  • 着床障害
  • 乳汁分泌

卵胞が成熟しないと排卵できないため、不妊の原因になることがあります。

男性も不妊の原因なる場合が

女性だけでなく、男性が高プロラクチン血症と診断された場合、不妊の症状が見られることがあります。

症状として、性欲の低下やED(勃起障害)などがあります。

泌尿器科や不妊治療専門病院を受診するようにしましょう。

高プロラクチン血症の治療は?

高プロラクチン血症になる原因は、色々あります。

  • プロラクチン産生腫瘍
  • 視床下部障害
  • 薬剤性(向精神薬、抗潰瘍薬、経口避妊薬など)
  • 原発性甲状腺機能低下症
  • その他(ストレスなど)

これらの原因に合わせた治療がおこなわれます。

3. 産後のプロラクチンはとても大切!

プロラクチンは、妊娠中から徐々に分泌量が多くなり、分娩時にピークに達します。

産後、赤ちゃんに乳首を吸われることにより、プロラクチンがさらに分泌されるようになります。

プロラクチンは「赤ちゃんを守る」という本能がはたらく

産後にプロラクチンが分泌されることで、母乳の分泌を促すと同時に、母親は赤ちゃんを守ろうとする本能がはたらきます。

具体的には、以下のような状態になりやすいでしょう。

  • 赤ちゃん以外の人にイライラする
  • 赤ちゃん以外の人に攻撃的になる
  • 気分が不安定になることがある

産後、周りの大人や上のきょうだいにイライラしてしまうことがありますが、これはプロラクチンのはたらきによるものだと考えられています。

産後のプロラクチンは、母子の健康のために分泌される

母体の負担を軽減する

先ほども述べたように、産後にプロラクチンが分泌されることで、排卵が抑制されます。

排卵がおこなわれないと妊娠できません。

新生児のお世話は思った以上に体力を消耗するものです。

そんな中、すぐに妊娠してしまうと、母体にさらなる負担がかかることが考えられます。

プロラクチンは、産後の母体の回復を早くする役割ももっているのです。

赤ちゃんのお世話に専念するため

母親が出産後すぐに妊娠してしまうと、赤ちゃんのお世話まで手が回らなくなってしまうことも考えらえます。

産後に分泌されるプロラクチンは、子育てに専念する役割があると考えられています。

プロラクチンは、赤ちゃんが吸うほど多く分泌される

産後数週間は、赤ちゃんが乳首を吸って乳頭を刺激する回数が多いほど、プロラクチンの分泌量が増えていきます。

プロラクチンの分泌が増えるほど母乳の生産量も増えます。

「乳首への刺激があるほど母乳の量が増える効果」は、母乳の分泌が安定するためにはとても重要なことです。4. 授乳中にプロラクチンを増やす4つの方法は?

母乳の分泌量を増やすためには、プロラクチンの分泌量を増やすことが大切です。

プロラクチンを増やす方法を4つあげていきましょう。

方法① とにかく赤ちゃんに吸ってもらう

赤ちゃんが乳首を吸うと、血液中のプロラクチンレベルが瞬間的に上昇します。

血液中のプロラクチンは、授乳を開始して30~40分後にピークになり、授乳後2時間以内に元の値まで下がります。

つまり、授乳中にプロラクチンの量を増やすには、2時間おきくらいの間隔で赤ちゃんに吸ってもらうことがいちばんです。

母乳の分泌が安定してくると、プロラクチンの分泌量は安定し、母乳の分泌も安定してきます。

方法② 夜間授乳をする

プロラクチンは、午後から夜にかけて多く分泌されます。

特に、深夜はプロラクチンの濃度がもっとも高くなります。

夜間に赤ちゃんから乳首を吸われることで、プロラクチンの分泌量は飛躍的にアップします。

方法③ 栄養バランスのとれた食事をする

産後間もない頃は、ママの体力は落ちています。

そんな中慣れない授乳をしなければいけないので、ママのからだにとっては大きな負担になります。

食事がおろそかになってしまいがちですが、体力をつけるためにも栄養バランスがとれた食事をとるようにしましょう。

特に、あたたかい味噌汁や魚、野菜などの「和食」がおすすめです。

方法④ ストレスはこまめに発散しよう

プロラクチンは、脳の視床下部から命令が出され、脳下垂体から分泌されています。

視床下部はストレスに弱く、長くストレスにさらされることでダメージを受けてしまうと、ホルモンバランスが崩れてしまうことがあります。

これにより、プロラクチンの分泌もスムーズにいかなくなることがあります。

産後は特にストレスがたまりやすい時期です。

周囲の人の協力を得ながら、ストレスはこまめに発散するようにしましょう。

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