プロゲステロンは薬や注射で増やせるの?どんな効果がある?費用は?

1. プロゲステロンとは?

プロゲステロンは、月経周期では「黄体ホルモン」とも呼ばれます。

健康な女性の基礎体温は、低温期と高温期に分かれますが、プロゲステロンが多く分泌されるのは高温期です。

女性の月経や妊娠、出産において非常に大切な女性ホルモンのひとつです。

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月経周期のプロゲステロンの役割とは?

月経周期のプロゲステロンの役割は、以下の通りです。

  • 子宮内膜を維持する
  • 子宮内膜をふかふかにし、着床しやすい環境をととのえる
  • 基礎体温を上げる

子宮内膜を維持する

プロゲステロンは、低温期の時期にエストロゲンによって厚くなった子宮内膜を維持する役割があります。

精子と卵子は卵管で受精します。

細胞分裂をくり返しながら子宮へと向かいますが、子宮にたどり着く日数は約9日前後と言われています。

それまでの間、子宮内膜を維持しておく必要があるのです。

子宮内膜をふかふかにし、着床しやすい環境をととのえる

プロゲステロンが豊富に分泌されると、子宮内膜の状態がよくなり、受精卵が着床しやすくなります。

基礎体温を上げる

プロゲステロンが分泌されると、基礎体温が上がります。

妊娠中のプロゲステロンの役割は?

妊娠すると、プロゲステロンは出産するまで分泌され続けます。

妊娠中のプロゲステロンの役割は、以下の通りです。

  • 胎盤の形成を助ける
  • 妊娠初期の胎児の成長を助ける

胎盤の形成を助ける

プロゲステロンは、胎盤を形成していく役割をもっています。

胎児の成長を助ける

胎盤が完成していない妊娠初期は、プロゲステロンの助けで胎児が成長します。

胎盤が完成すると、卵巣から分泌されていた黄体ホルモンが胎盤から分泌されるようになり、妊娠を持続させます。

基礎体温は高温期が続く

妊娠すると、基礎体温は高温期が続くようになります。

胎盤ができあがる妊娠4か月頃まで高温期が続き、その後は低温域まで下がります。

2. プロゲステロンの分泌が少ないとどうなる?

プロゲステロンの分泌が少なくなると、以下のような症状があらわれます。

  • 子宮内膜を維持することができず、受精卵がたどり着く前に、子宮内膜が剝がれ落ちてしまう(生理がはじまる)
  • 子宮内膜の状態が悪くなり、受精卵が着床しにくくなる
  • 流産しやすくなる
  • 3. プロゲステロンの分泌量を増やすには?

    プロゲステロンの分泌量を増やすには、卵子の質を上げることが大切です。

    プロゲステロンは、卵胞が黄体化した組織から分泌されます。

    よって、卵胞(卵子)の質がよいほどプロゲステロンの質がよくなるのです。

    卵子の質を高めるには?

    生活習慣を見直す

    規則正しい生活習慣を心がけることで、卵子の質を高めることができます。

    睡眠時に分泌されるホルモン「メラトニン」は、自律神経をととのえる効果があります。

    自律神経がととのえられると、ホルモンの分泌がスムーズにいくようになります。

    メラトニンは22時から2時の間に多く分泌されます。

    遅くとも0時には寝るようにしましょう。

    抗酸化作用のある食べ物をとる

    活性酸素が増えすぎると、細胞が老化してしまい、卵子の質も悪くなることがあります。

    活性酸素が増えるのは、人間が生活する上である程度仕方がないことです。

    活性酸素を除去する効果(抗酸化作用)のある食べ物をとるように心がけましょう。

    抗酸化作用が高い食べ物は以下の通りです。

    野菜類

    かぼちゃ、ほうれん草、キャベツ、アボガド、トマト、レンコン

    果物

    オレンジ、グレープフルーツ、いちご、ブドウ

    飲み物

    緑茶、ルイボスティー

    ストレスをためない

    人間のホルモンは、脳の視床下部から命令し、脳下垂体から分泌されています。

    視床下部はストレスに弱く、ストレスの影響をダイレクトに受けてしまいます。

    視床下部のはたらきが落ちると、ホルモンバランスが崩れてしまい、卵子の質も落ちてしまうことがあります。

    ストレスをためないようにしましょう。

    エストロゲンとプロゲステロンのバランスが大切!

    エストロゲンとプロゲステロンは、絶妙なバランスで成り立っています。

    どちらか一方の分泌量が減ると、もう一方の分泌量も減ってしまい、ホルモンバランスの乱れにつながります。

    ホルモンバランスを崩さないように、生活習慣を見直したり、ストレスをためないように心がけましょう。

    4. プロゲステロンを増やす薬はある?

    プロゲステロンを増やす薬は、飲み薬と膣剤があります。

    また、プロゲステロンを増やす注射もあります。

    プロゲステロンは、別名「黄体ホルモン」とも呼ばれています。

    このため、プロゲステロンを増やす薬は「黄体ホルモン剤」と呼ばれます。

    黄体ホルモン剤の効果は?

    プロゲステロンを増やす薬の効果は以下の通りです。

    • 月経周期をととのえる
    • 無月経や稀発月経、頻発月経などの治療
    • 不正出血の治療
    • 不妊症の治療
    • 避妊の効果

    プロゲステロンを増やす薬① 飲み薬

    デュファストン

    多くの婦人科で処方されている、代表的な黄体ホルモン剤です。

    副作用として、吐き気や倦怠感、頭痛や胸の張りなどがあります。

    ルトラール

    デュファストンより作用の強い黄体ホルモン剤です。

    副作用は、デュファストンとほぼ同じです。

    プラノバール、ソフィア

    黄体ホルモンと卵胞ホルモン(エストロゲン)の配合薬です。

    副作用として、胸の張りや吐き気などがあります。

    プロベラ、ヒスロン、プロゲストン

    同じ系統の黄体ホルモン剤です。

    副作用として、吐き気、胃痛、胸の張り、むくみなどがあります。

    プロゲステロンを増やす薬② 膣剤

    プロゲステロンを増やす膣剤は、「ルティナス」しかありません。

    膣剤のメリットは、座薬のように肝臓での代謝を受けにくく、肝臓に負担がかからないことです。

    プロゲステロンを増やす薬③ 注射

    注射は、飲み薬や膣剤に比べて効果が高いです。

    しかし、その分副作用も多くでる場合があります。

    hcg注射

    hcg注射は、「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン」の略です。

    卵巣を直接刺激します。

    排卵期に注射すると、排卵を促します。

    また、高温期に注射すると黄体ホルモンの分泌を促します。

    副作用として、胸の張りや吐き気、頭痛や胃痛、下腹部痛や腰痛があります。

    使用し過ぎると、卵巣の機能が低下してしまうことがあります。

    プロゲデポー

    黄体ホルモン剤を補充する注射です。

    流産予防の目的で使用されることもあります。

    副作用として、胸の張りや胃痛、吐き気や眠気などがあります。

    5. プロゲステロンを増やす薬で気をつけることは?

    黄体ホルモン剤は薬なので、副作用がでることもあります。

    服用する際は医師の指示を守るようにしましょう。

    また、服用・注射する上で気になることがあれば、必ず医師に相談するようにしましょう。

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