クループの治療ってどうするの?治療の期間・費用・薬は?

1. クループの治療法とは?

クループの原因

クループの原因はいろいろありますが、近年はウイルス感染か、痙性クループと呼ばれるアレルギー性が原因のものがほとんどです。

細菌感染やジフテリアが原因で起こることもあり、症状が急激に悪化することがあるので、注意が必要です。

クループの治療法

クループの治療は、のどの炎症を抑えて、せきの発作を抑制することを目的に行われます。

息苦しさを和らげるために吸入したり、せきをしずめる、のどの炎症を抑える薬を内服するのが一般的です。

細菌が原因の場合は抗生剤を、呼吸の苦しさや喘鳴が治まらないときはステロイド剤が処方されることもあります。

入院することもある

インフルエンザ菌b型(Hib)に感染して、急性喉頭蓋炎を発症すると、急にのどが腫れて、呼吸困難に陥ることがあり、入院することがあります。

重症の場合は、気管切開や人工呼吸器の装着などの処置が行われます。

2. クループの治療期間は?

1週間程度で回復する

通常のクループの場合は、適切な治療を受ければ、1週間ほどで症状が治まります。

クループは、一度かかると再発しないとされていますが、ウイルス感染が原因の場合は、何度かかかる可能性があります。

5~6歳になるころには、呼吸機能ができあがるので、かかっても軽症で済み、だんだんみられなくなります。

クループの入院期間

せきがひどかったり、呼吸が苦しそうなときには、入院を勧められることがあります。

その場合は、1泊2日か2泊3日程度で退院できます。

ですが、クループが重症化して医療措置を行ったり、ステロイド剤の点滴治療が必要な場合は、入院が1週間に及ぶことがあります。

治療効果が上がれば回復するので、お医者さまの指示に従いましょう。

3. クループの治療のかかる費用は?

自己負担額は少ない

クループは、健康保険と乳幼児医療費助成制度が適用される病気です。

そのため、病院で支払う自己負担額は低いものです。

乳幼児医療費助成制度の内容は、居住する地方自治体によって異なりますので、役所に問い合わせてみましょう。

入院費も助成される

クループの治療のためにかかった入院費にも、乳幼児医療費助成制度が適用されます。

ただし、食事代や個室使用した場合の差額ベッド代、病衣のレンタル代などの実費は、別途必要になります。

4. クループの治療で使う薬は?

症状を緩和する薬を使う

クループの治療は、せき止めやのどの炎症を抑える薬を飲むのが基本です。

のどの腫れをとるために、血管収縮作用のあるエプネフリンを吸入させたり、ステロイド剤を内服あるいは注射することが多いです。

細菌が原因の場合は、フロモックスやメイアクト、セフゾンなどのセフェム系、あるいはパセトシンやワイドシリンなどのペニシリン系の抗生剤を使用することもあります。

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参考:病院で処方される薬