クループは一度かかったら大丈夫?それとも何回もかかる?

1. クループの原因は?

クループは風邪の一種

クループは病名ではなく、ウイルスや細菌に感染したことで、声帯やのどの周辺が炎症を起こす、すべての疾患の総称です。

ウイルスが活発化する冬に発症する子どもが多く、女の子より男の子がかかりやすいようです。

クループが起こる原因

クループが起こる原因は、いくつかの種類があります。

最も多いのが、パラインフルエンザウイルスに感染したことで起こる、「口頭気管支炎」です。

これは、インフルエンザウイルスやRSウイルス、アデノウイルスに感染したときにも発症することがあります。

もともとアレルギーを持っている子どもがウイルスに感染したことをきっかけに、急にのどが腫れて、息苦しくなる「急性喉頭蓋炎」を発症することもあります。

また、インフルエンザb型(Hib)に感染したことで起こる「細菌性喉頭蓋炎」も、クループの一種です。

近年は予防接種の普及により、発症者がほとんどみられなくなりましたが、ジフテリアもクループの原因の一つです。

2. クループになりやすい年齢は?かかりやすい子どもは?

クループにかかりやすい年齢

乳幼児はもともと気管が狭く、呼吸器の機能も十分ではありません。

そのため、生後3カ月~6歳の子ども、中でも1~2歳に多く、クループが発症します。

乳幼児の場合は、クループの症状が悪化しやすいので、注意深く観察することが大事です。

クループにかかりやすい子ども

風邪をひいたとき、せきが出る、長く続く傾向にある子どもは、クループにかかりやすいと考えられます。

また、保育園に通っているなど集団生活をしている子どもは、ウイルスや細菌の感染によって、発症する確率が上がります。

3. クループは一度だけ?それとも何度もかかる?

クループは何度もくり返すことがある

クループは一度発症すると、くり返すことが少ないといわれています。

ですがクループの原因は様々で、ウイルスや細菌は一度感染したからといって、免疫ができることはありません。

そのため、何度もクループをくり返す子どもはいます。

ですが、成長に伴って呼吸機能が発達すると、クループの症状はだんだん軽くなり、5~6歳になるころには、なくなっていくことが多いです。

喘息とは違うので、早めに治療を始め、悪化させないように心がけてあげましょう。

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