突発性発疹症は大人でもなるの?大人がなったときの症状は?

1. 突発性発疹症とは?

突発性発疹症はウイルス性発疹症の一つ

突発性発疹症はウイルス性発疹症の一つで、日本では生後6カ月から1歳未満の子どもに起こることが多い病気です。

1歳を過ぎて発症することもありますが、2~3歳になるまでに、ほとんどの子どもが経験します。

突発性発疹症の原因はヒトヘルペスウイルス

突発性発疹症の原因はヒトヘルペスウイルスで、6型と7型の2種類があります。

1歳前後の子どもまでが発症する突発性発疹のほとんどは、ヒトヘルペスウイルス6型に感染して起こります。

ヒトヘルペスウイルス7型による突発性発疹は、6型での発症経験があってもなることがあり、3~4歳ころにみられることが多いです。

2. 突発性発疹症の症状は?

突発性発疹症でみられる症状

突発性発疹症は、突然40度近い高熱が出て、それが3~4日続き、熱が下がると赤い発疹が全身にみられるという症状が出ます。

熱が出るときには、咳や鼻水は伴わず、熱があっても子どもは機嫌がいいことが多いです。

発疹もかゆみが出ることはほぼなく、2~4日ですべて消え、痕が残ることもありません。

突発性発疹症で起こる可能性がある合併症

突発性発疹症は重症化することは少ないとされていますが、ごくまれに合併症が起こることもあります。

熱性けいれん

高熱が出ることで、身体の震えやチアノーゼ、意識の低下などの症状はみられます。

ほとんどの場合は、5分程度で症状が治まり、ゆっくりと意識を回復します。

脳炎

高熱が続く間や発疹が出ているときに、意識障害やけいれんがくり返し起こる、30分程度のけいれんが起こると、脳炎を発症することがあります。

早めに対処しなければ、後遺症が残る可能性が高いです。

その他の合併症

ごくまれにですが、突発性発疹症の合併症として、劇症肝炎や血球貪食症候群、心筋炎などが起こることがあります。

3. 突発性発疹症は大人でもなる?

大人は突発性発疹症にはならない

突発性発疹症は、ヒトヘルペスウイルスに感染することで起こります。

すでにヒトヘルペスウイルスを保有している大人は、乳児期に一度突発性発疹症を発症しています。

突発性発疹症は再発することがない病気なので、大人がかかることはありません。

突発性発疹症の子どもと接していても、絶対にうつることはないです。

参考:病院で処方される薬