ウイルス性発疹症は大人でもなるの?大人がなったときの症状は?

1. ウイルス性発疹症は大人でもなる?

大人でも発症することはある

ウイルス性発疹症は、ウイルスに感染したことが原因で起こります。

そのため、大人であっても発症することがあります。

2. 大人が発症するウイルス性発疹症の種類

大人が発症することの多いウイルス性発疹症

ウイルス性発疹症の中でも、大人にみられることの多い病気をまとめておきましょう。

単純性疱疹(ヘルペス)

単純ヘルペスウイルスが原因で、発疹や水ぶくれができる病気です。

口の周りにできる「口唇ヘルペス」と、性器周辺にできる「性器ヘルペス」に大別されます。

単純ヘルペスウイルスは感染力が強く、感染すると一生治ることはありません。

そのため、再発をくり返すことが多いです。

帯状疱疹

帯状疱疹とは、水疱瘡ウイルスが体内の神経節に潜伏し、免疫力が落ちた時に発症する病気です。

神経にそって、発疹が出るのが特徴です。

伝染性紅斑(リンゴ病)

ヒトパルボウイルスB19に感染することで起こる、ウイルス性発疹症です。

発疹は基本的に頬の両側にでき、鼻の上の部分の根元とつながり、それが腫れて赤くなるので、別名「リンゴ病」といわれています。

尋常性疣贅(イボ)

尋常性疣贅(イボ)は、ヒトパピローマウイルスに感染したことで発症する、良性のイボのことです。

尋常性疣贅(イボ)は、膝や顔、ひじ、爪の周りなど、様々な場所に見られます。

手足口病

夏風邪のウイルスに感染することで、口内炎や手足に水疱性の発疹ができる病気です。

飛沫あるいは接触感染し、3~6日の潜伏期間を経て発症します。

伝染性軟属腫(水イボ)

皮膚で伝染性軟属腫ウイルスが増殖し、イボがあらわれる良性の病気です。

イボは四肢だけでなく、全身に広がることがあり、特に皮膚が軟らかく、擦れるところにみられます。

3. 大人が発症するウイルス性発疹症の症状

原因ウイルスによって症状は異なる

大人のウイルス性発疹症は、原因ウイルスによって、出る症状が違います。

単純性疱疹(ヘルペス)の症状

口唇ヘルペスの場合は、唇や口の周りの皮膚の不快感や痛がゆさがあらわれ、やがて赤みや水ぶくれができます。

水ぶくれは破れてかさぶたになり、2週間ほどで治ります。

性器ヘルペスは、感染後2~12日後に、性器やおしり周辺の皮膚に、赤い発疹や水ぶくれ、ただれがあらわれます。

初めて感染した時には、強い痛みや発熱、排尿痛を伴うこともあります。

帯状疱疹の症状

発疹が出る数日前に、身体の一部にチクチク、あるいはピリピリした痛みを感じるのが前兆です。

数日たつと、虫刺されのような腫れと赤みがあり、痛みを伴う発疹が出てきます。

そうした湿疹が、神経にそって帯状にあらわれます。

その頃には痛みがさらに強くなり、寝返りも打てなくなるほどです。

伝染性紅斑(リンゴ病)の症状

大人が伝染性紅斑(リンゴ病)に感染すると、風邪の初期に似た症状があらわれます。

そして、手足に紫色の斑点や、レースのような発疹が出ることが多いです。

その他にも、発熱や関節痛、手足の腫れがみられることがあります。

尋常性疣贅(イボ)の症状

ささくれができた手指や足底、膝、顔面から感染し、数カ月後に1mm程度で光沢のある半球状の発疹ができます。

その発疹が次第に大きくなり、だんだん灰白色になります。

手足口病の症状

38度台の高熱が出た後、口の痛みやよだれ、食欲低下などの症状があり、やがて手足の発疹がみられます。

発疹は水疱を伴い、手のひらや手の甲、足底、足の甲、おしりなどにあらわれます。

2~3日で熱は下がり、発疹も3~4日でアメ色に変化します。

伝染性軟属腫(水イボ)の症状

伝染性軟属腫(水イボ)は、1~5mmほどの半円状になっており、表面には光沢がみられます。

突起には、ウイルスによって変性した皮膚組織が含まれていますが、それ自体にかゆみはありません。