川崎病の治療ってどうするの?治療の期間・費用・薬は?

1. 川崎病の治療法とは?

川崎病の治療の目的

川崎病の治療の目的は、二つに大別されます。

まず、急性期に起こる強い炎症反応を、早い時期に抑え込んでしまうことです。

もう一つは、合併症である冠動脈瘤が起こらないようにすることです。

投薬治療を行う

川崎病の治療は、投薬が基本です。

免疫グロブリン療法

免疫グロブリン製剤を投与することで、全身の血管で起こっている炎症を抑えます。

免疫グロブリン製剤は、1~2日かけて、点滴で大量投与されるのが一般的です。

アスピリン療法

免疫グロブリン療法と併用されることが多いのが、アスピリン療法です。

抗炎症作用のあるアスピリンを服用することで、血液を固まりにくくさせます。

川崎病でも症状が軽い場合は、アスピリン療法だけを行うこともあります。

その他の治療方法

川崎病が重症化し、免疫グロブリン療法で症状が改善されない場合は、ステロイドの投与や血漿交換療法を行うこともあります。

2. 川崎病の治療期間は?

川崎病は入院加療が基本

免疫グロブリン製剤を点滴で投与する必要があるため、入院加療することになります。

投薬治療と並行して、冠状動脈瘤ができていないかを、超音波検査をして確認します。

入院期間は1~2週間

乳幼児が川崎病を発症した場合、1~2週間の入院加療が必要になります。

冠状動脈瘤がみられなければ退院できますが、その後もアスピリンの服用は続きます。

また、治療後に冠状動脈瘤ができることもあるので、年に一度は心臓の定期検診を受けることになります。

3. 川崎病の治療で使われる薬は?

川崎病の治療で使われる主な薬

川崎病の治療で使われる、主な薬は以下の通りです。

免疫グロブリン製剤

免疫グロブリン製剤とは、感染の抗体を持つ血漿成分を成分とする薬です。

いくつかの種類がありますが、川崎病の治療には、静注用免疫グロブリン製剤が使われます。

アスピリン

解熱鎮痛剤として有名な薬です。

服用すると、血管内の炎症を抑え、血栓ができるのを防ぎます。

また、血液を固まりにくくする働きもあります。

4. 川崎病の治療にかかる費用

乳幼児医療費助成制度が適用される

川崎病は、乳幼児医療費助成制度が適用されるため、医療費はほとんどかかりません。

ですが、入院加療が必要なので、食事代や差額ベッド代の実費はかかります。

入院する病院によって費用が異なるので、手続きする際に確認しておきましょう。

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