川崎病は一度かかったら大丈夫?それとも何回もかかる?

1. 川崎病ってどんな病気?

乳幼児がかかりやすい血管疾患

川崎病は、小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(MCLS)と呼ばれることもある、全身の血管に炎症が起こる病気です。

川崎病は年間に1万人が発症していますが、その80%が0~8歳の子どもです。

日本では、生後9~11カ月の乳児が発症することが多く、女の子より男の子の方がかかりやすいです。

心臓に障害が残ることがある

子どもが川崎病を発症し、心臓の冠状動脈に炎症が起きて瘤をつくると、「冠動脈瘤」という合併症を起こすことがあります。

心臓に合併症が起こると、長期にわたる投薬や手術による治療が必要になることがあり、定期検診が欠かせなくなります。

2. 川崎病は完治するの?

早期治療で症状は治まる

川崎病を発症しても、7日以内に適切な治療を行えば、症状が治まり、普通の生活に戻れます。

子どもは入院加療が基本で、退院後2~3カ月薬の服用と経過観察を続け、運動も再開できるようになります。

ですが、一度かかったからといって、免疫ができる病気ではありません。

3. 川崎病は再発する?

再発する可能性はある

川崎病は、再発する可能性がある病気です。

最初に発病してから、数カ月あるいは数年後に再発したケースもあります。

2015年9月に発表された「第23回河崎病全国調査成績」の統計では、川崎病の再発率は男性で4.4%、女性で3.9%、みられたそうです。

また、子ども時代に川崎病を発病した人が、大人になって再発するケースも報告されています。

4. 川崎病が再発する原因

初回の発病の状態が関わる

川崎病の再発には、初回の発病の状態が関連しているといいます。

特に初回の発病時に、年齢が低い、冠状動脈障害が残った、免疫グロブリン製剤を大量に投与された人に、再発が多くみられるといいます。

川崎病の再発予防策は確立されていないので、リスク条件を満たしているなら、定期検診を受けることをおすすめします。

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