子どもがぜんそくのときお風呂に入れていい?入浴したら悪化する?

1. 子どものぜんそくとは?

子どものぜんそくは、「小児ぜんそく」とも呼ばれます。

1~3才が発症のピークで、長引く咳や呼吸困難、呼吸のときにヒューヒューゼイゼイという音(喘鳴)がする、などの症状があります。

気管支が傷つき、腫れやたんの詰まりなどによって気管支が狭くなり空気が通りにくくなる病気です。

2. 子どものぜんそくで入浴はOK?

ぜんそくのときは、基本的に入浴は避けるようにしましょう。

ただし、子どもの様子や症状によっては入浴がOKな場合もあります。

発作が軽度のときの入浴

ぜんそくの発作が軽く、呼吸困難や息苦しさがなく元気な子どもで、熱がないのであれば入浴しても良いでしょう。

ただし、長湯しないことと湯冷めしないよう配慮する必要があります。

シャワーだけで済ませるのも良いでしょう。

発作が中程度のときの入浴

呼吸困難やヒューヒューゼイゼイの音(喘鳴)があるときは、入浴は控えた方が良いでしょう。

場合によっては症状を悪化させてしまう可能性もあるため、できるだけ入浴はせず安静に過ごすようにします。

どうしても汗や体の汚れが気になるときは、蒸しタオルで体を拭くだけに留めましょう。

このときも、体が冷えないよう気をつける必要があります。

発作が重いときの入浴

発作がひどく、呼吸困難や会話困難といった重い症状が見られるときは、入浴は絶対に避けてください。

入浴は体力を使うので、発作で弱った体にはさらにダメージを与えることになりかねません。

また、湯気や温度変化によって気管支が刺激され、発作がさらにひどくなる恐れもあります。

3. ぜんそくのときの入浴で気をつけたいこと

子どものぜんそくのとき、入浴で気をつけるべきことをまとめました。

入浴のメリット

  • 心身ともにリラックスできる
  • お風呂の温かく湿った空気が気管支に良い
  • 湯気を吸うと、たんが切れやすくなる
  • ハーブを使った入浴剤の中には、ぜんそくに効くものがある

入浴のデメリット

  • 急激な温度変化が発作を誘引する可能性がある
  • 湯気が発作を引き起こす場合がある
  • 意外と体力を使ってしまう
  • 湯冷めすると風邪を引いたり、発作が起きやすくなる恐れがある

4. 入浴が可能か見極めるポイント

子どものぜんそくで入浴しても良いか見極めるには、発作の有無が大きなポイントとなります。

発作が見られない、または非常に軽度の発作がまれに起こるといった場合では、基本的に入浴しても大丈夫です。

ただし、発作があるときや体力を消耗しているときは入浴は避けるべきです。

どうしても入浴したいときは、医師と相談して体に負担のかからない入浴方法を心がけるようにしましょう。

ぜんそく専門の病院を
探す・口コミを見る

参考:病院で処方される薬