子どもが結膜炎のときお風呂に入れていい?家族にうつる?

1. 結膜炎の種類

細菌性結膜炎

黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌、インフルエンザ菌などが原因で起こります。

感染力は弱めで、健康な大人が発症することは少ないです。

ただし、乳幼児や抵抗力が落ちているときは注意が必要です。

ウイルス性結膜炎

アデノウイルスやエンテロウイルスをはじめ、さまざまなウイルスが原因となります。

ウイルス性結膜炎のなかには感染力が強いものもあり、特に注意が必要です。

おもなウイルス性結膜炎

  • 流行性角結膜炎(はやり目)
  • 咽頭結膜熱(プール熱)
  • 急性出血性結膜炎(アポロ熱)
  • ヘルペス性結膜炎

上の3つは学校感染症にも指定されており、特に注意が必要です。

アレルギー性結膜炎

花粉・ハウスダスト・ペットの毛などが原因となって起こります。

アレルゲンの種類によって、季節性のものと通年性のものがあります。

2. 結膜炎のときに入浴してもいい?

発熱がなく体調が良ければ、入浴することは可能です。

ただし、感染性結膜炎の場合は入浴が原因で家族感染するおそれがあるので注意しましょう。

ひどい目やになどで視界が狭くなっているときは、転倒や打撲に注意しましょう。

もちろん、完全に治るまで公衆施設での入浴は避けましょう。

3. 家族感染を防ぐために

感染性結膜炎の多くは、接触感染でうつります。

病原体を含んだ目やにや涙が手に付着し、その手であちこちに触れると病原体が広がるのです。

入浴による家族感染を防ぐため、以下のことに注意しましょう。

しばらく浴槽に浸からない

咽頭結膜熱の場合、目やにや涙・せき・くしゃみ・排泄物を介して感染拡大します。

そのため、プールの水や浴槽のお湯からもうつるおそれがあります。

目の症状が軽快しても、2~4週間ほどウイルスが排出され続けます。

その間は極力浴槽に浸かるのを避け、シャワーのみにとどめましょう。

お湯などが目に入らないようにする

お湯や石けん・シャンプーの泡などが目に入ると、症状が悪化することがあります。

子どもの場合、症状がおさまるまではシャンプーを控えたほうがよいでしょう。

タオル類の使いまわしは避ける

浴用タオルやバスタオル類を使いまわすと、タオルを介して接触感染するおそれがあります。

患者と他の家族のタオルは必ず別々にし、こまめに洗濯しましょう。

お風呂周りだけでなく、洗面所のタオルやハンカチなども同様です。

患者の入浴は最後に

浴室にある洗面器・シャンプーボトル・浴室のドアノブなどから接触感染することもあります。

患者の入浴は一番最後にし、入浴後は浴槽のお湯を捨てて浴室内を消毒しましょう。

大人が結膜炎の子どもと一緒に入浴することは避け、子どもだけを最後に入浴させましょう。

浴室の消毒方法

市販のアルコールなどを使ってもよいですし、無ければ熱湯をかけるだけでも効果があります。

ただし、熱に弱いもの(おもちゃなど)に熱湯をかけないよう注意しましょう。

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