妊娠検査薬で陰性なのに基礎体温が高い時はどうする?妊娠の可能性は?

1. 妊娠すると基礎体温はどうなる?

妊娠すると、基礎体温はずっと高温期が続きます。

基礎体温,グラフ

高温期が続くわけは?

基礎体温は健康な女性の場合、低温期と高温期の2層に分かれます。

低温期はどんな状態?

低温期は、エストロゲンというホルモンが分泌されます。

エストロゲンは、卵胞の発育を促したり、子宮内膜を厚くするはたらきがあります。

高温期はどんな状態?

高温期は、プロゲステロンというホルモンが分泌されます。

プロゲステロンは、厚くなった子宮内膜を維持して、受精卵の着床にそなえるはたらきがあります。

また、着床した受精卵の発育を促し、流産を予防します。

受精卵が着床しなかった場合、約2週間ほどでプロゲステロンの分泌は終わり、月経がはじまります。

高温期になるのはプロゲステロンによるもの

高温期に分泌されるプロゲステロンは、分泌されると基礎体温が0.3~0.5℃ほど上がります。

妊娠するとプロゲステロンの分泌がずっと続く

受精卵が子宮内膜に着床すると、プロゲステロンの分泌は終わることなくずっと続きます。

このため、妊娠すると高温期が続くのです。

妊娠中、体温はずっと高温のまま?

妊娠初期は、まだ胎盤ができあがっていません。

このため、胎児の発育を助けるプロゲステロンの分泌がもっとも多く分泌されます。

胎盤ができあがると、プロゲステロンの分泌は少しおさまります。

安定期に入る頃には、基礎体温は低温期になるのです。

高温期が何日続くと、妊娠の可能性がある?

一般的に、高温期が16日以上続く場合、妊娠の可能性があると言われています。

2. 高温期が続く!妊娠検査薬をためす時期は?

高温期が続くと「早く妊娠しているかどうか知りたい」という気持ちになります。

妊娠検査薬をためすのは、いつ頃がベストなのでしょうか?

一般的な妊娠検査薬は「生理予定日1週間後」から

ドラッグストアなどで販売されている妊娠検査薬は、生理予定日1週間後から使用が可能です。

最近の検査薬は精度が良い

生理予定日1週間後から使用可能な妊娠検査薬でも、受精卵が着床していた場合、生理予定日当日くらいから薄い陽性反応が出る人もいます。

妊娠検査薬は、受精卵が着床したときに分泌される「hcgホルモン」を感知するしくみになっています。

最近の妊娠検査薬はとても精度が良く、微量のhcgホルモンでも陽性反応を示すことがあります。

また、種類によっては陽性反応がずっと残るタイプの検査薬もあります。

生理予定日1週間後から使用可の理由は?

生理周期が安定しており、排卵日がある程度決まっている人でも、排卵が遅れてしまうことがあります。

排卵が遅れると、当然月経も遅れます。

市販の妊娠検査薬は、排卵が遅れた場合を考え、生理予定日1週間後から使用可としています。

この時期であれば、妊娠している場合、間違いなく陽性反応が出るからです。

高温期20日を過ぎたら検査薬をためしてみよう

生理予定日1週間後は、高温期21日目にあたる頃です。

だいたいの目安として、高温期が20日をこえたら妊娠検査薬をためしてみましょう。

生理予定日から使えるものもある

処方せんをあつかっているドラッグストアでは、生理予定日から使える妊娠検査薬が販売されています。

また、婦人科などの病院で使われる妊娠検査薬も、生理予定日から使用できるものです。

3. 高温期が続く原因は?

一般的に、高温期は2週間前後続きます。

16日以上続く場合は、以下の原因が考えられます。

妊娠している

先ほども述べたように、高温期が16日以上続く場合妊娠の可能性があります。

ホルモンバランスの乱れ

何らかの原因でホルモンバランスが乱れているとき、妊娠していないのに高温期が続くことがあります。

黄体依存症

黄体依存症とは、妊娠していないのに高温期が毎周期16日以上続く状態です。

黄体依存症の原因は?

黄体依存症のはっきりとした原因は分かっていません。

黄体依存症の症状は?

黄体依存症は、卵巣の中にある黄体ホルモンがずっと残っている状態です。

生理周期が長くなる「稀発月経」や「無月経」の症状があるケースもあります。

また、卵胞が未成熟な場合もあります。

黄体依存症の治療は?

黄体依存症と診断されても、基本的には生理がくるのを待ちます。

黄体依存症は、放っておいても命に関わる病気ではありません。

また、排卵もきちんとおこなわれていることが多いため、妊娠に影響することは少ないでしょう。

4. 妊娠検査薬で陰性なのに高温期が続く…妊娠の可能性は?

高温期が20日以上で妊娠検査薬が陰性の場合、妊娠の可能性はありません。

妊娠していると、高温期20日頃には必ず陽性になる

受精卵が子宮内膜に着床していると、高温期20日を過ぎる頃には検査薬は必ず陽性になります。

着床すると、妊娠検査薬が感知するhcgホルモンを分泌するようになります。

hcgホルモンは、日に日に分泌量が増していき、生理予定日から2~3日たった頃には、市販の妊娠検査薬でも反応するくらい分泌されるようになります。

高温期20日頃になると、生理予定日から6日たっている計算になります。

この頃になると、妊娠している場合くっきりと陽性反応が出ます。

妊娠検査薬が陰性なのに高温期が続く…どうすればいい?

妊娠検査薬が陰性なのに高温期が続き、月経もこない場合は一度病院を受診しましょう。

ホルモンバランスの乱れや、黄体依存症の可能性があります。

ホルモン剤を服用するなどの治療をする場合もあります。

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