子どもがぜんそくのとき、食事と家でのケアはどうすればよい?

1. 子どものぜんそくとは?

子どものぜんそくは、一般的に「小児ぜんそく」と呼ばれ、乳幼児の場合は「乳児ぜんそく」と呼んで区別します。

慢性的に気管支に炎症があり、腫れやたんの詰まりなどで気管支が狭くなり空気が通りにくくなる病気です。

親からの遺伝や体質、アレルゲンや受動喫煙などの因子が絡みあい発症します。

2. 子どものぜんそくのときの食事

子どものぜんそくでは、症状の重さや治療の有無について個人差があります。

ここでは、症状の重さに合わせた食事のポイントをご紹介します。

食事の注意点

1. 症状が軽いとき

症状が軽く、ヒューヒューゼイゼイといった喘鳴(ぜいめい)があまりひどくないときは、いつも通りの食事で大丈夫です。

ただし、辛いものや酸味の強いものなど、気管を刺激する食べ物は控えると安心です。

2. 症状が中程度のとき

喘鳴(ぜいめい)が強く、息苦しさがあり話すのも辛いといった状態です。

夜間の発作があると寝つきが悪くなり食欲も落ちてしまうので、食べやすく消化の良い食事を心がけるようにしましょう。

ビタミンC・Eには炎症を抑える作用があるので、果物や葉野菜、根菜類、緑黄色野菜を多く摂るようにしましょう。

3. 症状が重いとき

大きな発作が起こり、不眠や呼吸困難などの症状があるときは、無理に食事を摂らせないようにしましょう。

薬が処方されている場合は医師の指示通りに服用します。

食欲があれば普段どおりの食事を摂りますが、のど越しの良いものや常温に近い温度の食べ物を心がけましょう。

熱いものや冷たいものは気管を刺激しやすいので注意が必要です。

3. 子どものぜんそくに効く食べ物

以下の食べ物はぜんそくの発作やのどの炎症を抑える効果が期待できます。

ぜんそくに良い食べ物

  • はちみつ
  • カリン
  • レンコン
  • 大根
  • 黒豆

4. 子どものぜんそくのホームケア

子どものぜんそくでは、家庭環境を整えることも重要です。

部屋を清潔にしハウスダストや花粉、たばこの煙などを除去しましょう。

また、食事面でも気をつけるべきことがあります。

食物アレルギーに注意

子どものぜんそくでは、食べ物のアレルギーによって症状が悪化してしまうケースが少なくありません。

グレープフルーツやキウイなど一部のフルーツ類はアレルゲンになるので注意が必要です。

ぜんそくのとき避けるべき食べ物

ぜんそくの子どもの食事では、脂肪の多い食事は控えます。

魚も含めて、動物性食品の食べ過ぎや砂糖の取り過ぎに気をつけましょう。

コショウや唐辛子などの香辛料もなるべく控えましょう。

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参考:病院で処方される薬