接触性皮膚炎の治療はどうすればいいの?治療方法・費用・期間

1. 接触性皮膚炎とは?

皮膚が外的刺激に接触して炎症を起こした状態で、「かぶれ」とも呼ばれます。

おもな症状

  • 痛み・かゆみ
  • 鱗屑(皮膚がポロポロむける)
  • 紅斑(赤いブツブツ)
  • 丘疹(皮膚が凸凹に盛り上がる)
  • 水疱(水ぶくれ)

接触性皮膚炎の場合、患部とその周囲の境目がはっきりしていることが多いです。

症状の分類

急性刺激性接触皮膚炎

強い薬剤や毒性のある植物などと接触した後、短時間のうちに発症します。

アレルギーの有無に関係なく、誰でも発症することがあります。

慢性刺激性接触皮膚炎

少しの接触なら無害な物質でも、長時間または頻繁に接触すると皮膚炎の原因になることがあります。

赤ちゃんに多いおむつかぶれやよだれかぶれも、慢性刺激性接触皮膚炎の一種です。

化粧品などが原因の場合、久しぶりに使用したときに初めて発症することもあります。

急性刺激性接触皮膚炎同様、誰でも発症することがあります。

アレルギー性接触皮膚炎

アレルゲン(金属やウルシなど)との接触が原因で、皮膚がアレルギー反応を起こします。

光接触皮膚炎

湿布薬などの刺激を受けてから光に当たると、その部分だけに発症します。

2. 接触性皮膚炎の治療

初期のごく軽い炎症なら、市販のかゆみ止めなどで対処できることもあります。

症状が強い場合や2~3日様子を見ても改善しない場合は、早めに皮膚科を受診します。

おもな治療方法

原因物質との接触を避ける

原因がわかっている場合は、原因物質との接触を避けます。

原因がわからない場合は、問診やパッチテストなどで原因物質を調べます。

外用薬を塗る

症状にあわせて、抗ヒスタミン剤やステロイド剤が処方されます。

乳幼児の場合、弱めのステロイド剤でも高い効果を発揮することが多いです。

患部が重症化してジクジクになった場合は、亜鉛華単軟膏を使用することもあります。

ステロイドは怖い?

「ステロイドは副作用が怖い」と言われることがあります。

しかし、用法・用量を守って正しく使えば副作用が出ることはほとんどありません。

むしろ、ステロイドを怖がって受診を遅らせる弊害のほうがずっと大きいです。

どうしても不安な場合は、お医者さんに相談してきちんと説明を受けましょう。

内服薬を飲む

症状が強い場合や範囲が広い場合、外用薬では対処しにくいことがあります。

その際は、抗ヒスタミン剤・ステロイド剤入りの内服薬を併用します。

治療にかかる期間

症状の強さや範囲によって異なりますが、病院できちんと治療すれば1週間前後で治ることが多いです。

治療にかかる費用

診察費と薬剤費を合わせても、たいていは数百円~数千円で済みます。

乳幼児の医療費助成制度がある自治体が多いので、ぜひ利用しましょう。

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参考:病院で処方される薬