アセトアミノフェン(カロナール)の効果と子どもに使う時の注意点

1. アセトアミノフェン(カロナール)とは?

アセトアミノフェンは解熱鎮痛薬の一つです。

高熱を下げるだけではなく痛み止めの効果もあるため、風邪、頭痛、痛風、歯の痛み、生理痛、筋肉痛、手術後などさまざまな症状に対して処方されます。

小児の解熱薬として第一に選択される薬です。

2. アセトアミノフェンが配合されている薬

アセトアミノフェンというのは一般名(成分名)です。

薬の形態や製薬会社によって、商品名は異なります。

シロップ

  • カロナール
  • サールツー

ドライシロップ

  • コカール
  • サールツー

細剤

  • アニルーメ
  • カロナール

座薬

  • アンヒバ
  • アルビニー

錠剤

  • アセトアミノフェン錠200「タツミ」
  • カロナール

3. 子どもに対する安全性

3ヶ月以上の乳児に対する安全性が確立されています。

4. 副作用はあるの?

重い副作用はほとんどありません。

アレルギーを起こすことも少なく、副作用の少ない安全性の高いお薬です。

ただし、必要以上に飲みすぎると、腹痛や下痢を起こしたり、肝臓の調子が悪くなることがあります。

5. 子どもに使用する上での注意点・用法・用量

大人の使い方とはここが違う

大人と違って子どもの場合は、定期的(1日3回など)に服用させるべきではありません。

高熱でも元気そうならば、使わなくても大丈夫です。

一度使ったら、次に使うまでに6時間以上あけましょう。

なるべく使わない

発熱は生体防御反応であり、熱によってウイルスを抑制・消滅させようとしています。

むやみに解熱剤をつかって熱を下げると回復が遅れるため、あまり使わないようにしましょう。

ただ、発熱によって体力を消耗し、衰弱すると回復が遅れます。

高熱が出てぐったりしているときは医師の指示に従って解熱剤を使いましょう。

用量

1回あたりの投与できる量は、体重1kgにつき10~15mgです。

体重10kgの赤ちゃんであれば、100mg~150mgです。

一度使ったら次に使うまでに6時間以上あけ、1日3回以内にしましょう。