生まれつき低体温。体温が低くても妊娠できる?妊娠しやすくするには?

1. 低体温でも妊娠できるの?

「体温が高いほど妊娠しやすい」、「体温が低くて冷え性だから、妊娠しにくいと思う」と感じている人はとても多いものです。

体温の高さと妊娠率はあまり関係がないというデータが多くある一方、低温期の体温が35℃台だと妊娠率が落ちるという報告もあります。

今回は、低体温とは何度くらいからなのか、体温が低くても妊娠することができるのか、などについてまとめました。

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2. 低体温と冷え性は違う!

低体温と冷え性は、しばしば同じにされがちですが、実は全く違うものです。

冷え性は「からだの末端の冷え」

特に女性に多い冷え性ですが、冷え性の多くは「からだの末端の冷え」です。

手足が冷えやすい人がこれに当てはまります。

手足は心臓から遠いので、冷えやすい傾向にあるのです。

基礎体温の低温期の体温がが36℃台であれば、特に問題はないでしょう。

低体温は「からだの深部の冷え」

からだの末端が冷えている冷え性と違い、低体温は「からだの深部が冷えている」状態のことです。

心臓に近い胃の付近を触ってみたときに、少し冷たさを感じる場合は、からだの深部が冷えてしまっている場合があります。

平熱が35℃台の人は低体温の場合があります。

3. 低体温とは?

低体温とは、からだの深部(内臓)の温度が35度以下になっている状態のことです。

低体温の種類

低体温は、大きく分けて3つの種類があります。

  • 病気によるもの
  • 長時間からだを冷やした結果によるもの
  • 生活習慣の乱れによるもの

低体温の原因

病気によるもの

病気が原因の低体温は、甲状腺ホルモン値の低下(橋本病)があげられます。

甲状腺ホルモン値が低下すると、からだの基礎代謝が落ちることで体温が低くなってしまいます。

平熱の平均が、35℃台にまで下がるのが一般的です。

橋本病は薬をきちんと服用することで症状が消えます。

長時間からだを冷やした結果によるもの

長時間からだが冷えた状態でいると、体温がどんどん奪われてしまい、一時的に低体温になります。

  • ぬれた衣服で、動かないで冷たい地面に横たわっていた
  • アルコールをたくさん飲んだ後、寒い場所で寝てしまった
  • 寒い場所で防寒対策をせず、長時間い続けた

この場合、もう自分で体温を上げることができません。

温かい毛布に全身をくるんで暖めるなどの処置が必要になります。

生活習慣の乱れによるもの

生活習慣があまりに乱れていると、体温の調節機能がバラバラになってしまい、低体温になりやすくなります。

  • 不規則な生活
  • 運動不足
  • 朝ごはんを食べない
  • 過度なストレス

低体温の人にあらわれやすい症状とは?

本来、人間の体温の平均は36.5℃くらいです。

これは体内の酵素が最も活性化され、働いてくれる温度です。

低体温だと、酵素の働きが低下するため、以下のような症状があらわれます。

  • 新陳代謝が悪くなる
  • 免疫力の低下
  • 花粉症などのアレルギー症状がでやすくなる
  • 体温が35度に近いとき、ガン細胞が活発化する

体温が1度下がるだけでも、これらのリスクは上がります。 低体温を予防するには?

病気による低体温は、予防することはできません。

しかし、からだを長時間冷やす・生活習慣の乱れからくる低体温は防ぐことができます。

衣服がぬれたらすぐに着替える

ぬれたままの衣服を着ていると、想像以上に体温が奪われます。

雨などで衣服がぬれてしまった場合は、すぐに着替えましょう。

その際、できればからだをあたためると良いでしょう。

アルコールはほどほどに

アルコールを大量に飲むと、利尿作用により低体温になりやすくなります。

また、知らないうちに寒い場所で寝てしまい、起きたときには低体温になっているということもあります。

生活習慣に気をつける

人間の体温は、1日の間で変動します。

朝の体温は低く、夕方になるにつれて上がり、夜には落ち着きます。

しかし、生活リズムがバラバラだと、体温調節までバラバラになってしまい、低体温になりやすくなります。

不規則な仕事をしている人でも、できるだけ朝に活動するなどして、生活リズムが崩れないようにしましょう。

また、ストレスを感じたらできるだけ早く発散するようにしましょう。

適度な運動を毎日するのも効果的です。

4. 低体温と妊娠率の関係は?

冷え性の場合、妊娠する力は大きく落ちることはありません。

しかし、からだの深部が冷えている低体温の場合、妊娠率に影響する場合があります。

子宮や卵巣のはたらきが悪くなる

からだの内部が冷えているということは、妊娠するために大切な子宮や卵巣も冷えている可能性があります。

これらの臓器が冷えると、血流が悪くなり、そのはたらきまで悪くなることがあります。

基礎代謝や免疫が落ち、妊娠率も落ちる

体温は、健康のバロメーターとも言えます。

体温があまりに高い、または低い場合は妊娠率も落ちる傾向にあります。

特に低体温の場合、基礎代謝や免疫力が落ちてしまうことが多く、妊娠する力そのものが低下してしまうのです。

人間はからだが健康な状態でないと、生殖機能が落ちることが多くあります。

妊娠しやすくするには?

低体温が原因で妊娠しにくいと感じている場合、からだを芯からあたためることが大切です。

あたたかい食べ物や飲み物をとる

冷たい食べ物・飲み物はからだを内部から冷やしてしまいます。

食べ物や飲み物は、できるだけあたたかいものをとりましょう。

適度な運動を毎日する

運動をすると血流がアップし、からだがあたたまります。

適度な運動を毎日続けることで、低体温の症状がなくなる人もいます。

腹巻きや靴下でからだを保温する

腹巻きや靴下は、体温を適温に保つために便利なアイテムです。

何枚か持っておくと安心です。

湯たんぽで寝るときにカラダが冷えないように

夜寝るときに冷えてしまうという方も多いです。

そういうときは、湯たんぽが使えます。

今では電気式のものも売っていますが、身体の中への熱の浸透や火傷のリスクを考えると、昔ながらのお湯を入れるタイプの物が一番オススメです。

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