子どもが風邪のときお風呂に入れていい?家族にうつる?

1. 風邪のときに入浴していい?

昔は「風邪のときは入浴しないほうがいい」と言われていました。

現在と違って昔はお風呂が外にあることが多く、湯冷めしやすかったためです。

現在のお風呂のほとんどは家の中にあり、温度管理もしやすいのでそれほど心配いりません。

熱がなく、体調が安定していれば入浴OK

発熱・頭痛・下痢などの症状がなければ、入浴してもかまいません。

ただし、あまり熱いお風呂や長時間の入浴は体に負担がかかります。

ぬるめのお風呂やシャワーで、さっと汗を流しましょう。

2. 入浴時の注意点

あらかじめ浴室・脱衣所を暖めておく

浴室や脱衣所が寒いと湯冷めしやすいので、あらかじめ暖めておきましょう。

入浴後はすぐ乾かす

湯冷めを防ぐため、入浴後はすぐに体を拭いてパジャマを着ましょう。

髪も濡れたままにせず、すぐに乾かしましょう。

ロングヘアで乾かすのに時間がかかる場合は、シャンプーを控えたほうがよいでしょう。

入浴前後の水分補給

入浴すると、体内の水分がたくさん失われます。

脱水症状を防ぐため、入浴前後にしっかり水分補給しましょう。

入浴後すぐ布団に入らない

「冷やさないように」と入浴後すぐ布団に入る人がいますが、これは逆効果です。

体がほてったまま布団に入るとかえって汗をかき、体温が奪われやすくなります。

入浴後はしばらく暖かい部屋で過ごし、ほてりがおさまってから布団に入りましょう。

3. 入浴が原因で風邪がうつることはある?

風邪の原因ウイルスの多くは、高温多湿の環境では活発に活動できません。

そのため、浴室の空気や浴槽のお湯を通じて感染する可能性は低いです。

接触感染に注意!

患者の唾液や鼻水にはウイルスが含まれており、入浴の際にドアノブや桶などに付くことがあります。

他の人が入浴してウイルスに触れ、その手で目や鼻を触ったりすると感染するおそれがあります。

接触感染を避けるため、以下のことに注意しましょう。

タオル類の共有は避ける

バスタオルや浴用タオルを使いまわすと、そこから感染するおそれがあります。

タオル類は人数分用意し、使用後は早めに洗濯しましょう。

患者の入浴はできるだけ最後に

患者の入浴は、できるだけ他の家族の後にしましょう。

心配な場合は、入浴後に浴室・脱衣所を消毒しておくと安心です。

きょうだいと一緒の入浴は避ける

子どもは大人より抵抗力が低く、感染のリスクが高いです。

きょうだいがいる場合、風邪をひいた子どもと一緒の入浴は避けましょう。

また、お風呂用おもちゃの共有にも注意しましょう。

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参考:病院で処方される薬