赤ちゃんの虫刺され(ストロフルス)とは?原因・症状・治療・体験談

1. 虫刺され(ストロフルス)はこんな病気

赤ちゃんの虫刺されは重症化することも

蚊やダニ、ハチ、ムカデなどの虫に刺されると、刺された箇所が赤く腫れたりかたくなったりし、かゆみや痛みを伴います。

無意識のうちに、ひっかいてしまい、とびひになることもあります。

一度腫れが治まっても、翌日また出てくることもあります。

赤ちゃんの肌はとてもデリケート

赤ちゃんの肌は大人と比べて皮膚がとても薄いです。

皮膚が薄いため、虫刺されによる影響を強く受けてしまいます。

大人ではたいしたことがなくても、赤ちゃんの肌の場合、大きく腫れてしまうこともあります。

赤ちゃんは虫刺されに対する免疫力が弱い

子どもの頃、虫に刺されると大きく腫れる、強いかゆみを伴ったことはないでしょうか?

実は何度も虫に刺されるとことで免疫力がつき、大人になるにつれ、かゆみや症状のあらわれ方が小さくなります。

その一方、赤ちゃんは免疫力をほとんど持っていません。

虫刺されに対する免疫がないので、刺されると症状がひどくなりがちです。

症状がひどい状態になると、ストロフルスと呼ばれます。

2. 赤ちゃんが虫に刺される原因

虫刺されの起きやすい時期はいつなの?

やはり虫の活動が多くなる、春から夏にかけてです。

暑くなることで、肌の露出も多くなり、虫に刺されやすくなります。

虫刺されにならないように、事前に対策することが大切です。

どうして赤ちゃんは虫に刺されやすいの?

虫刺されの原因となる虫により、特性が変わります。

虫刺されの代表である蚊を中心に説明します。

基礎代謝や体温が高い人

基礎代謝が高くなると、体全体が活性化し、体温も高くなりがちです。

呼吸数だけでなく、息に含まれる二酸化炭素の量も増えます。

赤ちゃんは基礎代謝、そして体温も高めになります。

体温や二酸化炭素の影響により、蚊が引き寄せられやすくなります。

汗をかきやすい人

赤ちゃんは大人に比べ、非常に汗をかきやすいです。

汗の中に含まれる成分により、蚊が引き寄せられやすくなります。

また、汗以外に体臭も大きく影響します。

血液型がO型の人

ある研究により、血液型がO型の人は、他の血液型と比べて、蚊に刺されやすい、という結果があります。

刺されやすい血液型から並べると、O型、B型、AB型、A型となっています。

ただし、他の血液型だから、蚊に刺されないとはかぎりません。

また、血液型以外の体質も関わるため、あくまでも参考程度にしてください。

3. 赤ちゃんの虫刺されの症状

大人の虫刺されとの違いは?

赤ちゃんは虫に刺された成分に対し、免疫力がないため、大きく赤く腫れやすくなります。

場合によって広範囲に渡り、炎症を起こすこともあります。

ただし、体質や刺された虫の成分により、症状のあらわれ方に個人差が出ます。

虫に刺された肌の状態について

大人の場合、蚊に刺されると平たく腫れ、その後赤く腫れても、しばらくするとかゆみとともに引いていきます。

赤ちゃんの場合、刺された場所を中心に、固い芯のような状態が残ります。

虫刺されの腫れが引くまでの時間は?

虫に刺されたあと、赤く腫れるまでの時間や、腫れが続く期間により、2つの反応があります。

即時型反応

虫に刺されると、刺されたところがスグに赤く腫れます。

しかし、しばらくすると治まり、1時間程度でほぼ治ることもあります。

大人の方の多くは、即時型反応になります。

遅延型反応

虫に刺されると、1〜2日後に腫れやかゆみが強くなります。

また、腫れやかゆみは、数日間続きます。

赤ちゃんを含め、子どもは遅延型反応になります。

大人と比べ腫れが引くまで時間がかかり、1週間程度続くこともあります。

ストロフルスについて

虫刺されのあと、体のあちこちに出てくる少し盛り上がったブツブツ(丘疹)です。

特に虫刺されの腫れが悪化し、ひどい状態になると、大人の親指くらい腫れが広がります。

免疫力のない赤ちゃんは、過剰に反応してしまいます。

この過剰に反応してしまう症状を、ストロフルスと呼びます。

このストロフルスも、免疫力がつくに従って、大きく晴れることは少なくなります。

虫刺されの腫れを放置するとどうなるの?

スズメバチやムカデなどを除いて、命に関わるようなことは基本的にありません。

しかし、虫刺されを放置すると、赤ちゃんが無意識にかいてしまいます。

赤ちゃんの肌はデリケートで薄いため、傷がつきやすく、そこから雑菌が入ってしまいます。

とびひなどを引き起こして、さらに炎症がひどくなる恐れがあります。

早めに病院で治療やケアをすることが大切です。

4. 虫刺されの治療について

刺された虫の種類により、治療法が異なります。

虫刺されに関しては、皮膚科で治療することが可能です。

特にハチに剌されたときは、すぐ病院へ連れていきましょう。

病院で処方される薬はどのようなもの?

症状にあわせて処方される薬が異なります。

おもな薬としては、「リンデロンVG」といった軟膏になります。

ステロイドや抗生剤が含まれていて、虫刺されによる化膿や炎症を抑える働きがあります。

市販のかゆみ止めの薬は使用していいの?

ドラッグストアで販売されている、市販のかゆみ止めは、赤ちゃんを対象にしていないかゆみ止めがあります。

刺激が強すぎることもあるため、必ず対象年齢を確認してください。

たとえば赤ちゃん向けにあるかゆみ止めとして、「ムヒベビー」があります。

ただし、市販のかゆみ止めを塗っても改善しない場合、病院で治療してもらいましょう。

5. 虫刺されのホームケア

虫刺されに気づいたら

まずは虫に刺されたところを、水でキレイに洗うことをおすすめします。

水で洗えない場合には、濡れたタオルで刺された部分を拭きましょう。

肌がキレイになってから、赤ちゃん向けの軟膏や市販薬を塗ります。

虫刺されの予防法について

特に蚊に対する予防法は以下になります。

外出するときは時間帯に気をつける

蚊に刺されやすい時間帯は、朝方と夕方です。

どうしてもこの時間に外出する場合、虫刺されの予防をシッカリ行いましょう。

草木があるところは十分に注意する

草木の影に蚊が潜んでいます。

赤ちゃんの体温や二酸化炭素で蚊を引き寄せますので、注意してください。

大人が原因で赤ちゃんが刺されることも

ビールや香水の臭いにより蚊が引き寄せられます。

汗をこまめに拭く

汗の臭いで蚊が引き寄せられるため、汗をかいていたらこまめに拭きましょう。

虫よけスプレーの使用に要注意

虫よけスプレーも蚊を寄せ付けないのに有効ですが、成分により赤ちゃんに適さないものがあります。

赤ちゃん向けの虫よけスプレーを使うようにしてください。

赤ちゃん向けの蚊帳を利用する

蚊帳を利用すれば夏でも通気性がよく、蚊を寄せ付けません。

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6. 先輩ママの「うちの子の虫刺され体験談」

埼玉県・2才6ヵ月の女の子・ワンコロちゃんママより

娘は、蚊に刺されたあとが腫れ、あとがなかなかきれいに治りません。

しかも、1回のお出かけで7~8ヵ所刺されて、あとが残るので、いつも多くの虫刺されのあとがあります。

小児科で塗り薬ももらっているのですが、刺しあとが腫れ上がってしまうこともあります。

夏になるとどれだけ予防してもやっぱり刺されてしまい、ぽんと気が重いです。

引用元:虫刺されのあとが手足にいっぱい。夏になるのが憂うつです

参考:病院で処方される薬