風邪は一度かかったら大丈夫?それとも何回もかかる?

1. 風邪はこんな病気

風邪(感冒)は、ウイルスが原因でのど・鼻などに起こる急性炎症の総称です。

冬によく流行するイメージがありますが、1年を通して発症するおそれがあります。

2. 風邪に何度もかかるのはなぜ?

ライノウイルス・コロナウイルスをはじめ、さまざまなウイルスが風邪を引き起こします。

あるウイルスに感染して風邪をひくと、そのウイルスに対して抗体ができます。

しかし、この抗体は違うウイルスに対しては効果を発揮できません。

どんどん新しい型のウイルスが発生する

ウイルスは進化のスピードが非常に速く、どんどん新しい型のウイルスが発生します。

たとえば同じライノウイルスでも、型が違えば別の抗体が必要になります。

そのため、1シーズンで2回以上同じような症状の風邪をひくことがあるのです。

ワクチンで風邪を防ぐことができないのも、これが理由です。

3. 風邪をひきやすい子とそうでない子の違い

小さい子どもはウイルスに感染した経験が少なく、抗体があまり作られていません。

そのため、小さい子どもが風邪をひきやすいのは仕方ありません。

しかし、ある程度大きくなると風邪をひきやすい子とそうでない子に分かれてきます。

風邪をひきにくい子には、たいてい以下のような特徴があります。

いろいろな食べ物をバランスよく食べる

1日3食をしっかり食べ、なおかついろいろな食べ物をバランスよく食べましょう。

そうすることで必要な栄養を摂取でき、抵抗力をつけることができます。

好き嫌いがある場合は、似た栄養を含む別の食材を試してみましょう。

よく体を動かし、夜はしっかり眠る

日常的に運動する習慣があると、基礎体力が上がります。

また、昼間にしっかり活動するとほどよい疲労がたまり、夜ぐっすり眠ることができます。

睡眠中に体調がリセットされ、免疫力が作られます。

必要以上に厚着しない

わたしたちの体には、体温を調節する機能がそなわっています。

必要以上に厚着するくせがつくと、この機能を弱めてしまいます。

すると寒くなっても体温をうまく上げられなくなり、風邪をひきやすくなります。

また厚着によってかえって汗をかき、汗が冷えて体温が奪われることも風邪の一因になります。

子どもの服の枚数は「大人より1枚少なく」がめやす

子どもは大人より体温が高く、よく動き回ります。

そのため、子どもに着せる服の枚数は「大人より1枚少なめ」をめやすにしましょう。

こまめに調節できるよう、脱ぎ着しやすい服がおすすめです。

手洗い・うがいの習慣が身についている

ウイルスを体内に入れないためには、手洗い・うがいが重要です。

外から帰った後や食事の前など、こまめに手洗い・うがいする習慣をつけましょう。

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参考:病院で処方される薬