風邪の原因ウイルスとは?感染経路はどこ?予防・対策はどうすべき?

1. 風邪の原因となるおもなウイルス

風邪は、ウイルスが原因でのど・鼻などに起こる急性炎症の総称です。

風邪を引き起こすおもなウイルスは、以下のとおりです。

ライノウイルス

一般的な風邪の原因として、もっともポピュラーなウイルスです。

特に春・秋に流行しやすく、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛み・頭痛などが起こります。

コロナウイルス

風邪の原因として、ライノウイルスの次に多いウイルスです。

おもに冬に流行し、鼻やのどに症状を起こします。

RSウイルス

特に冬に流行しやすいですが、1年を通じて感染するおそれがあります。

子どもが感染すると、肺炎・気管支炎を引き起こすおそれがあります。

パラインフルエンザウイルス

インフルエンザウイルスとは別のウイルスです。

RSウイルスとともに、肺炎や気管支炎の原因ウイルスとして知られています。

アデノウイルス

冬~夏に流行しやすく、感染力の強いウイルスです。

咽頭結膜熱(プール熱)を引き起こすことでも有名です。

エンテロウイルス

夏によく流行しますが、1年を通して感染するおそれがあります。

手足口病やヘルパンギーナなどの原因となることでも有名です。

2. ウイルスのおもな感染経路

風邪のウイルスは、患者の唾液・鼻水・たんなどに多く含まれています。

このウイルスが第三者の体内に入ることで、感染が拡大するのです。

飛沫感染

患者がせき・くしゃみをすると、ウイルスを含んだ飛沫が飛び散ります。

飛沫感染は、この飛沫を吸い込むことで起こる感染です。

空気感染

床やテーブルに落ちた飛沫は、時間が経つと乾燥します。

すると飛沫に含まれていたウイルスが空気中に浮遊し、これを吸い込むことで感染します。

経口感染

患者との食器の使い回しやキスなどで、口から直接ウイルスが侵入します。

接触感染

ウイルスがついた手でドアノブやつり革に触れると、そこにウイルスが付着します。

これらに触れた手で鼻や口を触ったり、ものを食べたりすることで感染します。

乳幼児の場合は、唾液などがついたおもちゃ・遊具の共有にも注意が必要です。

3. 風邪の感染と発症を防ぐための予防策

手洗い・うがいはこまめに

外出後や食事前は、手洗い・うがいを徹底しましょう。

ただ水洗いするだけでなく、殺菌効果のあるハンドソープを使いましょう。

マスクを着用する

せき・くしゃみのたびに口を覆っても、その手であちこちに触れるとウイルスをばらまいてしまいます。

感染拡大を防ぐには、マスクを着用するほうが効果的です。

また、感染予防のためにマスクを着けるのも効果的です。

部屋の換気はこまめに

寒いからといって部屋を閉め切ったままにすると、ウイルスが室内にとどまってしまいます。

短時間でもいいので、窓を開けるなどして部屋を換気しましょう。

タオル・食器の使い回しは避ける

見落としがちなのが、洗面所などのタオルです。

できるだけ個人用のタオルを用意し、こまめに洗濯しましょう。

むやみに人ごみに行かない

不特定多数の人が集まる場所には、ウイルスがたくさんいます。

風邪が流行しているときは、できるだけ人ごみを避けましょう。

普段の生活リズムに注意する

もしウイルスに感染しても、十分な抵抗力があれば発症する確率が下がります。

日頃の生活リズムや栄養バランスに気を配り、抵抗力を落とさないようにしましょう。

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参考:病院で処方される薬