赤ちゃんのナッツアレルギーとは?治る?症状・対策・治療まとめ

1. ナッツアレルギーは複数のナッツ類にも要注意

ナッツアレルギーとなる代表として、落花生いわゆるピーナッツがあります。

ピーナッツにアレルギーが出る人は、約20パーセントの確率で、他のナッツ類にも反応すると言われています。

たとえば、くるみやカシューナッツ、アーモンドなどがあります。

ナッツ類はいろんな食材に含まれています。

また、ナッツアレルギーは、アレルギー症状が強く出やすいため、注意が必要です。

ナッツが使われている食べ物の種類は?

代表的なナッツ類は、ピーナッツ、くるみ、アーモンド、カシューナッツなどです。

ナッツ類は、独特の歯ごたえそして香ばしさがあります。

チョコレートやアイスクリーム、クッキーなどのお菓子にも使われています。

柿の種など、お酒のおつまみにも、ナッツ類は使われています。

また、ピーナッツバターにも注意が必要です。

2. ナッツアレルギーが出る原因

ナッツアレルギーが起こる物質は

ピーナッツの場合、アセチルコリン、ヒスチジンと呼ばれる物質が、ナッツアレルギーを引き起こす原因です。

通常、食物アレルギーを引き起こす成分は、タンパク質が原因です。

ところが、アセチルコリンとヒスチジンは、タンパク質には分類されません。

アセチルコリンは体内に入ると、自律神経に作用し、ヒスチジンはヒスタミンに変わり、体を刺激します。

あたかもアレルギーに似た症状が出ることから、仮性アレルゲンとも呼ばれています。

それぞれのナッツ類にナッツアレルギーが出る割合は

3大アレルゲンと呼ばれる、たまご、乳製品、小麦が食物アレルギー全体の70パーセントを占めています。

3大アレルゲンの次に、ピーナッツが全体の6パーセントを占めています。

ピーナッツの次に、甲殻類、そば、大豆、果物が、全体の10パーセントを占めています。

カシューナッツ、くるみ、アーモンドはそれぞれ、0.7パーセントを占めています。

ナッツ類の中で、ピーナッツが多くを占めていることがわかります。

3. ナッツアレルギーは治るの?

ナッツアレルギーは、3大アレルゲンの、たまご、乳製品、小麦と違い、治るのが難しいアレルギーの1つです。

つまり、ナッツアレルギーが一度発症すると、ずっと付き合うこととなります。

4. ナッツアレルギーの症状

おもな症状として、かゆみをともなう、じんましん、下痢や吐き気、のどや口などにかゆみや腫れ、不快感があらわれます。

ナッツアレルギーは、アナフィラキシー症状が出やすく、急に出た場合には命にかかわる危険性もあります。

また、ナッツ類を普通に食べても問題がないのに、運動をすることで、アナフィラキシー症状が出ることもあります。

運動誘発アナフィラキシーと呼ばれ、運動量が増える学童期に注意が必要です。

5. ナッツアレルギーの対策・治療

病院はどこで診てもらえるの?

アレルギーを専門に行なっている病院は、少ないのが現状です。

アレルギー科があれば、アレルギー検査を含めて確認するのも1つの方法です。

まずは、かかりつけの小児科などで、アレルギーの診療を行っているか確認してください。

診療が難しい場合、他の病院の紹介をもらうことをおすすめします。

除去食を行う

ナッツアレルギーが出る食べ物を避けることで、物理的にアレルギー症状を出さない方法です。

ただし、食べ物によっては、完全に除去するのが難しいこともあります。

抗アレルギー薬を併用して、ナッツアレルギーが出た場合には、症状を抑える方法もあります。

食品パッケージの原材料を確認する

食物アレルギーの中で、アレルギーの発症率が高い、症状が重いものは、食品パッケージに原材料の表示が義務付けられています。

表示が義務付けられている特定原材料7品目のうち、ピーナッツが入っています。

ただし、注意したいのは、落花生と表記されているため、見落とさないことが大切です。

また、表示を推奨する特定原材料20品目に、くるみ、カシューナッツが含まれ、場合により原材料に表記されないこともあります。

あわせて、ピーナッツ、くるみ、カシューナッツ以外のナッツ類は、特定原材料に含まれないため、原材料にされない可能性も高いため、注意が必要です。

エピペン注射を用意する

エピペン注射はアナフィラキシー症状など、強い症状が出た場合、アレルギー症状を和らげる応急処置に使われます。

ナッツアレルギーなどの食物アレルギーがあると認められた場合、病院から処方してもらえます。

エピペン注射を持つことができるかどうかに関しては、病院の医師に確認してください。

ナッツアレルギーが出た場合の対策法

まずは、ナッツアレルギーが出たら、食べることをすぐにやめましょう。

可能なら、口の中をすすぐなどをして、ナッツアレルギーの症状を和らげます。

また、呼吸困難で動くことが難しいこともあるため、ラクな姿勢で呼吸ができるようにしましょう。

アナフィラキシー症状が出た場合、エピペン注射があるなら、注射をして症状を和らげましょう。

ただし、あくまでも応急処置のため救急車を呼んで、病院の先生に治療を受けることが大切です。

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