赤ちゃんのえびアレルギーとは?治る?症状・対策・治療まとめ

1. えびアレルギーは甲殻類にも注意

えびアレルギーを持っている場合、カニなどの甲殻類や、その他魚介類にアレルギー反応を起こしやすいのが特徴です。

えびといっても伊勢えびから桜えびまで、さまざまあります。

また、えびなどのエキスが入っている食べ物も多いため、注意が必要です。

えびが使われている食べ物の種類は?

えびせんなどのお菓子類から、天ぷらやかきあげ、エキスとして入っていることもあります。

他にもえびを食べた魚介類が含まれる、かまぼこやちくわにも要注意です。

ちりめんじゃこの魚介類を食べたとき、桜えびが混ざっていることもあり、知らずに食べてしまうこともあります。

えび以外にも、カニ、イカ、タコ、貝類など、甲殻類にアレルギー反応を引き起こしやすくなります。

えびにアレルギーを持っている人は、甲殻アレルギーを持っている場合がほとんどです。

2. えびアレルギーが出る原因

えびアレルギーが起こる物質は?

えびアレルギーを引き起こす物質として、トロポミオシンと呼ばれるタンパク質が原因です。

トロポミオシンは、えびだけでなくカニやイカ、タコや貝類にも含まれています。

えびアレルギーを持っている人は、甲殻類に広くアレルギー反応が出るのは、このトロポミオシンが影響しています。

魚介類すべてに反応するの?

シャケの身が赤いのは、アスタキサンチンと呼ばれる物質です。

シャケは本来白身の魚ですが、海で小えびなどのプランクトンを食べると、その色が着いて赤くなります。

小えびを食べているからといって、シャケでアレルギーが出るとはかぎりません。

実際に、えび、カニ、イカ以外の魚介類なら、大丈夫という人もいます。

つまり、アレルギーを引き起こす物質が含まれていなければ、同じ魚介類でも大丈夫ということになります。

3. えびアレルギーは治るの?

えびアレルギーは、一度発症すると治りにくい食物アレルギーの1つです。

えびを含む甲殻アレルギーは、大人の方でも持っていることが多いのが特徴です。

3大アレルゲンと呼ばれる、小麦、たまご、乳製品は、食物アレルギーになる確率は高くなっています。

しかし、子どもが成長するにつれて、6歳くらいまでに80パーセントは、食べられるようになります。

一方、えびアレルギーは、成長するにつれて食物アレルギーが出やすく、一度発症すると治りにくいのが特徴です。

4. えびアレルギーの症状

全身のかゆみ、じんましん、口の周りが腫れるといった症状が出ます。

他にも、のどがイガイガする、嘔吐や下痢、呼吸困難など重篤な症状が出ることもあります。

場合によっては、命にかかわるアナフィラキシー症状が出ることもあるため、注意が必要です。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーに要注意

食物アレルギーは、食べ物を食べるだけで、アレルギー症状があらわれます。

しかし、食べただけでは、アレルギー症状が出ないこともあります。

食後、運動をすることにより、胃腸が傷つけられる、消化吸収の変化により、アレルギー症状が出ることがあります。

今までえびを食べても問題なかったのに、運動をしてから、えびアレルギーが出ることもあります。

運動量が多くなる学童期に入ってから、気づくことも多くあります。

5. えびアレルギーの対策・治療

病院はどこで診てもらえるの?

アレルギーの治療を行っている小児科か、アレルギー科で診てもらえます。

除去食を行う

えびを含む甲殻類は、多くの食べ物に含まれています。

えびアレルギーを防ぐため、食べない、そして触れないことが大切です。

つまり、えびやアレルギー反応が出る甲殻類を避けるのが除去食です。

食品パッケージの原材料を確認する

えびはアレルギーが出やすい食べ物のため、食品パッケージの原材料はしっかり確認しましょう。

また、お菓子類にも多く入っていることから、原材料を確認せず、お菓子を渡さないようにしましょう。

エピペン注射を用意する

食物アレルギーがひどく、アナフィラキシー症状が出る場合、症状を和らげるエピペン注射を用意しておくことが大切です。

エピペン注射は、医師の資格がなくても打てる注射です。

病院にかかるまでの応急処置に使われるため、事前に使い方を練習しておくことも大切です。

えびアレルギーが出た場合の対策法

口に含んでいる食べ物がありましたら、取り出して口の中をすすぎましょう。

そして食べたものは、ムリに吐き出させる必要はありません。

また、呼吸がラクになるような姿勢を取らせることも大切です。

アナフィラキシー症状が出て重篤な場合、エピペン注射があれば注射を打ち、救急車を呼んで病院に連れて行きましょう。

食物アレルギー専門の病院を
探す・口コミを見る