赤ちゃんの卵アレルギーとは?治る?症状・対策・治療まとめ

1. 卵アレルギーは3大アレルゲンの1つ

3大アレルゲンは、数ある食物アレルギーの中で、アレルギーを引き起こしやすい食べ物です。

卵のほかに、小麦、乳製品が3大アレルギーと言われています。

食物アレルギーと診断された赤ちゃんの割合

全体の赤ちゃんのうち、16パーセントが卵アレルギーを含め、何らかの食物アレルギーを持っています。

3大アレルゲンでアレルギーになりやすい食べ物

複数回答可のアンケートによりますと、アレルギーとして診断された割合の高い順番は下記になります。

  • 卵:82パーセント
  • 牛乳:32パーセント
  • 小麦:16パーセント

最初に説明しました、3大アレルゲンと言われる食べ物となります。

その中でもダントツで卵が他の2つを抜いて、食物アレルギーを引き起こしやすい食べ物となります。

卵が使われている食べ物の種類は?

洋菓子、和菓子、アイスクリームなどの菓子類をはじめ、たくさんの食材に卵が使われています。

また、卵は水と油をくっつける乳化作用があり、添加物としても使われています。

代表的な調味料の1つでもある、マヨネーズも卵が使われています。

マヨネーズも乳化作用の1つです。

2. 卵アレルギーが出る原因

卵アレルギーが起こる物質は

おもに卵白に卵アレルギーを引き起こす物質が多く含まれています。

オボムコイドと呼ばれるタンパク質により、卵アレルギーを引き起こします。

オボムコイドは、水に溶けやすい物質です。

卵スープに入っている卵を避けたとしても、スープに溶け出したオボムコイドで卵アレルギーが発症します。

鶏卵以外の卵も反応するの?

鶏卵アレルギーを持っている半数の人は、うずらの卵にも反応します。

また、イクラをはじめ、魚卵もアレルギー反応が出る場合もあります。

卵黄と卵白のアレルギー反応の違い

鶏卵の卵黄は問題ないけど、卵白で卵アレルギーが出た、というお子さんもたくさんいいます。

理由は卵白に多くの卵アレルギーの物質が、多く含まれているからです。

生と加熱によるアレルギー反応の違い

鶏卵は生ではダメだけど、加熱すれば大丈夫、というお子さんもたくさんいます。

加熱することで、卵アレルギーの原因となる症状を、抑えられるからです。

同じ鶏卵を使っていても、焼き菓子のクッキーなら問題ないけど、プリンではダメということもあります。

卵アレルギーは、卵黄や卵白のどちらを使っているか、生か加熱しているかにより、あらわれる症状が変わることもあります。

卵アレルギーだと鶏肉でもアレルギー症状は出るの?

鶏肉アレルギーがなければ、食べても問題ありません。

3. 卵アレルギーは治るの?

卵アレルギーは、成長するにしたがって治りやすい食べ物の1つです。

3〜6歳になると、50〜80パーセントの確率で、卵アレルギーの症状が落ち着きます。

赤ちゃんは、病原菌による免疫力がないだけでなく、腸内の免疫力がありません。

しかし、成長するにしたがって腸内の免疫力も高まり、卵アレルギーだけでなく、他の食物アレルギーも徐々に症状があらわれにくくなります。

4. 卵アレルギーの症状

個人差にもよりますが、かゆみを伴うじんましん、下痢、嘔吐などの症状があらわれます。

早ければ15分以内に卵アレルギーの症状があらわれます。

また、症状が重いと呼吸困難など、アナフィラキシー症状が出る場合があります。

アナフィラキシー症状が出た場合には、早めに病院で治療する必要があります。

5. 卵アレルギーの対策・治療

病院はどこで診てもらえるの?

アレルギーの治療を行っている小児科や、アレルギー科で診てもらうことができます。

アレルギーの治療や対応が可能かどうかは、病院で確認しましょう。

食品パッケージの原材料を確認する

卵はアレルギー症状があらわれやすい、食べ物の1つです。

卵が使われている場合、食品パッケージの原材料に表示が義務付けられています。

食品パッケージを見て、卵が使われていないか、確認するようにしましょう。

卵アレルギーが出やすい、出にくい食べ物を把握する

卵黄は大丈夫でも、卵白はダメ、加熱すれば大丈夫でも、生はダメ、など卵の部分や調理方法で卵アレルギーの症状が変わります。

アレルギーの原因になる食べ物を避ける方法として、除去食があります。

除去食は、栄養バランスが崩れる場合もあるため、メリットそしてデメリットがあります。

卵が使われている食べ物でも、卵アレルギーが出ていなければ、食べられる可能性もあります。

食べられる食べ物や調理方法がわかれば、除去食で避ける卵料理を少なくすることができます。

抗アレルギー薬を服用する

いくら注意していても、卵アレルギーの症状が出ることもあります。

また、卵を使用している食べ物は多いため、どうしても避けることができません。

卵アレルギーが出た場合、抗アレルギー薬を服用することで、かゆみなどのアレルギー症状を抑えることができます。

また、卵アレルギーの症状が軽ければ、除去食をしなくても、抗アレルギー薬で症状を抑えることもできます。

医師の判断のもと、適切な対策や治療を行うようにしましょう。

食物アレルギー専門の病院を
探す・口コミを見る