インフルエンザは一度かかったら大丈夫?それとも何回もかかる?

1 インフルエンザとは?

インフルエンザウイルスが原因で起こる感染症です。

風邪(感冒)と症状が似ていますが、インフルエンザのほうが重症化しやすく進行が早いです。

おもな症状

  • 突然の高熱(38~40℃)
  • 強い悪寒
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 関節痛・筋肉痛

このほか、ウイルスの型によっては上気道や消化器などに炎症が起こることがあります。

2. インフルエンザに複数回かかることはある?

基本的には、1回発症したら2回以上発症することはありません。

ただし、まれに同じシーズンのうちに2回以上発症することがあります。

その場合、以下の理由が考えられます。

別のウイルスに感染

インフルエンザウイルスは、大きく分けてA型・B型・C型の3種類があります。

ウイルスの型が違えば、性質もずいぶん変わってきます。

特定のウイルスに対して免疫ができても、違うウイルスに対しては十分な効果を発揮できません。

そのため、「A型を発症した後でB型を発症する」などということも起こり得ます。

同じ型でも、種類が違えば再感染・発症することがある

たとえば、同じA型でも香港A型・ソ連A型というふうに多くの種類があります。

特にA型は頻繁にウイルス変異を起こすため、どんどん新型ウイルスが発生します。

同じ型のウイルスでも、以前感染したウイルスと少しでも違えば免疫の効果が下がってしまいます。

免疫が十分にできなかった

抵抗力が落ちているときに発症すると、症状が治まるまでに十分な免疫ができないことがあります。

そのため、全く同じ種類のウイルスに2回感染・発症するおそれがあります。

薬が効きすぎて免疫ができにくいことも

病院でインフルエンザと診断されると、すぐに抗インフルエンザ薬を処方されることが多いです。

抗インフルエンザ薬を使うと、ウイルスの増殖をすばやく抑えることができます。

ただし、効果が出るのが早すぎて十分な免疫ができない場合があります。

3. インフルエンザ発症後のワクチン接種は無駄?

多くの医療機関では、毎年秋~冬にインフルエンザワクチン接種を行っています。

もちろん感染前の接種が望ましいですが、運悪く接種前に感染することもあるでしょう。

再感染・重症化予防には、ワクチン接種が有効

インフルエンザワクチンは、その年に流行するであろうウイルスの種類に合わせて生産されます。

2015/2016シーズン以降のワクチンは、A型・B型各2種類のウイルスに有効です。

そのため、インフルエンザにかかった後でワクチンを接種しても決して無駄ではありません。

また、万が一接種後にインフルエンザを発症しても軽症で済むことが多いです。

ワクチン接種は、体調が十分回復してから

体が回復しきらないうちにワクチンを接種すると、副反応が出ることがあります。

お医者さんとよく相談して、接種のタイミングを決めましょう。

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参考:病院で処方される薬