赤ちゃんのアレルギー検査はいつから?新生児や乳児も可能?方法は?

1. アレルギーは早期発見がとても大切

アレルギーと一言で書いても、原因となる物質はさまざまです。

代表的なアレルギーは、食物アレルギーがあります。

離乳食を食べ始めてから、湿疹や嘔吐などの症状が多くなった場合、食物アレルギーの可能性があります。

他にも、ハウスダストアレルギーや動物アレルギーなどがあります。

命にもかかわることもあるため、アレルギーの早期発見がとてもたいせつです。

2. アレルギー検査ができる年齢

いつからアレルギー検査を行うことができるの?

アレルギー検査は、生後4ヶ月の新生児や乳児から、行うことができます。

しかし、小さな赤ちゃんにとって、アレルギー検査はとても負担がかかります。

1歳以降にアレルギー検査をしても、とくに問題はありません。

1歳未満でアレルギー症状が強く出ている場合

強いアレルギー症状が出ている場合、複数の物質で強く出ている可能性があります。

ショック症状が出るアナフィラキシーが出る恐れもあります。

医師に相談したうえで、早めにアレルギー検査することを検討しましょう。

3. アレルギー検査を行える病院はどこ?

まずは、かかりつけの小児科で、アレルギー検査を行えるか確認をしましょう。

かかりつけの小児科でアレルギー検査が行えない場合、アレルギー科がある病院で検査が行えます。

一度、赤ちゃんのかかりつけの病院で確認を行いましょう。

4. アレルギー検査にかかる費用は?

アレルギー検査の費用は、検査する種類や病院により違いが出てきます。

代表的な血液検査の場合、保険適用で1,000〜4,000円程度かかります。

赤ちゃんの場合には、自治体により乳幼児医療助成制度を使うことができます。

アレルギー検査が助成の対象であれば、費用負担はゼロもしくは少額で済むと思われます。

保険の適用や助成の対象や方法については、病院や自治体で確認を行いましょう。

5. 具体的なアレルギー検査の方法について

アレルギーは何に反応して起こるの?

本来であれば害のない物質を、体が誤った反応を起こすことで、アレルギーが引き起こされます。

血液中にIgE抗体と呼ばれる、タンパク質でできた成分が作られ、これが害のない物質を攻撃します。

そして、アレルギー反応が起こる物質により、Ige抗体も変わります。

アレルギー検査はIge抗体が、どの物質に反応するのかを確認そして検査を行います。

アレルギー検査の種類について

大きく分けますと、アレルギー検査は2つに別れます。

血液検査

アレルギー検査の中でも、最も使われる検査方法です。

血液中にあるアレルギー反応を起こす、Ige抗体を調べることでアレルギーの原因となる物質を特定します。

血液検査の中でMAST33と呼ばれる方法があり、アレルギーを引き起こしやすい、代表的な33種類を使用して検査を行います。

他にもView36やMAST33に3種類の物質を追加した、MAST36があります。

どのアレルギー検査で行うかについては、病院により異なります。

皮膚検査

皮膚検査のメリットは血液検査に比べ、赤ちゃんの負担が少なく、2種類の検査方法があります。

1つ目のスクラッチテスト(プリックテスト)は、皮膚の表面を針で軽く傷つけて、アレルギーの原因となる物質を付着して、アレルギー反応が出るかを確認します。

2つ目のパッチテストは、アレルギーの原因となる物質を染み込ませた紙を、皮膚の表面に貼り付けて、アレルギー反応が出るかを確認します。

皮膚が赤くなった場合、アレルギー反応を引き起こしていることになります。

6. アレルギー検査の結果について

結果が出るまでにかかる時間

血液検査の場合、結果が出るまで1週間程度かかります。

皮膚検査のスクラッチテスト(プリックテスト)の場合、15〜40分程度で結果がわかります。

皮膚検査のパッチテストの場合、3日程度で結果がわかります。

血液検査の結果について

皮膚検査の場合には、皮膚の状態を見て判断するしかありません。

血液検査の場合には、アレルギーの原因となるIge抗体が、どの物質に反応するかをIge抗体値であらわします。

Ige抗体値の大きさにより、0〜6の7段階のスコアで分けます。

スコア0の場合には陰性、1の場合には疑陽性、2〜6になると陽性と判断されます。

ただし、スコアが高いからといって、必ずしもアレルギー反応が強く出るとはかぎりません。

7. アレルギー検査で陽性と出たら

今はアレルギー反応が出ていなくても花粉症のように、いきなり症状があらわれることもあります。

また、赤ちゃんのときに出ていたアレルギーになる物質が、成長するとともに症状が軽くなる、場合によってなくなることもあります。

なくなったと思ったら、今度は違うアレルギー物質が強く出ることもあります。

アレルギー検査をすることで、事前にアレルギーとなる物質を避けることもできます。

とくにアレルギー症状が強く出て命に関わる、アナフィラキシーが出る場合、アレルギー検査は有効となります。

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