子どもがウイルス性胃腸炎のときお風呂に入れていい?

1. ウイルス性胃腸炎とは?

ウイルス性胃腸炎は、原因となるウイルスに感染して起こる胃腸炎です。

嘔吐や下痢が引き起こされ、大体一週間ほどで自然に回復していく病気です。

乳幼児がかかりやすい病気の一つで、感染力が強いのが特徴です。

2. 子どものウイルス性胃腸炎

ウイルス性胃腸炎は冬場に流行することが多く、保育園や学校など集団生活の場で感染するケースがほとんどです。

それまで元気に過ごしていたのに急に嘔吐し始める、というパターンが目立ちます。

子供が突然嘔吐したときは

子供が嘔吐してしまったときは、二次感染を防ぐためにも排泄物に直接触らないように気をつけましょう。

手袋やマスクを着用して、排泄物に含まれているウイルスを吸い込まないようにすることが大切です。

汚れた衣類などは洗浄・消毒し、ティッシュやタオルなどは密封してすぐに捨てましょう。

3. ウイルス性胃腸炎にかかった子供への対応

身の回りのお世話

かかり始めは何度も嘔吐や下痢が続くため、衣類や布団が汚れてしまいがちです。

洗面器やゴミ箱にビニール袋や新聞紙などをしいて子供の近くに置いておくと、嘔吐の際に対処しやすくなります。

汚れた物はすぐに洗うか、空気に触れないようにしておくことで二次感染を防ぐことができます。

食事

嘔吐や吐きけが治まるまでは水分補給のみ行います。

その後、様子を見ながら消化吸収の良い食事を少しずつ開始します。

徐々に普段の食事に戻していきますが、無理は禁物です。

4. ウイルス性胃腸炎でお風呂に入ってもいい?

ウイルス性胃腸炎にかかっているからといって、特に入浴を控える必要はありません。

ただし、症状や全身の様子を見ながら無理のない判断をするようにしましょう。

かかり始めのとき

嘔吐や吐きけが強く、下痢が始まった初期のうちは入浴は控えた方が良いでしょう。

排泄物でお風呂を汚してしまう可能性があり、衛生的に良くありません。

家族への二次感染の恐れもあります。

嘔吐はなく、下痢のとき

嘔吐や吐きけはないものの下痢が続いている状態です。

こういったときは、元気があり本人が望むようであれば入浴しても構わないでしょう。

ただし、下痢で体力が低下していることもあるので、短時間の入浴で済ませることが大切です。

熱があるとき

38度以上の高い熱があるときは、入浴は控えましょう。

体力の低下や、症状を悪化させる恐れがあるからです。

どうしても体を洗いたいときは、温めた濡れタオルで体を拭くのが良いでしょう。

5. 入浴の際に気をつけること

ウイルス性胃腸炎にかかっているときの入浴で気をつけることは、入浴後の浴室の扱いです。

残り湯はウイルスが含まれている可能性があるので、洗濯などには使わないようにします。

浴室は清掃し、バスマットはすぐに交換しましょう。

タオルは共有しないようにします。

二次感染を防ぐため、これらのことに気をつけて気持ちよく入浴できるよう心がけましょう。

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