赤ちゃんのカンジダ皮膚炎の治し方・薬・ケア・対策まとめ

1. カンジダ皮膚炎とは?

カビの一種・カンジダ菌が原因で起こる皮膚の病気です。

赤ちゃんの場合、おむつの中や背中・わき・関節の内側などによく発症します。

カンジダ皮膚炎のおもな症状

  • 皮膚の赤み
  • 膿・かゆみをともなう赤い湿疹
  • 腫れ
  • ただれ

おむつかぶれと似ていますが、以下のような症状が出たらカンジダ皮膚炎の可能性が高いです。

  • 皮膚のくびれ・しわの中など、おむつが当たらないにも症状が出る
  • 患部の周りの皮がむけてカサつく
  • 患部とその他の部分の境目がくっきり分かれる

自然に治ることはほとんどない

ごく軽いおむつかぶれなら、ホームケアだけで治ることもあります。

一方、カンジダ皮膚炎は自然治癒することはほとんどありません。

「カンジダ皮膚炎かな?」と思ったら、早めに皮膚科か小児科に相談しましょう。

2. カンジダ皮膚炎に有効な薬

カンジダ皮膚炎の治療には、抗真菌薬が有効です。

症状がひどい場合は、抗炎症薬を併用することがあります。

薬を正しく使用すれば、たいてい1~2週間ほどで症状がおさまります。

ステロイド剤で悪化することがある

普通のおむつかぶれには、ステロイド剤が有効です。

しかし、カンジダ皮膚炎にステロイド剤を塗ると逆に悪化することがあります。

ステロイド剤を使い続けると皮膚の抵抗力が落ち、カンジダ菌が活発になってしまうためです。

おむつかぶれと間違えてステロイド剤を使ってしまうケースが多いので、十分注意しましょう。

3. カンジダ皮膚炎のホームケア

治療薬の種類を除けば、カンジダ皮膚炎とおむつかぶれのケア方法は似ている点が多いです。

治療中のケアはもちろん、予防のためにも重要です。

おむつはこまめに替える

おむつを長時間つけたままにしておくと、おむつの中が高温多湿になります。

カンジダ菌は高温多湿の環境を好むので、どんどん活動が活発になります。

また、下痢の便にはカンジダ菌がたくさん含まれています。

おむつが汚れたときやたくさん汗をかいたときは、早めに新しいおむつに替えましょう。

汚れを落とすとき、強くこすらない

便の汚れを落とすとき、ウエットティッシュなどで強くこするのは避けましょう。

強くこすると肌が傷つき、症状が悪化することがあります。

水で洗い流すか、霧吹きなどでたっぷり水をつけてからやさしく拭き取りましょう。

汗をかいたらシャワーを浴びる

汗をたくさんかいたら、ぬるま湯のシャワーでさっぱり洗い流しましょう。

カンジダ菌が繁殖しやすいしわ・くびれの内側も、しっかり洗いましょう。

石けんを使いすぎると肌に負担がかかるので、1日1回以下の使用ににとどめましょう。

すぐにシャワーを浴びられない場合は、濡れタオルで体を拭くだけでもずいぶん違います。

入浴後はしっかり肌を乾かす

入浴後、肌が乾ききらないうちにおむつや服を着せるのは避けましょう。

肌が湿ったままの状態でおむつや服を着せると、湿気がこもってしまいます。

肌が十分乾いたら薬や保湿剤でケアし、その後でおむつや服を着せましょう。

近所の皮膚科の病院を
探す・口コミを見る