子どもが水ぼうそうになったら食事や家でのケアはどうするべき?

1. 水ぼうそう(水痘)とは?

水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスにかかることで起こる病気です。

ウイルスの感染力がとても強いことから、学校や保育園は完治するまで出席停止になります。

水ぼうそうの症状

水ぼうそうに感染すると、1~2週間の潜伏期間があります。

潜伏期間のあと、次のような症状が出ます。

熱と赤い発疹

37度ほどの軽い熱が2~3日続き、虫刺されのような、赤い発疹がポツポツ出ます。

発疹は背中や足、頭皮や口の中など、全身に広がります。

かゆみのある水ぶくれになる

赤い発疹が出て数時間すると、水ぶくれに変わります。

かゆみが最も強くなるので、かき壊してしまうことがあります。

水ぶくれの中には水ぼうそうのウイルスが入っているので、水ぶくれを破いてしまうとウイルスが飛び散ります。

感染を広げてしまうだけでなく、傷あとになってしまうこともあるので、かき壊さないように注意することが必要です。

茶色いかさぶたになる

水ぶくれは少しずつ小さくなり、1週間~10日ほどで、茶色いかさぶたになります。

すべての水ぶくれがかさぶたになると、登校や登園が可能になります。

2. 水ぼうそうの家でのケア方法

水ぼうそうは、かゆみをともなう病気のため、感染している間は強いストレスを感じることになります。

家では、ストレスを減らして過ごせるようなケアを行います。

室温

体が汗ばむとかゆみが増すので、少し涼しいぐらいの温度設定にしましょう。

暖房を使う時期の場合は、肌の刺激になるので、室内の乾燥にも注意してください。

食事

食事に関する制限はありませんので、食べたいものや普段通りの食生活で大丈夫です。

スパイスや香辛料が使われているメニューは、体への刺激になることがあるので、控えたほうがいいです。

口の中に発疹ができている場合は、柔らかいものやスープなど、食べやすいものをあげてください。

入浴

体を清潔に保つ

熱や体調不良がなければ、入浴をすることができます。

肌を清潔に保つことが大切ですので、シャワーだけでも大丈夫です。

湯船につかるときは、体温が上がるとかゆみが強くなることがあるので、ぬるま湯にします。

シャワーを有効活用

かゆみが強いときは、温度を低めにしたシャワーで流すと、かゆみが落ち着きます。

泡で優しく洗う

発疹や水ぶくれをつぶさないように、泡をしっかり泡立てて、泡で体を洗います。

自分で上手に洗えない小さな子は、保護者が洗ってあげましょう。

3. かゆいときは冷やす

夜も寝れないほどかゆいときは、脇や足の付け根を氷などで冷やします。

脇や足の付け根には、太い血管があり、そこを冷やすとかゆみが落ち着きやすいからです。

冷やしすぎはだめですが、最もかゆい場所を直接冷やすのも効果的です。

4. 水ぼうそうの注意点は?

かき壊してしまった

少々のかきこわしは、消毒をすることが可能です。

ひどくかき壊してしまった場合は、傷が化膿する場合もあります。

ひどい状態のときは、病院を受診します。

高熱が続く

何日も高熱が続く場合、重症化すると肺炎髄膜炎などを引き起こすこともあります。

特に1才未満の子どもは、母親からもらう免疫で守られていると軽く済みますが、母親が免疫を持っていなかった場合は重症化するケースがあります。

ぐったりしているなど、様子がおかしいと感じるときは、早めに病院を受診してください。

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参考:病院で処方される薬